2016 夏号
表紙の写真 定時総会
TKK第63回定時総会開催報告
東海科学機器協会新副理事長 伊丹 勝司
平成28年5月11日午後5時半より6時半まで、ホテル名古屋ガーデンパレス3階「葵の間」にて開催されました。議事に先立ち八神理事長からご挨拶があり、その後規約に従い理事長が議長となりました。また議事録署名人には㈱栄屋理化の宮木康光様、㈱名古屋医理科商会の服部昌樹様が指名され、次いで定足数の報告により、会員総数105名中、出席者50名、委任状出席33名、合計83名で定足数を満たしている旨が告げられ速やかに議事に入りました。
まず第1号議案(平成27年度事業報告)は高木副理事長より資料に基づき、実施した事業や関係諸団体との交流事業などの詳細説明があり、異議なく承認されました。
次に第2号議案(平成27年度収支報告)については財務担当の木下副理事長から収入・支出についての詳細な説明があり、それを受け監事を代表して各務監事の監査報告がなされ、議場に諮ったところ異議なく承認されました。
さらに第3号議案(東海科学機器協会規約改定)が上程され、木下副理事長より本件については「財務担当の肩書としての会計理事の呼称追加ならびに事務局運営費の明文化」であるとの説明がなされ、特に質問もなく承認されました。
そして第4号議案(任期満了に伴う役員改選)について高木副理事長より説明がありました。本総会に向け、3月23日までに全会員に提示された新役員候補者の信任投票が4月15日にかけて行われたこと、またその開票作業が4月19日に伊勢久㈱会議室において二人の立会人である日陶科学㈱の山田光彦様、㈱マイセックの間宮収様のもとで実施されたこと、そして役員会が選出した15名以外に新たな推薦は無かったこと、などです。その後、立会人を代表し山田光彦様から「役員信任開票の結果、否とされる候補者はいなかった」旨の報告があり、議場に諮ったところ異議なく承認可決されました。そこで議事を中断し、新たに選出された役員は別室で第一回の役員会を開き、新理事長に高木裕明氏が就任しました。そののち議事が再開され議長は高木新理事長に交代しました。
再開の冒頭、新役員会の役職が紹介されました。引き続き第5号議案(平成28年度事業計画案)が上程され、伊藤新副理事長から説明があり承認されました。
最後に第6号議案(平成28年度予算案)が上程され、木下会計理事から詳細の説明がなされました。その中で、収入の部において会費の対象会員数と冒頭報告のあった総会員数との乖離について質問がありましたが、4月1日以降に一社退会があったことに起因する旨の説明により決議に入り、承認可決され全ての議事が終了しました。
なお総会事項ではありませんが、会員企業の後継者で組織するJET会の間宮康博会長より会の一年間の事業内容について説明を頂き、午後6時半散会となりました。
TKK第63回定時総会 挨拶
東海科学機器協会 八神 基
東海科学機器協会は、その前身であります日本理化学機器商工会東海支部として1953年(昭和28年)5月12日の設立以来、ちょうど明日で満63年となります。設立から7年後の1960年(昭和35年)5月に、今の東海科学機器協会へと衣替えをいたし、現在に至っております。
当協会は昨年6月に第23回最新科学機器展を催しましたが、この第1回は、今から半世紀前の1965年(昭和40年)10月、東京での全日本科学機器展開催に遅れること5年、地方協会としては最初の展示会を開催するという、進取の気性を持ち味とする歴史を誇って参りました。
「常若」という言葉があります。常に若い状態を言い表しますが、とりわけ日本人の心の柱=伊勢神宮での20年ごとの式年遷宮の神事を指して、この「常若」が使われます。衰えることなく、瑞々しいエネルギーを次の世代へ伝え、歴史を営々と継続させる仕掛けなのでしょう。
ちょうど私も当協会の理事を拝命して満20年となりました。TKKの役員規定では、改選のある定時総会開催日時点で、満70歳以上の役員は身を引くとの役員定年制を設けています。私は、理事で2期4年、副理事長で7期14年、理事長として1期2年、都合20年間、年齢では50歳から70歳の間、TKKと人生を重ねて参れましたのも、皆様方からの温かいご支援があったればこそと感謝申し上げます。
今日の定時総会では、明日からのTKKを担う役員候補の方々をご披露いたしますが、是非とも皆さまのご賛同を頂戴して、「常若」を?ぎ、さらに力強く・進取果敢の気概に満ちたTKKを作り続けていただきたく存じます。
本日の議案は6つと、盛りだくさんでありますが、議場の皆さまのご協力を得て、円滑に進めて参りたく存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
東海科学機器協会 理事長就任挨拶
東海科学機器協会新理事長 高木 裕明
この度、東海科学機器協会の理事長に推挙頂き、先程就任しました高木でございます。岡野前々理事長、八神前理事長と素晴らしい理事長の後を受け、誠に見劣りする理事長で恐縮でございますが、これから2年間精一杯頑張って参りますので、ご支援の程、宜しくお願い致します。
先ずもって、先般の熊本地震にてお亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々の一日も早い復興をお祈りしたいと思います。このような自然災害が起こるたびに、我々人間の無力さを感ぜずにはおられません。今後も科学技術の向上により少しでも自然災害に強い社会、強いシステムを作っていかないといけないと思います。
日本の財産は私たち勤勉な国民と科学技術であります。本年度から5年間の第5期科学技術基本計画が始まりましたが、科学技術の伸展に終わりはありません。求められる技術的要求は無限であります。そして当地区は名古屋大学を始めとした基礎研究拠点も多く、何よりものづくりの集積地であります。皆様もご存じの通り愛知県は40年近くに亘って製造品出荷額は断トツの全国第一位の県であります。又、余り知られておりませんが、お隣の三重県は実は一人当たりの出荷額では全国第一位であります。そして自動車業界を中心としたものづくり拠点を支えているのが私たちの科学機器業界であります。
科学技術の伸展無くしてものづくり産業が品質を向上し、世界で戦っていくことは出来ません。
これからはMRJに代表される航空宇宙産業も当地区において大きな産業に育って参ります。私達一人一人の力は小さくとも、TKK105社がお互いに切磋琢磨し努力することにより当地区の科学技術の振興が成し遂げられるものと思います。本年もTKKとして会員企業の皆様方の親睦の場、情報交換の場を提供して参りますので奮ってご参加頂けますようお願い申し上げます。
少し気が早いかもしれませんが、2年後にはTKK創立65周年を迎えます。又、最新科学機器展の開催も予定されております。本年度から少しづつ準備を始めて行きたいと考えております。これら事業の運営に関しご要望などございましたら何なりとお申し付け頂きたいと思います。
今年の新年懇親会の席上、八神前理事長よりTKK運営体制の若返りを果たしたいと言うご挨拶がありました。私はそんなに若くはありませんが、他の役員の皆さんは若くて優秀な方ばかりです。皆さんのお知恵を拝借し、会員企業の皆さんのお役に立てる事業運営を目指して参りますのでご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。
最後になりましたが東海科学機器協会の発展と皆様方のお会社のご隆盛を祈念しまして、理事長就任に当ってのご挨拶とさせていただきます。
新理事就任 挨拶
勉強させていただけることへの感謝
東海科学機器協会新理事 青山 英資
この度、東海科学機器協会の理事を拝命いたしました、㈱サンメック 代表取締役 青山英資です。
簡単ではございますが自己紹介させていただきます。弊社、自宅ともに三重県四日市市在住ですが、愛知県出身の両親のもと名古屋市瑞穂区で生まれました。創業者である父がさまざまな繋がりを経て四日市市内で起業したことで未就学児であった私を含む家族4人で四日市へ移り住みました。弊社入社後は現在も所属しておりますJET(当協会二世会)で次世代経営者としての資質向上、事業継承に必要な知識習得をする機会をいただくなかで多くの諸先輩にお会いできたご縁から今回の拝命に至ったと理解しております。
よくご存じのとおり、3県で構成されているTKKは、愛知県内の会員企業様が大半を占めておられますが、少数派の三重県会員企業だからこその役割があるのではないかと考えながら寄与していきたいと考えております。
JETで大変お世話になった諸先輩方の近くでまた勉強させていただけることへの感謝、そして、あらためて自己研鑚に努めていくと同時に、東海地区の経済状況を感じ取りながら、科学機器協会発展に微力ながら貢献していく所存であります。今後もご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
新理事就任 挨拶
重責を果たせるよう活動して参ります
東海科学機器協会新理事 鍵井 健一
この度、東海科学機器協会の理事を拝命致しましたアズワン㈱名古屋支店の鍵井健一と申します。又、次回の最新科学機器展実行委員会副委員長も仰せつかりましたので、この重責を果たせるよう活動して参ります。
私はアズワンに入社後、大阪を皮切りに東京と仙台での勤務を経て、昨年4月より名古屋で勤務をさせて頂いております。自動車産業をはじめ、これから主要産業となっていくであろう航空機産業もありと、日本のものづくりの中心である東海地区で勤務させて頂いている事を非常に嬉しく思うとともに、今後、中部経済が益々活況になっていくものと期待しております。
名古屋に赴任してからまだ1年しか経っておらず、不慣れな点や不勉強な点も多いかと思いますが、東海科学機器協会の発展と次回最新科学機器展の成功に、微力ですが貢献できるよう頑張って参りますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
新理事就任 挨拶
東海科学機器協会に貢献したい
東海科学機器協会新理事 西川 昌伸
この度、新役員として理事を拝命いたしました、エスペック株式会社名古屋営業所の西川昌伸と申します。宜しくお願い致します。
この4月に名古屋営業所に着任するまでは滋賀営業所に勤務しており、プレイングマネージャーとして京都・滋賀エリアでのユーザー担当をしておりました。この度のTKK役員就任を機に東海エリアの科学機器業界の発展に努めて参ります。
為替相場の変動や株価の乱高下などの不安要素も多いですが、東海エリアにおきましては、
自動車・航空機関連市場を中心に設備投資も底固く推移しており、輸出も一時的な落ち込みは見られるもののASEANを中心に拡大の気配もございます。先日はG7伊勢志摩サミットも開催され、各国首脳や国際機関代表者に先端技術にも触れていただき、いいアピールの機会となり今後の地域経済効果も期待出来ます。ますます拡大を続ける中部経済と東海科学機器協会の発展に貢献できるよう努めて参る所存です。
今後とも会員の皆様のご指導・ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。
平成27年度 事業報告
第62回定時総会の開催
平成27年5月12日(火)PM5:30~6:20
ホテル名古屋ガーデンパレス 3F葵の間
出席者/82名(内訳 本人出席52名、委任状30名)
議事
第一号議案 平成26年度事業報告の件
第二号議案 平成26年度収支報告の件
同 監査報告
第三号議案 平成27年度事業計画承認の件
第四号議案 平成27年度予算案承認の件
議 長 東海科学機器協会理事長 八神 基
議事録署名者 ㈱マイセック代表者 間宮 収
議事録署名者 ㈱栄屋理化代表者 宮木康光
平成27年度研修会の開催
平成27年6月10日(水)~11日(木)
名古屋国際会議場 135会議室
参加者/6月10日(水)真空関連機器 16社36名
6月11日(木) 環境分析 15社34名
最新科学機器展で開催されました日科協主催「科学機器学習教室」を27年度研修会とし、受講料の半額を補助し会員社員の参加を促進いたしました。
第23回最新科学機器展及び最新技術セミナーの開催
平成27年6月10日(水)~12日(金)
名古屋国際会議場イベントホール/会議室 出展社数118社(前回97社)、出展小間数119小間(前回112小間)最新技術セミナー数/32テーマ来場者数(登録者数)4,349名(10日/1,360名、11日/1,454名、12日/1,535名)、セミナー聴講者数/1,355名
会場を名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)から会議室設備の充実した名古屋国際展示場に移し開催いたしました。記念講演として、10日に名古屋大学特任教授ナショナルコンポジットセンター総長補佐石川隆司氏より、「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合素材の諸産業への応用と展望と、名大ナショナルコンポジットセンターについて」、11日に(一社)愛知県計量連合会副会長、トヨタ自動車㈱計測技術部次長 大竹英世氏より、「計測データはモノづくり現場の共通言語」の講演をいただきました。交通の便宜を図るため、最寄りの金山駅から会場までの無料のシャトルバスの運行を初の試みとして実施、又、トヨタ自動車㈱様から、燃料電池車「MIRAI」の展示協力をいただきました。
ファミリーイベントの開催
平成27年8月30日(日)
第8回名古屋港水族館見学会
参加者/20社176名(大人101名子供75名)
(昨年25社178名)
ファミリーイベントとして第8回名古屋港水族館見学会を開催しました。8月10日締切りで募集を行いましたが、7月16日時点で定員に達し締切りとなりました。締め切り後にも4社22名の応募が届きましたが、昼食会場のスペース上お断りいたしました。相変わらず根強い人気の水族館です。一通り水族館を見て回った後、レストランで昼食をとりながらクイズを行い、皆様に景品を獲得していただきました。
第54回野球大会の開催
平成27年10月17日(土)、平成27年10月31日(土)
北区洗堰緑地公園野球場 参加/13チーム
優勝:㈱島津製作所、準優勝:㈱堀場製作所、
3位:理科研㈱
第54回大会の優勝は5年ぶり5度目の島津製作所チーム、準優勝は戦力を調えて参戦した堀場製作所チーム、3位には昨年の覇者理科研チームの入賞となりました。参加チームは昨年同様の13チーム、徐々にではありますが増加傾向となっております。
第45回HOKT会
平成27年10月29日(木)~30日(金)
北陸・大阪・京都・東海の各科学機器協会持ち回りの懇親会で、今回は大阪科学機器協会が担当参加4協会28名
当協会からは、木下副理事長、中川理事、伊藤理事、岡野理事の役員4名が出席し各地区協会と懇親を深めました。次回幹事は北陸科学機器協会。
平成27年度 技術見学会の開催
平成27年11月27日(金)
サントリー山崎蒸留所を訪問 参加者/14社20名
「サントリーの歴史」と「シングルモルトウィスキー」を中心としたセミナー受講後、製造の各過程、保管庫等を見学。普段は見学者が立ち入れない場所もご案内いただきました。
平成27年度 新年懇親会の開催
平成28年1月19日(火)PM6:30~8:00
ホテル名古屋ガーデンパレス 3F葵の間
参加者/62社81名 来賓/1社2名
TKK新春懇親会は、会員相互の情報交換の場として重要な役目を果たすようになりました。特別メニュー「鉄板焼き」、パフォーマンス「名古屋のちんどんべんてんや」、更に恒例の抽選と大いに盛り上がりました。
第25回ボウリング大会の開催
平成28年2月19日(金)PM6:30~8:00
ブランズウィックスポルト名古屋
参加/24社159名40レーン
団体:優勝 ㈱カークAチーム 準優勝 ㈱カークBチーム 3位 三弘計測サービス㈱
個人:優勝 九鬼正継様(㈱カーク)、準優勝 粟田道夫様(オザワ科学㈱)、3位 大竹秀貴様(ハヤシ化成㈱)
定員160名で募集し、当日1名欠席の24社159名で開催いたしました。今年度は㈱カーク様チームの活躍が目覚ましく、参加された2チームが、団体の部の優勝・準優勝及び個人の部も優勝者を輩出されました。
TKKの関係諸団体等との行事
H27.06.07/第63回日本理化学硝子機器工業会全国大会出席(八神理事長)
H27.06.26/(一社)日本科学機器協会総会出席(八神理事長、高木副理事長)
H27.09.01/(一社)日本科学機器協会・臨時総会出席(八神理事長、高木副理事長)
H27.09.09/日科協相談役㈱堀場製作所最高顧問堀場雅夫氏の「お別れの会」出席(八神理事長)
H27.10.29-30/第45回HOKT会出席(木下副理事長、伊藤・中川・岡野理事)
H27.11.16/日科協70周年記念式典出席(八神理事長、木下副理事長)
H28.01.12/日科協理事会・臨時総会・賀詞交換会出席(八神理事長、高木副理事長)
TKK会員増強活動科学機器業界は、あらゆる産業の研究開発を支援しており、わが国が科学技術創造立国であり続けるために不可欠な存在です。そのためには、TKKの幅も厚みも益々充実しなければなりません。本年度は2社の入会、1社の退会がありました。平成28年3月終了時点では、105会員となります。会員増強活動は継続していかなければならない課題と承知しております。皆様の御協力も重ねてお願いいたします。
役員会・委員会等の開催
平成27年4月より平成28年3月まで26回の開催
役員会/11回、最新科学機器展実行委員会/4回、事業改革委員会/3回、編集委員会/8回、
役員会
第1回/H27.04.07
名古屋国際会議場 221会議室
定時総会・懇親会、事業推進、最新科学機器展について
第2回/H27.05.12
ホテル名古屋ガーデンパレス5F松の間
定時総会・懇親会、事業推進、最新科学機器展について
第3回/H27.06.02 BK協会503会議室
事業推進、最新科学機器展について
第4回/H27.07.07 東京第一ホテル錦
日科協総会理事会及び総会報告、事業推進について
第5回/H27.09.08 BK協会503会議室
日科協臨時理事会・JASIS2015報告、事業推進について
第6回/H27.10.13 BK協会503会議室
事業推進について
第7回/H27.11.10 BK協会408会議室
事業推進について
第8回/H27.12.08 年魚市
日科協70周年記念式典報告、事業推進について
第9回/H28.01.19 ホテル名古屋ガーデンパレス5F竹の間 日科協理事会・臨時総会報告、事業推進について
第10回/H28.02.09 BK協会503会議室
平成28-29年度役員体制、事業推進について
第11回/H27.03.08 BK協会503会議室
定時総会準備について
最新科学機器展実行委員会
第9回/H27.04.07 名古屋国際会議場 221会議室
展示会場・記念講演会場・セミナー会場の確認、当日配布資料等について
第10回/H27.05.12 ホテル名古屋ガーデンパレス 5階松の間
展示会運営の流れ確認及び担当者の確認他
第11回/H27.06.02 BK協会503会議室
展示会運営の最終確認
第12回/H27.07.07 東京第一ホテル錦
開催結果報告及び反省会
事業改革委員会
第1回/H27.10.13 BK協会503会議室
来期役員体制について
第2回/H27.11.10 BK協会5階レストラン
来期役員体制、内規の見直し等
第3回/H28.01.19 ホテル名古屋ガーデンパレス5F竹の間 来期役員体制、表彰対象者確認
編集委員会
第1回/H27.05.07 BK協会407会議室 年間計画、夏号企画、携帯版会員名簿
第2回/H27.06.22 BK協会407会議室/夏号校正
第3回/H27.08.05 銀座アスター 秋号企画、日科協70年史記事
第4回/H27.09.16 BK協会407会議室 秋号校正
第5回/H27.11.10 BK協会407会議室 新年号企画
第6回/H27.12.16 BK協会407会議室 新年号校正
第7回/H28.02.02 晴海荘 春号企画
第8回/H28.03.15 BK協会407会議室 春号校正
TKK会報誌の発行等
H27年度 第1号 H27.06.30 夏 号vol.355 220部
H27年度 第2号 H27.09.30 秋 号vol.356 220部
H27年度 第3号 H28.01.04 新年号vol.357 220部
H27年度 第4号 H28.03.25 春 号vol.358 220部
以上、会報誌4回発行
平成28年度 事業計画(案)
北陸科学機器協会 創立30周年記念祝賀会
東海科学機器協会副理事長 伊藤 弘一郎
平成28年6月3日(金)ホテル日航金沢鶴の間に於いて北陸科学機器協会創立30周年記念祝賀会が盛大に執り行われました。
まず初めに第1部では、北陸科学機器協会 勝木繁新理事長からご挨拶がありました。北陸三県の富山、石川、福井のそれぞれの県の喩えを交えて以下のように紹介して頂きました。
「富山は越中強盗と喩えられ、越中富山の薬屋を代表されるように商売が上手できっちり儲ける事ができる喩えとなっています。また教育熱心な県で、ノーベル賞を受賞された田中耕一さんも富山県出身です。石川は加賀乞食と言われており、徳川時代に百万石を維持するために、あえて事を荒げずに大人しくしている喩えです。石川の県民は、まじめで、大人しく、頑張り屋が多いです。福井は越前詐欺師と言われています。人を騙すと言う意味ではなく、感心するほど商売上手で、がっちり利益を確保するという喩えです。そのDNAを受けついて福井県は社長の輩出率が高いことでも有名です。
越中強盗、加賀乞食、越前詐欺と喩えや聞こえは悪いですが、北陸三県の県民性は仕事を一生懸命に行い、顧客や仕入先、社員、社員の家族を大切にする土地柄です。市場においても、自然に恵まれ、まじめな労働力もあり、古くから産業が栄え、大学などの教育機関も充実し工業立県、教育立県を目指す行政にも恵まれ、人口は三県で300万人ほど、工業出荷高は全国の2%と言われボリュームは小さいですが、バリエーション豊かな市場だと思います。
この恵まれた市場で、県民性を十分に活かし今後の激動の経済環境の中で、真にお役に立てられる業界人を育て、北陸科学機器協会加盟37社と力を合わせて切磋琢磨して、今後40周年、50周年を目指して新たに一歩踏み出していきます。
組織や人材育成の格言に手を離して目を離さず、目を離して心を離さずという言葉があります。我々北陸科学機器協会は、30周年の歴史を守り、活動を守り、お互い協力してまいります。しかし交通は便利になったとはいえ、地方であることは否めません。今まで通り、心はなさず、温かく見守ってください。」
その後、一般社団法人 日本科学機器協会 矢澤英人会長より祝辞を頂き、歴代理事長の細川式部様と米田憲司様に記念品が贈呈されました。
第2部では、記念講演として「出会いを活かす」~私が野球から学んだこと~と題して元プロ野球選手の小早川毅彦様のご講演を聞かせて頂きました。人生において、謙虚で素直になり、継続して行く事が重要で、一番大切な事は、人との関わりを大事にすることと教わりました。
最後に第3部の祝宴では、鏡割りの際、当協会からも高木理事長と木下会計理事が参加され、景気よく鏡割りされました。楽しい祝宴もあっと言う間に時間も経ち、最後の中締めに当協会の岡野忠弘相談役がされ、素晴らしい五行歌のもとで閉会となりました。
第46回HOKT会開催報告
東海科学機器協会理事 岡野 裕史
日時:2016年6月2日(木)
場所:片山津ゴルフ倶楽部・加賀コース
北陸科学機器協会が担当幹事をとなり第46回のHOKT会が、大阪4名、京都4名、北陸11名、東海5名の総勢24名にて挙行されました。
当協会からは伊藤副理事長、伊丹副理事長、木下会計理事、中川理事、岡野理事が参加しました。
場所は片山津ゴルフ倶楽部でした。白山コース、日本海コース、加賀コースと全54ホールを抱える日本海最大級規模のゴルフ場であり、その中でも全長7000ヤードを越える加賀コースでのプレイでした。10時37分スタートし、顎の高いバンカー、砲台のようなグリーン、先が見えないコース形状など豊富なレイアウト、明らかにボールが流されているのが判る強風など日差しは弱かったものの、厳しいコースとなりました。しかし、怪我も無く全員が楽しくラウンドを終えることができました。
翌日の北陸科学機器協会30周年の記念式典に参加しやすいご配慮で、懇親会は表彰式と併せてラウンド終了後に、近くのホテルアローレにて開催されました。宴席では、大阪科学機器協会の井内副理事長様にて、ご挨拶と乾杯が行われ、和やかに懇親を行うことができました。宴会も終盤に差し掛かった頃、いよいよ成績発表となりました。今年も当協会の伊藤副理事長が昨年に続き、見事優勝されました。準優勝は北陸の酒田相談役、3位も北陸の前野理事となりました。伊藤副理事長から優勝の弁があり、来年は当協会が当番幹事となる為、ぜひ楽しみにしていただきたい旨、皆様にお伝えしました。
最後に、北陸科学機器協会の米田前理事長と、勝木新理事長が挨拶をされ閉会となりました。
今年も、当協会としましては、1位、12位、17・18位と、24位(ラスト)とそれぞれの順位に分布となり、HOKT会における存在価値向上に貢献できたと感じております。
2016年度第38回 JET定時総会報告
㈱マイセック 間宮 康博
場所:ラグナスイート名古屋・2階【アジアンスイート】
報告者:㈱マイセック 間宮康博
2016年4月13日水曜日にラグナスイート名古屋にて第38回 2016年度JET定時総会を開催しました。今回も昨年と同じ場所で、モダンな落ち着いた部屋の雰囲気の中、始まりました。
今年は昨年のような役員改選や主催するYES行事など、目玉となる議題がないことから、会終盤のセレモニーもあり、時短且つ中身のある議事進行(タイムマネジメント)を役員の皆様に心掛けていただきました。
開会のあいさつから始まり、2015年度事業報告及び2015年度会計報告を行い、会員各位からご承認をいただきました。
続いて2016年度事業計画案及び2016年度予算案の報告を行い、会員各位からご承認をいただきました。そして会終盤、セレモニーとして約20年間JET運営を支えてきた壽化工機㈱の伊丹様がご卒業され参与に就任されることから、改めてJETで集まる意味の格言と激励をいただきました。また最後には、JET含む関係者並びに親交のある皆様から送る言葉を寄せ書きした色紙を贈り、サプライズ?もあり、無事総会を終えることができました。
引き続き、同じ場所で懇親会を開き、お酒を酌み交わしながら、今後の活動を含め懇親を深めていきました。恒例の記念撮影をして、会を締めくくりました。
会員の皆様、ご協力ありがとうございました。
今年1年どうぞよろしくお願いいたします。
YES代表者会議レポート
㈱マイセック 間宮 康博
日時:2016年5月12日(木)
会場:レオパレスホテル博多
参加者3名:㈱マイセック・間宮、名古屋科学機器㈱・岡野、㈱木下理化・木下
今年は九州の九若会主催により、博多駅すぐ近くの「レオパレスホテル博多」にてYES代表者会議を行いました。昨年はJET含む4地区の役員改選もあり、変な緊張感がありましたが、今年は九若会のみで、皆様の顔ぶれや段取り等わかっていたこともあり、今回参加3度目にして、初めて落ち着いた気持ちで代表者会議を迎えることができました。
さて会議では、先ずSJC代表常任幹事の荻田さんの挨拶から始まり、続いて各地区の代表者から昨年度活動報告と今年度事業計画の発表があり、様々な切り口や取り組み方をお聞きし、とても参考になりました。また各地区課題もたくさんあり、それに対して活発な意見交換ができたことは、今後のJETの中で活かしていきたいと感じました。
その他、12月にYES交流会を主催するORKⅡ会代表幹事の吉田様よりご案内があり、JETとしてもたくさん参加できるように働きかけたいと思いました。
会議終了後、隣室で懇親会を行い、各地区の皆様と親睦を深め、会終盤においては、ちょっとした手品の披露もあり、とても有意義な時間を皆様と過ごすことができました。やはり各地区の皆様と話し合うことで、お互いのチャンスに変えることもできる、このような懇親会や交流会は良いものだと改めて強く感じることができました。
最後に、今回設営準備にあたられた九若会の皆様、とても良い場所のご提供・ご配慮を下さりましたこと、改めて御礼申し上げます。
㈱チノー 名古屋支店 鈴木 貞二
㈱チノー 名古屋支店 鈴木 貞二
株式会社チノー名古屋支店の鈴木です。本年4月より前任者から引継ぎ名古屋支店長に着任しました。
東海地区への赴任は今回が初めてということもあり、まだ分からないことが多く有ります。少しずつこの環境に慣れ親しんでいきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。当社は、温度センサ・放射温度計・熱画像カメラや記録計・調節計等の工業機器単品の他、燃料電池評価装置をはじめとする顧客要求に基づくカスタム装置を製造販売しております。
この東海地区は自動車・航空機産業に関わる民間企業の生産・研究拠点が集積する地区でもありますので、素材・部品の試験研究や熱処理工程、完成品の評価試験など当社の強みを発揮できる場が多く有ります。
今年は当社設立80周年を迎える記念すべき年です。この記念すべき年を契機にますます業績が拡大できるよう、また少しでも会員の皆様のお役にたてるよう邁進して参ります。皆様のご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
豊かな社会づくりに貢献します
パナソニックヘルスケア㈱ 吉田 武志
私たち、パナソニックヘルスケア株式会社は、たゆみない努力で、健康を願う、すべての人びとに新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献します。
此の度、中部地区及び東海科学機器協会にお世話になることになりました、吉田と申します。初めての土地で慣れない環境に未だ戸惑いも覚えますが、何より新たな発見や素晴らしい出会いをとても楽しみにしております。
One for All , All for One の精神を心掛けて、誠実で、頼り甲斐のある、魅力あふれるチームづくりを目指します。微力ながら、少しでも業界の発展や活性化のお手伝いが出来るよう、精一杯、取り組んでいく所存です。
プライベートでは、趣味の時間を大切にして、クルマと、テニスで、溜まったストレスを、ぶっ飛ばします!どうぞ、温かく迎えてくださり、気軽にお声掛けくださいますようお願いいたします。
今後共、社員一同、ご指導を賜わりますようお願い申し上げます。
「道は一つ、共に進もう」を合言葉に
ジーエルサイエンス㈱ 名古屋営業所長 井上 群雄
2016年4月1日より、ジーエルサイエンス㈱名古屋営業所長を拝命いたしました井上と申します。
当社は1968年(昭和43年)2月にガスクロマトグラフ用のカラム充填剤及び消耗部品の製造・販売を目的として、東京都新宿区にガスクロ工業㈱として設立されました。1973年(昭和48年)3月に、名古屋出張所(現名古屋営業所)を開設し、1990年(平成2年)2月にジーエルサイエンス㈱に社名を変更いたしました。
当社『創立の根本精神及経営理念』は、「社会に対し社会性を十分発揮してその存在価値を高め、社員個々の幸福を勝ち取り、企業の維持、発展をならしめ、そこから得られた技術や利益を株主、社員、社会に公正に分配する」とし、創立以来のスローガン【道は一つ、共に進もう】を合言葉に社員一同日々の業務に励んでおります。
名古屋営業所は昨年6月に移転し「車道駅」から「千種駅」に最寄り駅が変わりました。駅からも近くなり、ビルも少しきれいになりましたので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りいただければと思います。
私自身は名古屋に赴任するのは初めてですが、独自の食文化と名古屋市内の緑の多さに日々感動しながら頑張っております。今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
精密測定機器のトップ商社をめざします
宇野㈱ 東日本営業部 中部ブロック 稲葉 秀樹
この度、東海科学機器協会に新規入会をさせて頂きました宇野株式会社でございます。当社は、1952年創業で、来年で65周年となります。
本社は大阪市中央区にあり、全国16拠点と都道府県にエリア担当を在籍させておりますので、ほぼ国内において活動できる体制をとっております。海外にも、タイとベトナムに拠点を持っております。
東日本営業部、中部ブロックとしては、愛知県、三重県、岐阜県、静岡西部、北陸の石川県、富山県、福井県をエリアとしております。
当社は、精密測定機器の卸商社です。ものづくりには、削る 測る 検査校正という流れがございますが、この工程に必要な商品をメーカ-様、仕入先様の御協力の元、販売させて頂いております。当社はあらゆる精密測定機器を販売させて頂いておりますが、ものづくりにおいて品質の向上は不可欠であり、正しい管理が重要となってまいります。測定卸商社として平成26年にISO9001を取得し、高度な校正、迅速なサ-ビス、コスト削減をモット-に校正受託サ-ビスとして、株式会社ノイタービラックを設立致しました。
弊社にお任せいただければ、測定の販売、管理、校正まで全てスピ-デイ-に御満足頂ける体制にありますので、ぜひともお声をかけて頂きたいと思っております。何卒、宜しくお願いいたします。
東海科学機器協会の皆様には入会の御承認を頂きました事、深く感謝申し上げます。入会を機に尚一層の深い関係を構築できるよう努力させて頂きますので御指導と御鞭撻を受け賜りますよう宜しくお願いいたします。
かきゃああんたも サラリーマンゴルファー
㈱島津製作所 名古屋支店 元森 渉
しーんとした静寂の中、乾いた金属音が松林の中に響き渡ります。拍手がパラパラと起こり、少しの間の後にその時が来ました。「島津製作所元森選手!」。心臓が高鳴り、体に力が入らず、震えそうになる手でボールをティーに乗せ、素振りを2回、いつも通りクラブを振ったつもりですが、その時のことはあまりよく覚えていません。
2015年10月10日茨城県の筑波カントリークラブ。サラリーマンゴルファーが4名による団体戦と個人戦で実力を競う、おそらく一番メジャーな大会である日経カップに、島津製作所のメンバーとして出場した時のことです。本当に全く自慢をするために書くわけではございません。むしろ失敗談ですが、とても貴重な経験をさせて頂きました。父親の影響と高校時代のキャディーのアルバイトがきっかけで、若くしてゴルフに目覚め、我流の約30年ベテランゴルファーですが、本当に難しく奥の深いスポーツだとあらためて実感しました。メンバーコースも持たず、ろくに練習も出来ない(しない?)東京での単身赴任生活の中で、長いゴルフ歴でかろうじてメンバーに選ばれ、他の3名に引っ張って貰い、出場2年目で最大の目標だった予選通過を果たした決勝ラウンド。残念ながら、こんな調子ですから個人的には結果は散々で、チームとしてもハードなセッティングと決勝の独特の雰囲気で、思うような結果を残せませんでした。
貴重な試合経験を経て、とても悔しくリベンジしたいという思いと、もうあの緊張感は嫌で、もっと気楽にゴルフをしたいという、正直両方の気持ちがあります。ただ単身赴任生活から名古屋に戻った私は、前より少し落ち着いてゴルフが出来るのではないかと楽しみにしているところです。もう少しうまくなりたいという欲が芽生えてきたので、好きな酒を控え、休日は出来るだけジョギングや水泳で体を動かし、練習場ではすぐに分かったと勘違いせず、左手で出来るだけ鞄を持つようにし、横断歩道の幅を歩測したりしながら、家では道具の手入れをし、サラリーマンゴルフを楽しみたいと思います。ゴルフがきっかけでお客様や取引先の方々とも親しくなれましたし、社内の人脈も広がりました。これからも続けて行きたいと思いますので、皆様是非お誘い頂ければ有難いです。宜しくお願い致します!
かきゃああんたも 男のリトマス試験紙
㈱伸栄科学 松澤 祥
最高のアクション映画俳優、シルヴェスター・スタローン。1970年にデビューしてから現在まで様々な映画に出演し、今なおハリウッドの第一線に君臨する最高のアクションスター。
題名を見て、すぐにピンと来た方は彼のファン(もしくは木曜洋画劇場好き)かと思います。
かつてテレビ東京系列で放送されていた映画番組『木曜洋画劇場』、その番組のCMでスタローンは「男の教科書(追撃者)」や「男のカーナビ(ドリヴン)」、そして題名にある「男のリトマス試験紙(コブラ)」などと銘打たれていました。
スタローンの代表的な出演作といえば「ロッキー」や「ランボー」など、どれも筋肉に物を言わせる作品ばかりです。不屈の精神と、その見事なまでに鍛え上げた肉体で繰り広げられるキレのある激しいアクションに魅了された方も少なくはないでしょう。
また、脚本から監督までこなし、どの時代でもヒット作を生み出す映画作りに対する情熱は、とても素晴らしいと思います。
代表作の一つであるランボーシリーズでは主人公のジョン・ランボーを演じていました。
本シリーズは現在4作品あり、2作目以降の作風から「ランボー=筋肉モリモリマッチョマンが悪党をバッタバッタと倒して行く痛快アクション映画」というイメージをもたれがちです。しかし1作目、本来のランボーはそんなイメージとは異なり、ベトナム戦争で心に傷を負い、帰国後は冷遇され就職先もなく孤独と無理解に苦しみ、体型は痩せて陰鬱な表情をした青年でした。そんな暗く悲しいアメリカと、後遺症に苦しむベトナム帰還兵の悲哀を物語の軸に、反戦映画として作られた作品・・・それがランボーなのです。
またロッキーシリーズでは主人公のロッキー・バルボアを演じています。
当時、全くの無名俳優だったスタローン自らが、たったの3日でこの作品の脚本を書き上げたというのは有名な話です。こちらも続編の影響でスポコン映画というイメージをもたれがちですが、実は1作目は完全なヒューマンドラマなのです。
本業のボクシングだけでは生活できず、素質はあるのにこれといった努力もせず、マフィアの手先のような仕事で、はした金を稼いではいるものの、根は優しくまじめ故に本当のマフィアにもなりきれず・・・というすべてが中途半端なロッキーが自分の人生にケリをつける。映画史上最も観る者に影響を与えた映画の一つなのではないでしょうか。
御年69歳の今なお衰えることのない肉体美とアクション。常に先を見据え新たなことに挑戦をしていくその姿は、ロッキー・ザ・ファイナルで「どんなに強く打ちのめされても・・・こらえて前に進み続けること」を信念とし「心は歳をとらない」ことを証明してみせたロッキーそのものです。
現代人の多くは、人生の半分を仕事に費やすといっても過言ではありません。せっかくなら彼のように、人生の半分を費やすに値する情熱的で成長出来る仕事をして行きたいものです。
かきゃああんたも 戦国残照
新光電子㈱ 名古屋営業所 板橋 徹
小学校時代の恩師とその当時放送されていたNHKの大河ドラマ『徳川家康』の影響を受け、長い間戦国時代の歴史に興味を持って参りました。学生時代には悪友たちと徹夜までして傑作歴史ゲーム『信長の野望』に没頭し、バーチャルな世界で天下統一に鎬を削っていた時期もありました。
そんな生粋の戦国オタクの自分ですが、2年前に生まれ故郷、仙台から尾張名古屋への単身赴任を拝命した際に真っ先に思い浮かんだことは、「好きなだけ城や名所・旧跡巡りが出来る!」ということでした。
実際に日頃の営業活動で愛知県内を回ると、やはり戦国時代の中心地の名に違わず、出るわ出るわの城・名所・旧跡の数々!名古屋市内の中心に聳え立つ誉れ高い名古屋城は言うに及ばず、西には清洲城、北には小牧山城、東には岡崎城、南には桶狭間古戦場等々、マニアには垂涎の的に溢れ、笑いが止まりません。
実際に現場を訪れ、頭の中で400年以上前に思いを馳せると、出陣前に敦盛を舞う信長公、山上に翻る家康公の『厭離穢土 欣求浄土』の旗印と金扇の馬印、それを目にして地団駄を踏む羽柴筑前守時代の秀吉公の御姿などなどを妄想してしまいます。
中部地方の他の場所にも、是非訪れてみたい場所は沢山あります。戦国の梟雄斎藤山城入道が礎を築いた下克上の象徴である美濃の稲葉山城(岐阜城)。設楽原での大合戦の前哨戦となり、奥平家興隆と『戦国のメロス』鳥居強右衛門の美談の舞台となった東三河の長篠城。今川治部大輔の忠臣であり数奇な運命を辿った岡部元信が、壮絶な最期を遂げた遠江の高天神城。望みを挙げたらきりがありません。この中部地方で仕事が出来る限り色々な場所を訪れて、この国の歴史の豊穣さを堪能したいと思っております。
最後に、我等が名古屋営業所の現況を信長公の事績に例えると、四苦八苦の思いで蝮の孫、斎藤龍興を追放し美濃を支配下に置いた1567年に似ているでしょうか?目の上の瘤にけりをつけ、2016年の今期は大きなターニングポイントを迎えております。
自堕落な個人としては、岐阜と改名した山上の大楼閣で安逸を貪りたい気持ちに満ちています。 しかし、責任者としては信長公の苛烈な生涯に肖って、明日は伊勢の北畠攻略!明後日は飛騨の姉小路と同盟!明後日は遠江に侵攻した信玄入道を阻止する為に援軍!といった感じで、優秀で覇気に溢れた家臣と共に奮闘しましょうか?『天下布武』の名の下に…。
東海のグルメ リレーでご案内
株式会社三弘の坂本様よりご紹介いただきましたエスペック株式会社の高木です。
出身は福岡ですが長く名古屋にはお世話になっておりますので、地味ではありますがじわりと名古屋(尾張)の食文化を感じるところを紹介させていただきます。
名古屋と言えばもはや名物グルメだらけで、それぞれメジャーになりすぎで紹介するにもいまさら感があり、特に麺文化はかなりの特徴(味噌煮込みやあんかけスパ等)があるのですが、今回紹介させていただくいなやさんはその中でもかなり個性的であるが、名古屋文化には外れていない正統派のお店なので、数ある中から選ばせていただきました。
まず場所は千種区の自由が丘にあり、なかなかのおしゃれな雰囲気の街並みの中にありますが、お店には名古屋下町空間が突如出現します。
またイマドキ営業時間が10:00~19:30(オーダーストップ19:00)という潔さ。「うちもいまから夜ご飯だから」と言わんばかりに、名古屋に初めて来たとき、近所の店が18:00くらいにぱたぱたと閉まっていくあの感覚がよみがえります。
さらには名古屋のうどん・そば屋では常識の中華や、ころ(冷たくてつゆたっぷり)なども揃っていますが、但しご飯類はおにぎりも全く無しとはこれまた潔いですね。
一方のお客さんも強者ぞろいが多く、うどんを食べながらもすぐにざる中華を頼んだりなどとお店内の連食は当然で、先ほどのご飯無しはものともせず、麺・つゆ・温冷・トッピング等のあらゆる組合せを実践し、なんでもありのカオスな雰囲気もいなや文化としてお店の楽しみの一つです(大袈裟か)。
王道のおすすめは、いなやさんならではの味噌と中華を合わせたみそ中華なるもの。これは味噌煮込みに似たつゆと所謂ラーメンの中華麺の組み合わせでこの店では「みそちゅう」と呼ばれる逸品です。さらにここにかき揚げ投入などと、なんでもありの組合せがありますが、食べてみるとこの組み合わせは大いにありです。そしてこれらは実は尾張旭の本店のお店が有名で、ローカルでは老若男女に大人気の、いなやといえば尾張旭なのですが、ここで紹介したいのは自由が丘のいなやさん(のれん分け?)です。
今回わたしのイチオシは尾張旭にはなく、この自由が丘店しかないカレー中華です。なんだカレーラーメンかとは言わないでください。基本メニュー類はワンコイン以下なので熱く語りすぎは避けますが、麺とダシとカレー風味のバランスが絶妙で、ここにまたかき揚げ(冷えているのもご愛嬌)投入など行っても十分に受け止める懐の深さが発見できるでしょう。ぜひ皆さんもこの独特のいなや文化に触れてみてはいかがでしょう。
自由が丘店は地下鉄自由が丘駅のほぼロータリー近くにあるので、公共交通機関でもお勧めです。女性一人やおばあちゃん一人なども多いのですが、お昼時の相席は必須でかなりのスクランブル状態は覚悟してください(それも楽しみのひとつですが)。
うどんのいなや自由ヶ丘店
名古屋市千種区自由ヶ丘3-2-27 シティコーポ自由ヶ丘1F
自由ヶ丘プラザ 営業時間/[月~土]10:00~19:30(L.O.19:00)
※ただし祝日の場合のみ10:00~16:00 定休日/日曜日
次回は、名古屋科学機器㈱ 川口英寛さんがご案内します。
東海科学機器協会 2016年度第1回役員会議事録
日 時 2016年4月12日(火)
場 所 名古屋銀行協会503号室
出 席 八神理事長、木下副理事長、高木副理事長、伊丹理事、伊藤理事、小澤理事、岡野理事、島津理事、
中野理事、中川理事、林理事、山田理事、各務監事、水野監事
オブザーバー 伊勢久㈱木部氏
議題1.TKK事業計画推進について
①編集委員会…伊丹委員から、28年度会報誌広告の申込状況の報告がされました。
現時点8社でありますが、4月末締め切り時点では、昨年同数(14社)程度の申込が見込まれています。
②ボウリング大会…中野委員長から、28年度開催日について報告がされました。
前月役員会で報告された、2月17日(金)のキャンセル待ちの確定は難しいため、予約が取れている
2月24日(金)で開催日確定としました。
議題2.定時総会資料の確認と承認
①高木副理事長から、新役員候補であるエスペック㈱西川昌伸氏との面談(3月)の報告がされました。
役員職務の案内及び意向確認で、候補として問題ない旨の報告となりました。
②事務局より、定時総会に関わる事業報告書、収支報告書、規約改訂、事業計画書、予算案及び定時総会と
懇親会進行に関する資料の提出と報告がされましむた。
③事務局より、定時総会出欠状況と新役員候補信任投票状況の報告がされました。出欠状況は、現時点で
規約33条の定足数を満たす参加者。新役員候補信任投票状況は、会員の過半数を超える数が到着して
おり、19日に開票立会人の立会いの下に開票が行われ確定の旨の報告となりました。
議題3.入退会審議
退会…㈱渡辺商行様より提出された退会届に基づき審議されました。
同社の状況を把握されていた各務監事から、退会届提出に至る経緯の説明がされ承認となりました。
入会…入会申込書の提出あった宇野㈱様の入会審議がされました。
八神理事長から申込に至る経緯が説明され承認となりました。
八神理事長より、入会候補となる企業の紹介がされ、関係する会員からの斡旋の依頼がされました。
以上1社退会・1社入会で、会員数105社は変わらずです。
東海科学機器協会 2016年度第2回役員会議事録
日 時 2016年5月11日(水)
場 所 ホテル名古屋ガーデンパレス5F松の間
出 席 八神理事長、木下副理事長、高木副理事長、伊丹理事、伊藤理事、小澤理事、岡野理事、島津理事、
中野理事、中川理事、林理事、山田理事、各務監事、水野監事
オブザーバー 青山英資氏(新役員)、鍵井健一氏(新役員)、西川昌伸氏(新役員)、木部信夫氏(新事務局)
冒頭、八神理事長から新役員候補3名の紹介がされました。
議題1.TKK事業計画推進について
編集委員会…伊丹委員から会報誌夏号の掲載記事及び広告の申込数の報告がされました。
申し込みは、昨年1社減の13社。
議題2.定時総会に関わる資料等の確認
事務局より、添付資料に基づき、定時総会資料・定時総会参加会員数等の説明と報告がされました。
定時総会参加予定会員数…出席会員数50社、委任状提出数33社、合計83社。
議題3.その他
①八神理事長から、日科協から協力要請が入っている熊本地震の援助金について説明及び協会より
20万円支出したい旨の提案がされ、議場で承認されました。
②八神理事長から、北陸科学機器協会創立30周年祝賀会開催に対し、祝い金3万円を支出したい旨の提案がされ、議場で承認されました。
③事務局より、事務局交代に関わる作業工程について報告されました。
東海科学機器協会 2016年度第3回役員会議事録
日 時 2016年6月14日(火)
場 所 名古屋銀行協会407号室
出 席 高木理事長、伊丹副理事長、木下会計理事、青山理事、岡野理事、鍵井理事、島津理事、中川理事、
中野理事、林理事、山田理事、小澤監事、水野監事
欠 席 伊藤副理事長、西川理事
議題1.新体制での役員会運営について
高木理事長より、これから2年間の新体制について冒頭にあいさつがあり、各委員会・部会担当の確認と、役員連絡先一覧の配布および内容確認を行いました。
議題2. 北陸科学機器協会創立30周年出席報告
高木理事長、伊藤副理事長、岡野相談役、木下会計理事、中川理事が出席し、高木理事長より、式典についての報告がありました。
議題3. TKK事業計画推進について
①ファミリーイベント(林委員長)
例年通り、8月の最終日曜日の28日に、名古屋港水族館で行い、7/15までに申し込みはがき送付予定 です。
②編集委員会(伊丹委員長)
夏号を6/25頃発刊に向け、本役員会終了後に校正を行います。
内容は、定時総会報告、新理事紹介、北陸30周年、HOKT会、会員だより等
③HOKT会(木下委員長)
北陸記念式典30周年に合わせて開催(46回目)出席報告と、来年(47回)はTKKが当番になるため、
早めに準備を始めたいとの報告がありました。
④展示会実行委員会(鍵井副委員長)
すでに国際会議場の空き状況が少ないため早めの予約が必要で、6/27~29を予定していますが、
7・10月の空き状況も確認中。また、他の展示会との協力・共催も検討していきたいとの報告がありました。
⑤講演研修委員会(島津委員長)
トヨタエコフルタウンを計画しており近々下見予定です。
議題4.日本科学機器協会の総会参加について
高木理事長、伊藤副理事長、八神前理事長が出席予定との報告がありました。
東海科学機器協会 2016年度第1回編集委員会議事録
日 時 2016年5月9日(月)
場 所 SHY-RON(シャイロン)
出 席 伊丹委員長、岡野副委員長、伊藤委員、齋場委員、小澤委員、小島事務局、木部事務局
オブザーバー 高木(前)委員長、野村(デザインスタジオ スポーク)
・新委員長あいさつと新構成メンバー紹介
・年間4回の発行スケジュールと中心となる記事の説明
・今年度の会議日程の決定
・会報誌「夏号」企画
5月11日 第63回定時総会が記事が中心となり、主な内容は
定時総会報告、平成27年度事業報告、平成28年度事業計画(案)、新理事長就任挨拶
懇親会 写真、新役員挨拶(3名)、JET定時総会報告、HOKT会報告
北陸科学機器協会30周年記念式典報告、かきゃああんたも(旧 会員だより)、東海グルメ
東海科学機器協会 2016年度第2回編集委員会議事録
日 時 2016年6月14日(火)
場 所 名古屋銀行協会407号室
出 席 伊丹委員長、岡野副委員長、齋場委員、小澤委員、木部事務局
オブザーバー;野村(デザインスタジオ スポーク)
欠 席 伊藤委員
・会報誌「夏号」校正
表紙:定時総会会場の様子
内容:第63回定時総会報告
TOPICS/4件 会員だより/4件 かきゃああんたも/3件 東海のグルメ/1件
・ホームページ改訂(案)について
・今年度の会議日程日(場所)の変更資料配布
各社広告
編集後記
◎今号より新しく編集委員長を務めることになりました。また今年は協会の運営体制におきましても、理事・相談役を含め3人の役員が退任され、それに伴い新しい役員も3名選任されております。また本編集委員にもフレッシュな新メンバーを迎えましたので心機一転、今まで以上に会員企業様の社業のお役に立つ紙面づくりを心掛けて参ります。
どうぞ宜しくお願い致します。(K.I.)
◎2016年4月14日に発生した熊本大地震ですが、発生から2ヶ月が経ちます。これまでに50名近くの方がお亡くなりになられ、最大で18万人の方が一時避難者となりました。天災の多い日本だから仕方が無いのですが、でももっと科学技術に携わる我々が減災に貢献できたのではないかといつも悩みます。(K.ITO)
◎5月31日から二週間、火星が最も接近するスーパーマーズと呼ばれる現象がありました。本当に良く見えるので、子供たちと一緒に見ていましたが、その際子供たちが探せる他の星が良く見えません。目も40年超の酷使ですっかり焼けてしまっているのかもしれません。でも、今はスマートフォンの天体観測ツールで夜空をカメラで写しながら、その星がわかります。子供は肉眼で、親はカメラ越しに夜空を見上げるのは今の時代の楽しみ方なのかもしれません。(H.O.)
◎豊かな雨が大地を潤す梅雨の季節は農作物にとって恵みの雨ですが、近年は地球温暖化の影響からか水害をもたらす爆弾低気圧のような極端な豪雨が多くなりました。梅雨が恵みの雨の季節であり続けるよう、私も地球環境に優しい小さな努力を積み重ねていきたいと思います。(M.S.)
◎空も気分もすっきりしない梅雨の季節になりました。きれいに晴れた青空を見ると、明るい未来がまっているようで前向きになれます。見上げた空がどんよりしていると、気分まで沈んでしまいます。快晴であろうがなかろうが日常は変わらないはずですが、空には不思議な力があるようです。今回より編集のお手伝いをさせて頂く事となりました。
TKKの輝かしい未来に少しでもお役に立てればと思っております。よろしくお願い致します。(T.O.)
◎今号より、事務局として編集に参加させていただくこととなりました。微力ではございますが、編集委員の皆様とともに、より良い会報誌作りのお手伝いができればと思っております。よろしくお願いいたします(N.K.)
編集後記
委員長 伊丹 勝司:壽工業㈱
副委員長 伊藤弘一郎:㈱三 弘
委 員 岡野 裕史:名古屋科学機器㈱
委 員 齋場 三高:㈱島津製作所
委 員 小澤 大地:オザワ科学㈱
事務局 木部 信夫:伊勢久㈱