東海科学機器協会の会報

No.290 2002 春号

[ TKK2002年新春懇親会レポート ] ご挨拶

東海科学機器協会 理事長 岡野忠弘


1-110 会員の皆様 明けましておめでとうございます。日ごろは東海科学機器協会の各事業に絶大なるご協力を賜り、お礼申し上げます。
 さて、昨年は世界中で悲惨な出来事があり、経済もそれに伴い下降線をたどってまいりました。しかしながら12月に入り、内親王の誕生はほっとさせる慶事でありました。今年から来年にかけては当協会も大きな行事を控えております。

1.12月に皆様へアンケートをお願いしました。それを出来るだけ事業に反映させることです。まだお済みでない会員の方々、1月31日が締め切りであります、ご協力をお願いする次第です。

2.次に今回ご来賓の方々とともに来年4月に開催されます、最新科学機器展であります。是非成功したく思っております。

3.また、同時期にこの東海科学機器協会が創立50周年を迎えます。その準備に先ほどの理事会で役割分担を決定いたしました。ふさわしい記念式展を会員各位とともに迎えたいと思っております。

 最後に、こう願いたいという歌をご披露申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

1-21
 トンネルのむかうに
見える僕の春
かすかなれども
いつか我が手に

今年の宮中歌会での、大阪の高校生・迫さんの歌であります。ありがとうございました。

No.290 2002 春号

[ TKK2002年新春懇親会レポート ] 新春懇親会のお招きにあずかり

晃栄産業株式会社 佐藤文雄


2-18
 東海科学機器協会と日本粉体工業技術協会の共催で「第一回名古屋粉体工業展」が開催されて以来、相互の協力関係にあり、かつ本年一月に新春懇親会のお招きにあずかり厚くお礼申し上げます。また、その節にはからずも最初にビンゴの声を上げました晃栄産業の佐藤と申します。今年は幸先良き年になるのではと存じております。また、日本経済もどん底にあり、全ての人々を苦しめ一体どうなるかと考えてみても始まりません。何とか上昇に向けて日本は頑張らなくては……。幸い、日本は物作りの立国であり、技術があり、新しい情報を提供すべく互いに協力し合うことが残された課題と思います。一業種一企業だけでは解決することは難しい。情報のみが先走り、物を作る考えが置き去りになっている世の中ではないでしょうか? 私共は、粉体機器装置の製造に携わる者として、粉体は全ての原点であり今やナノ時代に移りつつある時、いかに超微粉体を作り上げるかということになってきております。形のある物全てが粉体から形成され、人々に潤いを与えています。粉粒体技術はその特性を活かした素材を作り、多くの商品化に繋がっております。協会が掲げる「粉つくり物つくり人つくり」に欠かせないのが各種の測定機器技術ではないでしょうか。光学や医療機器分野では、目的がはっきりしているので最先端をいくが、化学物粉粒体の分野ではさまざまな組み合わせ用途があり、各種の計測も数多くあり、まだまだ開拓の余地があると思います。我々粉体装置機器に携わる者として、計測は欠かせない存在です。粉粒体は「砕く、分ける、混ぜる」という最も重要な役割を担っております。我々は永年の経験と豊富な技術基盤を軸として、信頼される商品を提供してまいりますので、皆様のご助言とお引立てを賜りますようお願い申し上げます。

No.290 2002 春号

[ TKK2002年新春懇親会レポート ] ビンゴゲームでまたまた2位賞!! 皆さんご声援ありがとう。

コイケ理化株式会社 小池康一


3-17 2002年1月22日、TKK恒例の新春大懇親会に参加しました。私は若い人のエネルギーを少しでも吸収して明日への活力を養う目的と、親しく会員の皆様と会話できる喜びを胸に秘めて毎年出席しております。
 余興のビンゴゲームは大好きです。私自身呆れる位よく入賞するからです。どうもスミマセン。
 古稀間近の身、出入口に近い所で一枚のカードを受け取り静かに穴の開くのを待つのみですが、御存知の通りゲームは中央に穴を開けて数字の出るのを待つわけです。中央の穴に対して横一線、クロス線上に穴が開く時が上位入賞のチャンスです。ダボ穴等いくつ開いてもダメです。ダブルリーチが来る頃は、下位の入賞しかありません。そんな時は諦めることです。幸運の女神はいつもやって来るわけはないと信じていますが、よくよく入賞するのは会員の皆様のご声援の賜物として厚くお礼申し上げます。
 今年は新年から縁起が良いわい!!頑張るぞ!元気を出して喜んでおります。ありがとうございました。

No.290 2002 春号

[ TKK2002年新春懇親会レポート ] 2002年新春懇親会を終了して

東海科学機器協会理事 柿坂嘉則


4-16
 今年も1月22日に名古屋ガーデンパレスにおいて恒例の新春懇親会を、例年よりは、やや少なめではありましたが70余名の会員ならびに来賓の皆様をお迎えして開催できました。皆様のご参加に対し役員一同厚くお礼申しあげます。
 例年どおり理事長挨拶、来賓挨拶(日本工業新聞社 小澤取締役事業局長様、日本粉体工業技術協会理事 加藤ツカサ工業社長様)と続き、伊丹相談役の乾杯で懇親会が始まりました。昨年は21世紀最初の年ということで夢をもっての年のはじまりでしたが、今年はこのような経済背景の中で懇親会の話題が暗くなりはしないだろうかと案じておりました。さすがは時代の最先端技術をサポートする仕事をされておられる皆様方のこと、大いに意気の上がるお話をされていたように感じました。
 途中、これまた例年通りビンゴゲームを西村副委員長による華麗な進行で、賞をとられた方々、参加賞だけの方々、全員が盛り上がりました。ビンゴゲームもマンネリ化してきたので趣向を変えてはとの意見もありましたが、面白い企画がありましたら是非ともご提案ください。
 そんなこんなで和やかな内に懇親会も予定よりやや早く終了しました。会員の皆様が一同に集まる機会はこの新年懇親会と5月の総会の年に2回だけですので、これからの総会は勿論のこと、来年の新年懇親会にはメンバー皆様がご参加いただきますようお願い致しておきます。

4-2

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] TKK今年度有終のイヴェントは、1フロア貸し切りで盛大に!

ボウリング大会実行委員 (資)昭和理化 山岸 晃


 第11回TKKボウリング大会が平成14年3月8日(金)、「ブランズウィックスポルト」において盛大に開催されました。24社160名の多きにわたる参加者があり、年度最後のイヴェントにふさわしく60レーン1フロア全貸し切りの大会となり、プレー前からすでにその熱気がピリピリと肌で感じ取られるほどです。
 大会の実行を一任するにつけ、ボウリングってとても不思議な要素とエネルギーを持つスポーツと感じます。誰もが十代、二十代に友人達、家族達と一度は夢中になった経験があり、また恋人と二人でひそかに楽しんだゲーム。単純明快、目の前の10本のピンを自分の投球ボウルで1本でも多く倒せばよいこと。一投目で全部倒した爽快さ!老いも若きも過去の栄光のスコアに苛まれつつ今日こそはと心に秘めて……。ボウリング場までは足取りが重くても、一旦場内に入ると自分の負けん気がムラムラと目覚めていつしかゲームの虜に。ゴルフではいかにミスを少なくしてスコアに結びつけるか、どちらかといえば得点もマイナス指向の競技とすれば、ボウリングはミスが笑いになりそのミスが糧になって点数もどんどん増していくプラス指向の競技と思います。メイトがミスしても次第に一心同体、あげくは隣の初対面のレーンの方と一喜一憂。練習や経験、トレーニングをせずいきなり投球してターキーなぞ出た日にはそれこそ大変。ゴルフのような立ち上がり不能とも思える挫折感と後遺症もなく、終わってみれば口惜しい爽快感。とても無害で爽やかな気軽なスポーツだと実感いたします。
 そんな訳で気休めの前置きはここまで。なんと申しましてもTKK主催の権威あるボウリング大会です。試合です。ゲーム終了を待ち成績発表のパーティー会場へ。皆さんしばしの団らん後、西村実行委員長より参加されました皆様へ感謝の辞。木下実行委員から役員を代表して新年度行事参画への抱負と誘いをお伝えいたしました。 いよいよ成績発表!各務実行委員のウイットある司会で場内爆笑の渦。三位、二位と続き、栄えある団体優勝は日立ハイテクノロジーズチームでした。代表の安達さんは、控えめな感想もさることながら、内に秘めたチームの闘志はさすがの一言です。さて、個人賞の発表です。男子優勝はやはり日立ハイテクノロジーズチームの曽我和文さん。女子優勝者はマイセックチームの高桑明子さん。実力の二位、三位発表後、誰もが期待する飛び(運のみ)賞です。羞恥を超越したアスリートのみに贈られるBB賞に至っては会場の雰囲気も最高潮、皆さんから羨望の歓声でした。心地よい疲れと共に平成13年度TKK最後のイヴェント、ボウリング大会も平野実行委員の唱和で散会となりました。

5-1

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] 個人優勝をして

[男子個人優勝]
(株)日立ハイテクノロジーズ 曽我和文


6-16  (株)日立ハイテクノロジーズの曽我と申します。去る3月8日に開催された第11回TKKボウリング大会で何と個人優勝してしまいました。160人参加の大規模な大会での優勝。今でも信じられません。 当日は風邪を引いており。咳が止まらず体調は決してよくありませんでした。ゲーム前の練習ボウルも体力温存のためパスしていたほどです。しかし、人間万事塞翁が馬と言いますが、何が幸いするかわかりません。体調が今一歩だったため投球することしか考えれず、一投ごとに無心にレーンに向かえたのが良かったと思います。ストライクが続いても力むことなく投げることができました。結果として2ゲームとも190 点以上の出来過ぎのスコアで終了できました。 いつもなら何回もスプリットが出るのに、今回はほとんど出ませんでした。ツキにも恵まれたようです。旧社名の日製産業時代にも団体戦の優勝を経験しましたが、その時は個人成績は今一歩でした。今回は団体戦でも優勝でき、言うことなしのボウリング大会でした。次は体調十分で優勝を狙いたいと思います。最後に、事務局の皆様そして大会に参加された皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] 超ラッキー、メリットたくさん。

[男子個人準優勝]
(株)テクノ西村 川口義広


7-16  毎年恒例の盛大なイベント「TKKボウリング大会」で2位に入り、超ラッキーよ。
 どんな大会か?仲間と楽しく過ごせる出会い交流の場です。一攫千金めざして、個人戦、団体戦でがんばる人、さまざまです。タダで参加でき豪華料理付き、さらに賞品が貰えるかもと、メリットたくさん。行って損なし!
 ○トク情報?料理は前方有利、後方不利。年々、女性陣が増加傾向で“愛”が芽生えるかも……。カッコイイ男性、魅力的な女性がたくさんいるかも?男は、ハイエナになって女性をゲットだよ。
 最後に、TKKスタッフの皆様のご尽力で楽しいひとときを過ごせたこと、心よりありがとうございました。来年あなたに、チャンス。

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] とても感激しています。

[女子個人優勝]
(株)マイセック 高桑明子

8-15  初めて出場した大会で、女子1位になるなんて、思ってもいなかったことだったのでとても感激しています。ありがとうございました。

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] 来年こそは……!!

[女子個人準優勝]
島津理化器械(株) 井上真由子


9-14 今回初めてTKKボウリング大会に参加させていただき、初めは楽しめればいいかな!?なんて軽い気持ちで考えていたのですが、いざゲームが始まると今までになかったようなHighスコアが。いつもの自分じゃない!!と我ながらビックリしてしまいました。ストライク、スペアが並ぶと、どんどんテンションが上がりゲーム中とても楽しく、終わってみると2ゲームとも自己最高スコアで、結果は女子個人準優勝。一番でなかったということはちょっと悔しいのですが、次は女子個人優勝といわず、個人総合優勝を狙って来年のTKKボウリング大会も参加させていただきたいと思います。

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] 「やるぞ!」の気持ちがあれば、必ず素晴らしい夢が…。

[団体優勝]
(株)日立ハイテクノーズ 安達公一
メンバー 安達公一、曽我和文、数井秀大、渡辺優子


10-15 この度、伝統と歴史のあるTKKボウリング大会で優勝させていただき誠にありがとうございます。さらに、当グループより個人優勝者が出たことも本当にうれしく思っております。(私は6位でした)
 昨年10月1日に日製産業(株)と(株)日立製作所計測器グループ・半導体製造グループが事業統合して、新たに(株)日立ハイテクノロジーズとして発足いたしました。私共4人は、TKKの会員の皆様に一人でも多く、新しい社名を知っていただきたいという気持ちと日頃溜まっている仕事のウップンを晴らすべく、一投一投、力一杯かつ慎重にプレーいたしました。ストライクの時は皆で喜び合い、スペアを外した時はなぐさめ合い、あれよあれよという間に優勝しておりました。「やるぞ!」の気持ちが一人ひとりの心の中にあれば、必ず素晴らしい夢が、仕事が実現できると思います。良い経験をさせていただきました。
 これからもTKKの発展を祈願するとともに、さまざまなイベントを楽しみにしております。

No.290 2002 春号

[ 第11回TKKボウリング大会レポート ] チーム準優勝

[団体準優勝]
オザワ科学(株) 水野 徹
メンバー 高野昭司、水野 徹、保坂昌人、寺林 修


11-13  今回、オザワ科学から3チーム参加させて頂きました。我々オザワAチームは、熟年チームではありますが、第1次ボウリングブームに育った事もありまだまだ若い者には負けないぞという気持ちでいつも参加させて頂いております。特に今回は、常勝チームの柴田科学さんが欠席された事で、優勝をねらっておりましたが、日立ハイテクノロジーという厚い壁に阻まれ、今回はチーム準優勝に終わりましたが、次回は必ずリベンジしたいと思います。オザワAチームが、優勝するまでTKKボウリング大会が続いている事を祈ってます。楽しいひと時が過ごせて感謝しております。

No.290 2002 春号

東京科学機器協会 第54回新春大懇親会報告

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


12-13 恒例の熱海での新春大懇親会も54回目を迎えた。230 有余名の東京科学機器協会会員、全国の科学機器協会理事長及び役員、日本工業新聞・山下社長等マスコミ各位が参加された。また、抽選会に当協会からの商品も無事お渡しした。
 午前中はひどい雨であったが、会が始まる頃は快晴、彼岸桜が5分咲きとなった。
 夕餉は大宴会、きれいどころがずらっとならび壮観であり、遠くの舞台でのご挨拶が時折皆様の熱気でかき消されるようであった。8時半にはそれぞれ二次会へとわかれ、本来の情報交換の場になり、静かに熱海の夜はふけていく。
 翌朝、朝食後解散。多くは会社へ直接出社される方が多いようである。
 多くの情報が交わされ、特に、今回は秋に開催される展示会の名称「全科展 in 東京 2002」が話題の中心となった。 10時から科学団体連合会役員会が開催され、海外との会合、6月の定時総会(6月21日(金)開催、秋の「全科展 in 東京 2002」、各地がなるべく早くHPを立ち上げていただきたい、等の討議がなされた。
12-21

No.290 2002 春号

かきゃ~あんたも 東欧諸国を旅行して。

株式会社ヤガミ 八神 基


  少し前の話になりますが、一昨年の夏、盆休みを利用して家人と東欧へ行ってきました。 「経営者たるもの1年間に1、2回は欧米とアジアを見て、感じて来るべし」と言われますが、今後EUへの加盟をめざして市場拡大が見込まれる東欧を、この目で実際に見ることができたのは大きな収穫となりました。また個人的趣味としている写真撮影についても、雨で難渋したものの、千三(せんみつ=3/1000)ではないがまあまあ良い作品が数点出来ました。
 以下、各地の印象です。
1)東欧(人によっては中欧と区分する)は、日本からも資本・観光客が急増し始めている地域。ハンガリーではスズキ自動車が有名だ。首都ブダペシュトは、ドナウの流域にあり、川沿いの都市建築群が美しく「ドナウの真珠」と称されている。ブタペシュトは温泉の町として知られ、高齢者が欧州内から大変多く保養に来ていた。宿泊したホテルも温泉ホテルで、話をした老人達はドイツからだった。
 ハンガリー人はその昔、中央アジアの出自で、今でも私達と同じように姓→名の順で名乗る。現在、周辺諸国に散らばる同胞への優遇策を取ってトラブルを起こすなど民族主義が濃厚だ。対オーストリア 対チェコ 対スロバキア 対ルーマニア など過去の1000年にも亘る抜き難い歴史のしがらみが垣間見られる。丁度私達と中国・朝鮮半島の人々との相克を見る思いだ。その確執の一例として、こんな事態に巻き込まれました。我々一行のバスの運転手がハンガリー人であるが由に、スロバキア国境の“官憲”のイジメ的摘発に遭い、2台のバスともやられた。結局“袖の下”(13,000円位と後で聞いた。日本の物価感覚だと5万円位か)でやっと通過OKとなった。我々のパスポートチェックも1回で済まず、担当者交替とかで2回も提出させられ、ドライバーいじめと併せ1時間半も待たされた。その間バス車中はヤブ蚊の大軍が来襲し、全員蚊退治で車内には奇妙な連帯感が生まれた。スロバキア国境の両替所の応対振りも極めて小役人的イジ悪いもので、これでは観光立国はおろかEU加盟も一足遅れるのではないかと危惧する。一方ハンガリーは経済力も増し東欧の優等生。
2)チェコのプラハは市街地区全体が世界文化遺産で、観光客を暖かく迎え入れるのに手慣れている。我々が出向いたプラハ郊外の田舎家でのチェコの民族音楽と踊りは、暮れ沈んで行く田園の光景と共に忘れ難い。プラハでのもう一晩は日本料理を食べに出向いたが、情けなくなるほど不味くて、値段は日本の高級店並。因みに天ぷら定食約4,500円。移動中立ち寄ったチェスキークルムロフ、ここは観光のみのメルヘンチックな楽しい美しい町。
3)オーストリアのウィーンは夜着、翌半日バスからの観光のみで人々とのふれあいは出来ず。この国は既にEU圏で中・東欧では別格。旧社会主義国でもなく東西中立の立場だったが、今ゲルマン民族主義の抬頭が見られ、欧州内で疑念を抱かれている。(ヒトラーはオーストリアのドイツ人) 今回訪れた国では、観光客が立ち寄る先でも意外と英語が通じない。昔の神聖ローマ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国に至る歴史の名残りをこの東欧諸国に感じる。
4)スロバキアのブラチスラヴァ。国境官憲の悪しき社会主義の残滓については先に書いたが、ここは未だ日本人を含め観光客が少なく整備も進んでいない。また観光の目玉もないので辛い所だ。しかし街の人々は親しみ易く、昨今では珍しく10代の若者が近づいてきて羞らいながら話し掛けてきた。総じて純朴、素直な感じだ。
13-11 5)最終日はブタペシュトに戻り、その夜はドナウ川クルーズ。ライトアップされた川沿いの、あるいは高台にある建築群、またクルーズ船がくぐる橋もライトアップされ、川面に映るそれらの光と実像の光とがカクテルとなる。息を飲む美しさを写真に托そうと何十枚も撮ったが、船の揺れとの同調が極めて難しく、まともなのは1枚のみだった。
 翌日の出発便の時間が遅くなったので、最後にブタペシュトの中心部に出掛けた。行けなかったカフェー“ジェルボー”でケーキも味わえたし、写真も撮れた。リスト記念館は開館時間の上で無理だった。好きなクラシック音楽の宝庫の地に来たのに、コンサートはもとより記念館一つも訪ねられなかったのが今回の旅行での心残りだ。
 最後に余談ですが、昔、母校の教授から教わった話。「トイレとトイレットペーパーがその国とか地方の経済程度を示す身近な尺度だ」。今回の旅行中、道路上で立ち寄ったドライブインでのトイレットペーパーを比較すると、
オーストリア…日本よりやや落ちる(少し黄味がかってサワサワ)
ハンガリーとチェコ…さらに質落ちる(灰色でゴワゴワ)
スロバキア…もともと備え付けの紙がない!!
 一人当たりGDPもこの順序です。
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No.290 2002 春号

東海科学機器協会 2001年度第9回役員会議事録

日 時 2002年1月22日(火) PM2:30~4:30
場 所 名古屋市中区錦3-1-13 名古屋ガーデンパレス5F松の間
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、竹田理事、伊丹理事、後藤理事、各務理事、西村理事,柿坂理事、木下理事、小澤理事、山岸監事、平野理事、安達監事、伊藤監事

議 事

(1)H14.1/22(火)新春懇親会の件 (柿坂)

本日までに会員107社中、出席予定は65社71名となっています。
  また来賓として(社)粉体工業技術協会様から4名、日本工業新聞社様から4名、当協会から伊丹相談役をお招きしてあります。 総合司会を後藤理事、ゲーム進行役を西村理事でお願いします。
(2)TKKボウリング大会の件 (西村)
実施予定は、3/8(金)PM6:00からとなりました。
  募集人員は昨年同様160名以上を予定。
場所はブランズウイックスポルトです。昨年は、スコア集計に少し時間をとりましたのでこのあたりを改良検討中です。景品が、なるべくまんべんなく行き渡るようにします。
募集案内を会員へ2/1に往復ハガキにて発送します。
(3)2003年最新科学機器展の件 (岡野,竹田)
事務局にて役員の素案を作成いたしましたが、議場にて検討いただき委員長は竹田理事、副委員長は柿坂理事となりました。展示会は前回同様、(社)日本紛体工業技術協会との合同開催となります。本日の役員会終了後、日本工業新聞社と第1回目の実行委員会を開催します。
(4)50周年事業にむけて (八神)
事務局にて役員の素案を作成いたしましたが、議場にて検討いただき八神副理事長と決定。副委員長は小澤理事となりました。2003年の最新科学機器展と同時期でもありますので今後、50周年事業の内容を選任された役員で素案を作成することになりました。
(5)TKK会報編集委員会より (小澤)
新年号につきまして、本日会員へ送付完了しました。
(6)その他
・事業改革委員会として実施したアンケートは、1/31が締切りですので2月以降これらを集計し、事業改革委員会にてまとめます。
・経営研究会の行事の実施については、世の中の情勢を鑑みしばらくの間延期とします。

No.290 2002 春号

東海科学機器協会 2001年度第10回役員会議事録

日 時 2002年2月19日(火) PM2:30~4:30  
場 所 名古屋市中区錦3-1-13 名古屋ガーデンパレス5F松の間
出席者 岡野理事長、八神副理事長、竹田理事、伊丹理事、後藤理事、木下理事、小澤理事、山岸監事、平野理事

議 事

(1)1/27-28新春大懇親会(東京科学機器協会主催)の報告 (岡野)
TKKからは岡野理事長、八神副理事長が出席しました。今後の展示会の在り方について活発な意見が出されました。最新科学機器展のあり方もTKKとして議論が必要です。お楽しみの東海科学賞は、例年通りの松阪牛が贈呈されました。
(2)H14.1/22(火)新春懇親会の報告 (柿坂)
新春懇親会委員長である柿坂理事がお休みのため次回報告となりました。
(3) 3/8TKKボウリング大会の件 (木下)
2月末締切りですが、現状報告として24チームが申込みをされています。
52会員が出欠ハガキ未到着です。申込みは、比較的順調です。
当初の予定通り40組のチームでの開催をめざします。
(4)2003年最新科学機器展の件 (竹田)
委嘱先候補は、タバイエスペック様、マイセック様、ヤマト科学様とします。
TKKの次回展示会実行委員会で委嘱状をお渡しする段取りをすることとしました。第2回展示会実行委員会は、3/19に実施します。
(5)50周年事業にむけて (八神)
事業について実施概要の擦り合せをする必要があります。
(6)編集委員会より (小澤)
新年度会報誌掲載広告の募集をしたが、一社広告掲載のお断りがありました。
新年度会報誌表紙の写真については動物等のペットとすることにしました。
これらについては、広く会員からも募集します。
(7)その他 (岡野)
事業改革委員会アンケート状況は、1/末時点で107会員に依頼して75件(70%件)の回答がありました。上記アンケートについては事業改革委員会にて分析して、新年度事業計画作成の参考にします。2001年度事業報告の準備をします。
2002年度役員会日程案が提出されましたが、一部修正の上承認されました。
次回役員会に先立ち展示会実行委員会をPM1:00から行います。

No.290 2002 春号

東海科学機器協会 2001年度第11回役員会議事録

日 時 2002年3月19日(火) PM2:30~4:30
場 所 名古屋市千種区吹上2-6-3 名古屋振興会館4F 第1会議室
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、竹田理事、伊丹理事、後藤理事、各務理事、西村理事,柿坂理事、小澤理事、山岸監事、平野理事、安達監事、伊藤監事

議 事

(1)1/22 TKK新春懇親会実施報告 (柿坂)
66社72名の出席でした。今回、来年の第19回最新科学機器展をふまえ日本粉体工業技術協会列席にて開催しました。
(2)2003年最新科学機器展の件 (竹田)
本日のTKK役員会の前に第2回展示会実行委員会を実施しました。展示会実行委員にタバイエスペック㈱さま、ヤマト科学㈱さまを委嘱しました。ポスターの案・サブテーマ出展企業募集担当等を決定しました。出展申込みは、H15.1.31としました。
次回の第3回実行委員会は、7/16となりました。
(3)H14.5.14 第49回定時総会の件 (八神)
水野副理事長より事業報告案を提示しました。
改選期であるが、展示会・50周年等重要事業があるのでこれらを踏まえ検討します。
(4)2002年度TKK事業計画策定の件 (岡野)
先日実施された事業改革アンケートおよび水野副理事長より報告された事業報告案を元に事業計画を策定することとしました。
(5)H14.3.8 TKKボウリング大会の報告 (西村)
24社160名の参加者を集め盛大に実施されました。
(6)50周年事業にむけて (八神)
事業計画の日程を検討中。周年事業として旅行等を検討してもよいと考えています。
(7)編集委員会より (小澤)
春号については、3月末から4月初めには会員へ送付できる予定です。
また、事業改革アンケートも同封する予定です。

No.290 2002 春号

東海科学機器協会 2001年度第9回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成14年1月28日(月)17:00~18:00
場 所 オザワ科学様会議室
出席者 小澤委員長、大藤委員、大伴委員、岡野(理事長)、吉田(事務局)

議 事

(1)会報誌表紙写真等の「案」について
3/25発行予定の春号からについてペット特集を企画することになりました。春号については、事例を作成するために編集委員の大伴さんに記事の依頼をお願いすることになりました。
(2)1/22発行の新年号について

編集については、かなり早く行っていただき会員への配布が早く完了しました。
校正については、デジダルデータが増え誤りが少なくなりました。
(3)その他
・会報誌の年間スケジュールの再確認をし、”1/31、3/25、6/30、9/30,12/25の発行予定としました。・1/22実施のTKK新春懇親会についての原稿は依頼済です。・TKKの行革に伴い、各事業での会員の参加状況の統計をとっていきたい。

No.290 2002 春号

東海科学機器協会 2001年度第10回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成14年2月21日(金)16:00~18:00
場 所 コンパル会議室
出席者 小澤委員長、大藤委員、大伴委員、吉田(事務局)

議 事
(1)会報誌表紙写真等の「案」について
春号からペット特集を開始します。会員会社の中からペットに興味のある方にお願いをして、表紙の写真と記事を提供していただきます。身近な題材ですので期待できます。
(2)3/25発行の春号について
1/27-28東京科学機器協会の新春懇親会、1/22TKKの新春懇親会、3/8実施予定の ボウリング大会の報告が中心となります。TKK定時総会の案内を掲載します。
(3)その他
・新年度編集委員会日程検討し決定しました。
・会報誌掲載の広告について掲載が、1件中止となるのでそれを埋めるように働きかけます。

18-1

No.290 2002 春号

JET2月定例研究会・新年会

日 時 日 時/2002年2月16日(土) 14:00~
場 所/
場 所 研究会:於奈田工房(おなだこうぼう)(多治見)
新年会:料亭 澤千
題 目 陶芸の『こころ』にチャレンジ
講 師 陶芸家:大倉貞義先生

19-12 今回は趣向をこらし、多治見の於奈田工房にて、陶芸家大倉先生のご指導のもと、創作を兼ねた陶芸の勉強を行いました。
 このような試みは初めての事です。普段何気なく我々が使っている食器でも、洋食器もあれば和食器もあります。その中でも今回挑戦した和食器は、多種多様の種類があるそうです。早速創作ということで、土のこね方から教えていただきました。
 土をこねる事は、一番注意しなければならないとの事です。こね過ぎず・こね足らず、ちょうど良いあんばいに‐‐‐‐‐。幼少の頃の粘土遊びのような感じで皆さん一生懸命こねていました。最初は話し声も多く笑い声もあったが、次のステップへ進むにつれて一人一人真剣な面持ちで作品を創っていました。
 ひとつの作品に時間を掛けて納得いくまで創り込む人もいれば、2ツ・3ツと創っていく人もいました。作品が出来上がれば『出来た』という達成感・満足感で参加者一同笑顔がこぼれていました。
 陶芸の良さは、『理屈ではない、人それぞれの感性である。』と、おっしゃっていましたが、実際に陶芸というものを体験してみて、先生の言われることが良くわかるような気がしました。
 最後に、先生の素晴らしい作品を見学しました。全員が美しさに酔いしれ圧倒されたところで、無事に研究会を終了いたしました。
 第2部は場所を変え、こちらも多治見市内にあるうなぎを中心とした料亭で、少し遅くなった新年会を開催いたしました。今年も、若さ溢れる活発な活動をやろうと全員一致で盛り上がりました。

当番幹事:設楽、中野、伊丹、飯田、花田、佐野

No.290 2002 春号

表紙の言葉「我が家のペット自慢」

(株)ヤガミ 桝田宗一さん


20-11 我が家の愛犬チャゲ。雌犬で家族の一員となって早や8年となります。
 25才の娘が高校2年のとき下校途中、校門近くで箱の中に捨てられていた、生まれて間もない捨て犬の5匹を見つけ、そのうち一番片隅に追いやられていた一匹を拾い上げ家に持って帰ったものです。
 最初は私たち夫婦も反対していましたが娘の強い押しに負け、自分で散歩と世話をするという条件で飼うことになりました。以来8年、娘は、スキンシップも大事だよとの持論で外出や帰宅時に頭をなぜて声を掛ける程度、専ら散歩と世話は私と妻の役目となってしまいました。
 ところで我が家のペット”チャゲ”のネームは、見たとおりの茶毛からきたと思いきや、当時どんな名前がいいか家族であれこれ思案していた時、テレビから流れ出た歌手の「チャゲ&アスカ」の歌に家族揃って「チャゲ!」の一声で決まり、以来我が家のなくてはならない家族の一員となっています。
 拾ってきた当時は目も見えない赤子で、スポイトでミルクを飲ませて育ててきたこともあって犬の自覚はなく、どんな犬も相手にしません。いまだに独身を通し、家族との付き合いだけに満足しているようです。

No.290 2002 春号

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No.290 2002 春号

編集後記

◎今回から表紙写真の新シリーズ「我が家のペット自慢」がスタートしました!ご自宅のかわいいペットを会報の表紙に飾ってみませんか?記念になること間違いなしです。
たくさんのご応募、お待ちしております。(Y.O)


◎先日、何年か前の会報を見ていましたら、いろんなイベントに参加していただく方の層が、広がっているなと感じました。会員の参加から会員会社の社員へと、またその社員の家族へとどんどん広がり、TKKの輪は確実に広がっています。
魅力あるTKKへ一丸となって進んでいきたいです。(M.Y)


◎まだ弱い春風がそよそよと、梅・もくれんなどが咲きだしました。桜の蕾も柔らかになっていました。窓を閉め切った自動車の中は暑い、そして眠い!あぁ~春だなぁ~。重い瞼の中は、桜・ござ・お酒・歌・お弁当・千鳥足。はぁっ!!と我に返ると、信号青で前に車はいなかった。注意!注意!運転には気をつけましょう。(I.O)


会報編集委員

委 員 長  小澤 嚴:オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  大藤 晋:島津製作所
委  員  大伴義孝:ヤガミ
事 務 局  吉田 実:名古屋科学機器