東海科学機器協会の会報

No.292 2002 秋号

〈第19回最新科学機器展〉 〈全科展in東京2002〉 ごあいさつ

東海科学機器協会 理事長 岡野 忠弘


1-11


ごあいさつ
 第19回最新科学機器展を2003年4月16日(水)から18日(金)までの3日間、名古屋市中小企業振興会館において開催いたします。
 「ナノテクノロジー」「バイオテクノロジー」「環境」「情報通信」「創造技術」。これらはいずれも国として、あるいは自治体ごとの施策として開発を推進する、最も重要な産業分野とされています。こうした技術革新の基礎を支えているのが科学機器です。一方、工業製品等出荷額全国一を誇る中部・東海圏の「輸送機」「航空宇宙」「セラミックス」などの産業分野において、科学機器はこれらの産業に生産ソリューションを提案し、さらなる発展を支援する、大切な役割も担っております。中部・東海地区では、2005年に「日本国際博覧会」が開催され、また中部国際空港等、固有のビッグプロジェクトが相次いで計画されております。成功に導くために、国際レベルの産業中核技術の育成も急務とされています。
 私たちは科学機器産業を『研究開発支援産業』と位置づけ、展示会などを通じてできるだけ多くのユーザーの方々と接し、さまざまなニーズを吸収し、さらなる技術力の向上に努める必要があります。このような状況を背景に、長い歴史と伝統に支えられた最新科学機器展の主催者としてより多くの有効ユーザーの誘致に最善を尽くします。中部・東海地区最大の科学機器展『最新科学機器展』は、3年に一度の開催です。皆様の積極的なご出展をお待ちしております。
東海科学機器協会理事長 岡野忠弘
1-22

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] 絶好のコンディション!楽しさも最高潮!

釣り大会実行委員長 (資)昭和理化 山岸 晃


2-19
 今年の夏は猛暑に加え、度重なる台風襲来の予報に会員の皆様も日々肝を冷やされたことと思います。このような中で、天候がすべての釣り大会。実行委員共々、当日の空模様を大変懸念いたしておりました。大会日の設定はいつもながら頭の痛い課題です。本年より小・中学校が土曜休校となり、それに乗じて例年稀な土曜日開催とさせていただきました。土曜出社のある方々には誠に申し訳ありません。
 諜報機関?を通じ、当所では有名なハゼの名所、半田市衣浦を本年度の釣り場といたしました。盛期では一人で100匹、200匹も釣れるとのこと。早速下見に出かけてその噂を目の当たりにいたしました。小さな突堤の浅瀬で決してポイントとは思われない所で、お子さんがなんなく良型のハゼを釣り上げているのです。いよいよ釣り場に自信が沸いてきました。とは申しましても大会は9月中旬です。落ち鮎ならぬ落ちハゼの季節。秋口になるとハゼは沖の大海へ帰って行きます。
 諸条件を満たされぬ覚悟を胸に、大会の日を迎えました。案じていた天候も、うす曇で昨日までの暑さは嘘のよう。波風穏やか、台風の心配もなく多数の方々の参加をいただき盛大に開催されました。かなり入れ込んでおられる若い社員の方、気楽な気分で楽しみに来られた方など、とても活気のある雰囲気です。釣り場で見られる和やかな風景。家族で来られたお子さんが良い型を釣り上げるや歓声が沸き起こり、針はずし専門のお父さん、顔は笑っていてもやや複雑な面持ちになっておられました。
 いよいよ12時の検量です。皆さん、少々小ぶりな釣果でしたが、中でもメダカ(失礼!)とは申しませんが小型ながら粒ぞろいを十数匹、根気良く邪念を捨てて釣りにいそしんだお子さん連れの方を見ますと、この大会の主旨がジワリとにじみ出てきます。このような方に賞があれば実行委員が全員で敢闘賞大推薦!です。
 ハゼの部優勝は、中央理化器製作所の後藤繁和さん。昨年に続き会社として堂々の二連勝です。輝く準優勝は、初参加の八神理化器製作所の水野さんでした。他魚の部でも八神理化器製作所の中島さんが栄えある優勝。惜しくも準優勝は、名古屋医理科商会の赤井さんでした。今年度はBB賞を設定。どんな釣果であれ、釣り上げた魚はとてもいとおしく心に残るものです。なかば賞をあきらめていた方にプレゼントを用意いたしました。残念ですが、先のメダカさんはBBメーカーでした。本当にごめんなさい。
 とても楽しい釣り大会になり、参加されました各社のご家族、社員の方々に実行委員より心から感謝申し上げます。

2-25

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] 平成14年度TKK釣り大会 結果

日時 2002年9月14日(土)AM8:00~PM12:00
場所 半田市亀崎海浜緑地一帯
天気 曇り 波風穏やか  参加数:11社47名

3-1



本会は大会規約に基づいて開催され、上記結果順位を報告いたします。
実行委員長 山岸 晃(昭和理化)
副実行委員 後藤 聡(中央理化器)
実行委員 西村己恵子代行 森川昌子(テクノ西村)
安達公一代行  小澤 巌(オザワ科学)

3-23

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] ハゼの部 優勝 こまめな場所探しで、入れ食いに次ぐ入れ食い。

(株)中央理化器製作所 後藤繁和


4-18
 恒例の釣り大会に参加させていただき、しかもトップ優勝とはびっくりしました。実行委員の方の情報の場所を見に行きましたところ、あまり釣れている様子ではないので、そこから橋を二つばかり南に行ったところで地元の方々が釣っていましたので、サオを出してみましたら入れ食いに次ぐ入れ食いで、大変楽しませていただきました。
 今年は場所も日時も変わり、最初は釣れるかなと心配でしたが、こまめな場所探しと熱心さがこのような結果になったんではないかと、自分に納得しています。皆様ありがとうございました。

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] ハゼの部 2位 釣りは美味かった。

(株)八神理化器製作所 水野秋治


5-19
 9月14日。日頃、早起きしたことのない毎日だが、本日は特別に目が覚めて外へ出ると、雨が降り出しそうな曇り空。暑いよりはいいか。まずは集合場所へと急ぐが、思ったより車が多く、集合時間にギリギリで間に合った。私にとっては久し振りのハゼ釣り。エサ屋で釣れそうな場所を教えてもらい、逸る気持ちを抑え、いざ釣り場へ。
 2~3年前、友人等と共にハゼ釣りに行き、数匹釣れたのみで苦い思い出があり、今回もまたあまり釣れないだろうと思いつつ、釣り場へ。魚より人の方が多く、子供、老人、家族、さまざまな人の釣竿が波のように見える。本当に釣れるかなと思いつつ、まずはひと振り。竿先にプルプルとくる当たりの感覚。小さい小さい。ハゼの刺身は無理かなと思いながら釣り始める。中には、これはと思われるハゼが数匹。時間の経つのも忘れて集合時間になんとか間に合い、計量を済ませたら、2位入賞とのこと。まさかとは思ったが、賞品を受け取り、実感。駐車場で軽い食事を済ませ、再度釣り場へ戻り、竿を振るたびに釣れだし、満足の1日だった。
 いつも行く、会社帰りの赤提灯へ持ち込み、ハゼの天ぷら、ビールで乾杯。やめられません。この旨さ、最高。大変楽しい1日だった。
 楽しくて美味な1日を企画していただき、ありがとうございました。実行委員長の山岸社長、各役員の皆様には、朝早くから色々とご苦労様でした。来年も楽しみにしています。

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] 他魚の部 優勝 お魚さんのボランティア?

(株)八神理化器製作所 中島みどり


6-18
 最近になって船釣りを教えてもらったばかりで、全く素人です。今回のハゼ釣りも、竿から仕掛け、釣り方まで全く他人任せ。ただ竿をたらしているだけでした。
 言われた通りに、ゆっくりリールを巻き上げては、ボーッと遠くに跳ねる魚をのんびりと眺めておりました。突然リールが巻けなくなり「どこかに引っかかったのかなあ」と友人に見てもらいましたら、「ウヒヒッ」と笑うだけ。「竿を上げて、ゆっくり巻いて」と指導を受けつつ「ハゼってこんなに重いの?」と思いつつ、寄せてびっくり。「ギャーッ。マグロが釣れた」。ただのボラだったのですが、私にはそれぐらいの衝撃でした。が、しばらくして「こんなん釣ってしまって、どうしょう。ハゼ釣りに来たのに恥ずかしいなあ」とブツブツ言っていると、友人達が「他魚の部に出してみたら?」と、面白半分で薦めるので、思い切って計量させていただきました。
 真面目に参加されていた皆様、本当に申し訳ございません。本命のハゼは、一匹も釣れず残念でしたが、楽しい一日を過ごさせていただきました。大会後、友人達の釣ったハゼをごちそうしていただきましたが、とてもおいしかったので、来年はぜひ、ハゼを釣ってみたいと思っています。まずは仕掛けを勉強して、賞品でいただいた竿で練習に励みたいと思います。
 今大会でお世話になりました皆様に厚くお礼申し上げます。来年もよろしく面倒みてくださいね。

No.292 2002 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] 他魚の部 2位 昨年の雪辱を晴らす1匹!

(株)名古屋医理科商会 赤井幹夫


7-17 思い起こせば、昨年のハゼ釣り大会。(株)名古屋医理科商会の参加者7人の内、入賞を逃したのは僕を含めて2人だけ(しかもみんなハゼは釣れずに他魚とキス)。今回はなんとか入賞し、賞品をゲットするために、朝から完全に他魚狙いでいきました。
 ウキを付けてひたすら中層を狙うこと2時間。ググッと沈むウキに合わせると、上がってきたのは小さなセイゴ!「作戦成功!」。これでなんとか2位入賞を果たし、昨年の雪辱を晴らしました。結局、釣れたのはこの1匹だけ。来年は竿2本持って、ダブル入賞を狙います。
 皆様お疲れ様でした。

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[かきゃ~あんたも ] 台湾で思った事

(株)ヤガミ 八神 基


8-16 ここ数年前から、“中国”と言うと大陸の中華人民共和国の方が話題に上る事が多い。その人件費の安さから生産拠点としての利点を追求する余り、わが国経済のデフレ誘引の一因を作り、自縄自縛に陥っている感があります。確かに中国は経済成長率を一つ例にとってみても、その値は7%前後と高いし、WTOへの加盟、2008年の北京オリンピック開催など、成長へと驀進しているイメージがありますが、国の成り立ちから7%位の成長がないと失速する弱点を本質的に抱えているし、一党独裁の強権政治、軍の専横、模倣による製造技術、銀行の巨額な不良債権の存在など、砂の上に立っている脆さをともすると忘れがちです。
 先頃、仕事で台湾へ出向くことがありました。ここ数年、大陸の方へはよく足を運びましたが、大陸中国と台湾を見比べられるよい機会と思い、僅か3日間でしたが、台北へ10年ぶりに行ってきました。
 それこそ10年も前なら日本語を話すことの出来る年齢層の人たちが社会の第一線で活躍していましたが、今ではもうその殆どがリタイヤーしてしまっています。幸い私は中国語(大陸では普通語、台湾では国語といわれている北京周辺の標準語)が少しできますので、ビジネスでの遣り取りを離れた、どうでもいい話では意思の疎通が可能ですが、大事なビジネスに絡む話では英語を用いるしかありません。じゃ、先方は英語ができるのか?ですが、チョットした会社(メーカー)のトップ級の人たちは話せないと勤まりません。自社製品の開発.企画段階から台湾国内ではなく、海外市場へ目を向けているので、英語で遣り取りすることは絶対条件です。今回訪問したメーカーは2社ですが、1社の社長と製造部長は商談でタイからベトナムを廻って前日帰ってきたばかり、もう1社の社長は1カ月前にブラジルへ出展で出向いて行った由。それぞれ、社員70名と30名程度の規模ですが、これだけ、ワールドワイドに出かける同程度の会社は日本では少ないでしょう。まさにドルベースで勝負している実態を肌で感じる事ができました。勿論彼らも大陸中国を市場として視野に入れてはいますが、非常に警戒心が強く、1社単独での進出は危険と見ていて、共同でとの申し出すらありました。
 台湾はアメリカの“台湾関係法”に護られながら、ますます巨大になってくる大陸の政治と経済の力に対抗して、日本、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム、インド等のアジア、ヨーロッパ諸国、南北アメリカとのパイプを切らせないよう、詰まらせないよう、いかに国を立ち行かせるか必死です。幸い台湾経済は上向いてきていて、街を見ても、ある部分では溢れるばかりの緑の中に落ち着いた風情を湛え、別の部分では弾けるような活気に満ちていました。
 最後に大陸中国と比較して以下のように感じました。
1.ビジネスマンとしてずっと洗練されていて、 仕事もフェアーで安心できる。
2.街中では警官、軍人などの制服組が目立たず、 威圧感がなく落ち着く。
3.海外からの来訪者と接するのに、妙な対抗心 とか、その裏返しの卑下するような態度が見 られず、自然体で振舞える余裕が感じられる。
4.これが肝心ですが、日本嫌いの雰囲気を嗅ぎ 取る場面がない(大陸では日本人は東洋鬼と 称される)。
 大陸の中国へ中国へとなびく風潮を今一度見直して、政治的経済的にアメリカを少しは見習って、中国―台湾と等距離の付き合いに心がけることが、アジアでの日本の立場を高め、強くすることになるのではないかと再確認した今回の旅行でした。

No.292 2002 秋号

[かきゃ~あんたも ] 50歳の親孝行??

(株)テクノ西村 千葉朋美


9-15 出産地は岩手県釜石市、製造元は千葉藤雄・キヨ子で、親父は平成六年二月に他界し、毎年両親を連れ一泊か二泊の旅行をしてきたが、平成七年からは母との旅行を続けている。今年もこの盆休みを利用して岩手県大船渡、釜石、宮城県仙台と飛行機、レンタカー、新幹線を使って三泊四日の故郷めぐりをしてきた。年老いた母には少しハードかとも思ったが、自分の兄弟姉妹に会える楽しみが疲れをどこかへ飛ばしたみたいで、飛行機だけは目をつぶっていたがレンタカーに付いてるナビが面白く、自分の田舎の町名が出てくると右だ左だと指示がうるさく運転が大変だった。昭和二年生まれの七十五歳、未だ未だ元気でいて下さい。
 さて今回の旅行には、私にも一つの目的があった。それは卒業した小学校に行ってみる事で三十六年ぶりになる。子供の頃通った道は大きく長く感じたが、こうして歩いてみるとなんと細くて近いものか。
 卒業記念に体育館に作った釜石製鉄所の壁画は今でもしっかり残っていた。自分がどの部分を作ったかは覚えていない。奥深い山あいの、きれいな川のそばのこの小学校も今年で廃校と聞き、淋しい思いで帰名してきた。
 明日からまた普段の生活が始まる。心の中にあるあの海と山と川、そして東北人独特のねばり強く温かい心で毎日を頑張っていきたい。

No.292 2002 秋号

名古屋のグルメ 抖庵(とそうあん)

10-1110-21


案内人 (株)三弘  伊藤政弘


10-3 食欲の秋にちなんで、『名古屋のグルメ』シリーズが連載されることになり、1番バッターの栄誉を受けることになりました。
 名古屋には、あまり知られていないのですが、住宅街の中に古い民家を利用して、1日2、3組10数人のお客しか取らない、看板も出していないような料理屋が数多くあります。最近は東京をはじめ各地に出来てきましたが、名古屋が走りだそうです。純懐石料理、和室でフランス料理、囲炉裏で串焼、ソバ懐石と、カップルのための静かなデートスポットとして色々なタイプの店がそろっています。
 今回はその中の一軒をご紹介させていただきます。昭和区五軒家町、名古屋屈指の高級住宅地で昭和美術館をはじめ、大きな邸宅が建ち並んでいる中に、ひっそりとその店はあります。元々オーナーの住まいですが、オーナーが趣味で始めた陶芸で、自分で焼いた器に料理を盛りつけたいと料理も習われました。趣味が高じて、自宅を陶芸のギャラリーに開放したら、作品を見にきた人達から、この器で料理を食べたい、どんな料理が映えるだろうとの話から細々営業を開始。お料理も大変おいしく、どこに出しても負けない懐石料理が出てきます。今は電話予約を入れないと席が取れないほどです。店は和室が二つ、応接間にはピアノとカウンターバーがあります。各部屋からは少々ライトアップした日本庭園をながめての食事も良いし、8時くらいからはカウンターでチーズとワインで簡単にやるのも良し。なかなかムードのあるお店です。
 時にはピアノとフルートなどのミニコンサートもあります。和室にはプロの陶芸家の作品も多数展示されていますので、それを観賞するも良し。ちなみに、小生は仲間とプロのジャズの弾き語りライブを行ったことがあります。 料金はお料理が5千円から。

名古屋市昭和区五軒家町33-3 TEL052-834-1183

No.292 2002 秋号

日本科学機器団体連合会総会に出席して

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


 さる6月21日(金)、第57回日本科学機器団体連合会総会(各地協会の理事長、副理事長および東京科学機器協会の役員から構成されている。代表者 入江会長)を八神副理事長とともに参加しました。詳しくは「科学機器」に掲載されておりますが、主なところをのべますと、
1.平成14年3月31日現在の会員数は10団体  1,260 社です。
2.委員会には、「全科展in東京2002」実行委員会、 国際委員会、技術委員会、電子情報委員会が あります。
3.展示会
 今まで各地協会の行事だったものが
 「全科展in東京2002」「全科展in大阪」の ように日本科学機器団体連合会の主催になり ました。
 ただし、来年開催されます「最新科学機器展」 は従来通り、東海科学機器協会の主催です。
4.その他
 東海科学機器協会理事長は、電子情報委員 長の重責を拝命しています。
5.グループ保険
 この制度をぜひ多くの会員に普及していた だきたい、との申し入れが入江会長よりあり ました。
6.交流
 アジア各国との交流も年々盛んとなり、今回 10回目のASIC(Asia Scientific Instrument  Conference) が11月、東京で開催されます。
 (参加国:台湾、韓国、タイ、日本)昨年に引き 続き、浜松町の東京會舘39階で開催された 総会でしたが、今年は展示会の新しい制度で 初めて施行する年です。各地協会理事長様 も出来るだけ盛り上げようとする気運の感じ られる会でした。

11-14

No.292 2002 秋号

アナリチカ チャイナ2002に参加して

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


12-14

 9月2日(月)~5日(木)、日本科学機器団体連合会主催の「アナリチカ チャイナ2002」に参加しました。視察を終え蘇州の宵を歌ってみました。

12-22

No.292 2002 秋号

東海科学機器協会 2002年度第4回役員会議事録

日 時 2002年7月16日(火) 14:30~16:30
場 所 名古屋中小企業振興会館4F第一会議室
出席者 岡野理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事、後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、小澤理事、伊藤監事、山岸監事

議 事

(1)6/21(金)第57回日本科学機器団体連合会開催報告(岡野) 
 TKKからは、岡野理事長・八神副理事長が出席しました。 
 展示会の呼称、形態が変更された最初の年でもあり全科展in東京の成功を祈念しました。
 英文ガイドブックを刊行し、国内・海外に広く配布することとしました。

(2)最新科学機器展 第3回実行委員会報告(竹田)
 本日のTKK役員会に先立ってPM1:00から開催されました。
 最新科学機器展の案内は、日本科学機器団体連合会に加盟される企業に送付が完了しました。過去16~18回までに出展をしていただいた企業様へ、今回の19回展示会へ出展の打診を行うこととしました。
次回の9/10の実行委員会には、講演会等の実施打合せを行うこととしました。

(3)9/14(土)実施予定 釣り大会の件(山岸)
  平成14年度TKK最初の福利厚生事業です。実施方法等改良点を模索しながら検討に入りたいと考えています。 
 実施場所については、ハゼということを考えると河口のある場所を選択する必要があるため、どうしても昨年同様、美浜地区等になってしまいますが、再度場所は委員にて検討し、9/14実施の準備を始めます。

(4)平成14年度日本科学機器団体連合会名簿作成の件 (岡野)
日本科学機器団体連合会名簿作成にあたり、会員様所属の会社での役職名を掲載するため確認させていただきました。平成14年度の名簿には、これらが明記されることになります。

(5)その他
事業改革委員会へTKKの規約について検討していただくように依頼しました。なお事業改革委員会の日程は、追って打ち合わせし連絡します。 野球大会日程については、9/10の役員会にて報告します。
TKK年会費の入金の途中経過報告がありました。

No.292 2002 秋号

東海科学機器協会 2002年度第5回役員会議事録

日 時 2002年9月10日(火) 14:30~16:30
場 所 名古屋中小企業振興会館4F第一会議室
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事、 後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、安達監事、小澤理事、伊藤監事、山岸監事

議 事

(1)最新科学機器展 第4回実行委員会報告(竹田)
本日、TKK役員会の前に実行委員会を開催しました。 本日現在、最新科学機器展出展の正式申込みはありません。11/20-22開催の全科展in東京の様子を見てからという出展社が多い。いずれにしろ、10月末をひとつのメドとしてとりまとめをします。
次回は11/12(火)PM2:30から第5回実行委員会を開催する予定です。

(2)8/21(水)事業改革委員会の報告(各務) 8/21(水)第5回委員会を(株)ヤガミにて開催しました。 現在規約の見直しを検討中で、現況に合わせるように考えています。
各事業についても見直して、懇親だけに偏らないようにしたいと考えています。
次回は10/8(火)PM4:30から第6回実行委員会を開催する予定です。

(3)9/14(土)つり大会の件(山岸)
現在、12社48名参加申込みとなっていますが、最終60名前後の参加を予定しています。
ケガ、事故のないように実施したいと考えています。

(4)9/16(木)HOKT会について(木下)
HOKT会は今回で第32回という歴史のある会です。
また、今回から年1回開催の最初の年となりますが、TKKとしては、岡野理事長のみの出席となりました。今後、この会の発展のためにいろいろと検討していかなくてはならないと考えます。

(5)野球大会開催の件(後藤)
10/6、13、20の各日曜日開催予定で、案内状は配布を完了しています。申込み締切りは、9/20。今後の開催については、参加チームと相談しながら決めていきます。

(6)11/9(土)ゴルフ大会開催の件(伊丹) 春日井カントリークラブにて開催予定。集合AM9:20、スタートAM9:54、最大10組の予定。
開催案内は、近々準備します。出欠の締切りは、10/11です。

(7)日本科学機器団体連合会主催 Analytica China出席報告(岡野)
14.9.2-5開催されましたが、TKKからは岡野理事長が出席。上海の科学機器の発展は、リニア新幹線も開通し目を見張るものがありました。

(8)大阪科学機器協会50周年事業(岡野)
11/12開催されるということになったので、TKKとしても対応を検討します。

(9)その他(岡野)
TKKの会員数は、現在105社ですが、TKKの発展のためにも1社でも2社でも増加できるように努力していきたいと考えています。

No.292 2002 秋号

東海科学機器協会 2002年度第4回TKK会報編集委員会議事録

日 時 2002年8月19日(月)16:00~17:00
場 所 コンパル会議室
出席者 小澤委員長、大伴委員、大藤委員、吉田事務局、寺西(編集センター ハンズ)

議 事

(1)秋号(9/30発行予定)について
 9/14つり大会の記事がメインとなるのでつり大会実行委員長へお願いしました。
 第57回日本科学機器団体連合会総会報告を岡野理事長にお願いしました。
 表紙記事・写真は、テクノ西村・西村社長へお願いしました。
 三弘・伊藤社長へ「うまいものシリーズ」寄稿をお願いしました。
 野球大会は10月開催予定であるので案内を掲載します。
 全科展in東京/最新科学機器展開催の広告を掲載します。
(2)TKK50周年のアイディア
 東京・大阪・過去のTKK会報誌の記念誌を参考に意見交換をしました。

No.292 2002 秋号

東海科学機器協会 2002年度第6回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成14年9月19日(木)16:00~17:00
場 所 コンパル会議室
出席者 小澤委員長、大伴委員、吉田事務局

議 事

(1)秋号(9/30発行予定)について
 前回の委員会で検討した編集内容を再確認しました。
 釣り大会の記事をお願いしていますが、編集や印刷の工程上、9/30発行予定を少し先に延ばすこととしました。
(2)TKK50周年のアイディアについて
 前回の委員会と同様に、意見交換をしました。

No.292 2002 秋号

SET・JET第1回合同懇親会

日 時/2002年7月24日(水)~25日(木)
第1部/ゴルフ会 10:00~ 津カントリークラブ
第2部/懇親会  19:00~ 湯元 榊原館


18-12
 梅雨明け宣言から数日後、SET(JETのOB)とJETは、初めての合同懇親会を開催しました。第1部の合同ゴルフコンペは、燦燦と照りつける太陽のもと、宮木さんの段取りにより、尾崎将司設計の津CCにて楽しくラウンドしました。非常に暑かったせいもあり皆さんかなりスコアが悪く、悪戦苦闘を強いられる中、実力のある方々が上位に顔を出す展開となり、(株)中野の中野さんが安定したプレーで優勝(46/42 =88)、2位にはベスグロの(株)栄理化・宮木さん(45/42 =87)、3位は中部科学機器(株)・佐野さん(47/53=100)が入賞されました。おめでとうございます。SETの方は残念ながら入賞者はいませんでした。
 風呂も入らずに、湯元 榊原館へ多少迷いながら移動。ここでの懇親会は佐野さんと浅井(幹)さんの2名が抜けられ、宴会の大魔人・高木さんと合流し、汗をサッと流して午後7時より懇親会を始めました。話題といえばやはり、JET創設時のエピソードなどが中心となり、我々若輩者はヘェ~フゥ~ンの大合唱。また、JETへの熱い思いをヒシヒシと感じ、合同で行ってよかったとあらためて思いました。女性の影もない席だったためか?、懇親会のみ参加の高木さんの残念そうな顔を横目に、いそいそと部屋へ戻り早速2次会。
 ここでも楽しいお酒をいただきながら和気あいあいと進む中、事件が起きました!!誌面上では事情により詳しくお伝えできないため本当に残念ですが、僕がやったらまず間違いなくJETは除名、それどころかこの業界には残れないかも……。SETの結束は固いというか、未知の領域まで踏み込んだ仲間なんだなと思い知らされ、まだまだ教えていただかなければならないことがたくさんあることを再確認した夜でした。
 そんなSET・JET合同での愉快で気品の高い?2次会も深夜にはお開きになり、青年と壮年は深い眠りにつきました。初めての合同懇親会も何事もなく無事終了し、翌朝の解散となりました。
 今回、二つの会をまとめていただいたSETの山岸さん、ゴルフ・宿泊ともにすばらしい場所を段取りいただいたJETの宮木さんに感謝するとともに、両会のますますの発展を祈念してご報告といたします。(青山 記)
当番幹事(JET)宮木・石山・青山

18-21

No.292 2002 秋号

会員だより

お悔やみ

●日立ハイテクノロジーズ(株)安達公一部長のご尊父様、安達朝久様が7月31日、ご逝去されました(享年82歳)。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。

住所変更

●柴田科学(株)名古屋営業所は、9月17日より下記へ移動されました。
〒460-0011
名古屋市中区大須4-11-17日比野ユーハウスビル4F

電話番号・FAX番号は変わりません。

No.292 2002 秋号

表紙の言葉 「我が家のペット自慢」アンナとセナ

(株)テクノ西村 西村己恵子さん


20-12 私はアンナ(7才7カ月)、セナ(6才)の親子シーズー犬を飼っています。アンナは梅宮アンナより、セナはドラマ『ロングバケーション』の木村拓哉の演じた役より名付けました。当然の事ながら、どのシーズーよりわがアンナとセナが一番“可愛い”と思っています。彼女らは私に対して無償の愛で接してくれますので、私も目一杯の世話をしてやっているつもりです。しつけとか堅い事は言わず、でれでれのわがままし放題の方針で、とにかくそう永くない接点を満喫してやろうと考えてる訳です。
 このバカさ加減が、アンナは耳としっぽがオレンジ、セナは赤紫、爪にはマニキュアという姿に表れています。2才9カ月と4カ月の孫がいますが、当然のまた当然、ずっと犬の方が大事に思います。この犬に孫が悪いことをすれば、とたんに私の大きな声と鉄拳が飛んでいくのですが、そのすきを狙って嫌なことをされるのですから、元の静かな生活が戻るとホッとします。決してさみしくは思いません。家の近くに鶴舞公園があります。本当はリードを付けなくてはいけないのですが、散歩はリードなしに限ると思いのびのびと駆けまわらせています。オレンジと赤紫が駆けまわっているのですから、通りすがりの方はここまでしなくてもと思っておられる事が顔に表れています。
 用があって会社へ連れてくるとOAフロアーで歩きやすいのか飛びまわって喜んでいますが、会社の人のよりわけをしているようです。いわゆる犬の好きな人とそうでない人との違いで、しっぽをちぎれんばかりにふって膝に足をかける人と、しらん顔して通り過ぎる人と区別があります。そんな中で、セナの兄弟を貰ってくれた人がいますが、この人の顔を見ると喜びの表現を体と声で表しています。これは血の関わりなのかと、ふと思ってしまいます。こんなとりとめのない事を言っているのですから、幸せな暮らしの日々と思います。これも2匹のワン公のおかげと確信しています。

No.292 2002 秋号

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No.292 2002 秋号

編集後記

◆ようやく過ごし易い季節になってきました。朝から汗だくで苦痛だった自転車通勤も、最近では快適なひとときとして楽しんでいます。
 やっぱりスポーツの秋!プロ野球はもう閉幕ですが、かわってTKK野球大会の開幕です!果たして今年はどこが優勝するのやら…。今から楽しみです。(Y・O)

◆TKKの行事が、多く開催される時期になりました。TKK会員の皆様のいろんな活動も報告できます。来年の最新科学機器展にむけて、忙しくなります。(M・Y)

◆今年の夏は暑かったですね。やっと朝晩すごしやすくなってきました。先日、内海海岸に釣りに出かけました。たくさんキスが釣れましたが、型が小さく今年の新子のキスのようです。ピンギスといいますが、これが釣れると秋の始まりです。もうすぐ落ちギスといって大きなキスが釣れ出します。浜に飛び交う赤トンボに秋の気配を感じた一日でした。(S・O)

◆9月半ば過ぎ、暑い熱いと唸っていた毎日が嘘のように爽やかになり、朝晩は布団に潜り込んでもちょうど良い気候になりました。協会行事もこれからが目白押しです。野球あり、ゴルフあり、全科展あり……。行事担当者は大忙しです。楽しい行事になるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。また、行事原稿の提出には、無理なお願いをしておりますが、会報誌製作のためにご協力をお願いいたします。(I・O)

会報編集委員

委 員 長  小澤 嚴:オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  大藤 晋:島津製作所
委  員  大伴義孝:ヤガミ
事 務 局  吉田 実:名古屋科学機器