東海科学機器協会の会報

No.298 2003 冬号

[ TKK野球大会レポート ] 2003年TKK野球大会、 今年も熱戦を繰り広げました!

釣り大会実行委員長 (資)昭和理化 山岸 晃


 協会事業を今後どのように運営していくかという中で、事業改革のモデルケースとして野球大会が取り上げられ、下記のように諸氏のご協力で無事終了しました。ありがとうございました。

1-121-251-33

 以上、今年度TKK野球大会が無事終了しました。負傷者もなく大会運営にご協力いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。特に、名古屋医理科様には机、イスなどもお借りしましてありがとうございました。例年のごとく雨とのやり取りが難しかったですが、冬本番の前に決着がつき良かったです。

No.298 2003 冬号

[ TKK野球大会レポート ] 優勝 祝☆3連覇

(株)名古屋医理科商会 野球部主将 間瀬俊生


2-114

 今年度、わが野球部はシーズン当初よりけが人もなく、順調に調整が進み、今大会3週間前の練習試合でも過去には未勝利のチームに大勝するなど、大会に向けムードも盛り上がっていた矢先、雨でリーグ戦の日程がつまり、エース近藤が連投により肩を酷使し「絶不調」。 1・2回戦はなんとか交わせましたが、決勝のカーク戦ではホームランを含む、まさかの5失点。しかし、運にも助けられ最終回にはなんとか同点に追いつき、大会初?の再試合。息を吹き返した思いで辛勝(雨で再試合も日程がずれ、カークさんのレギュラーが参戦できなかったようで)。とにかく運だけで得た3連覇でしたが、決勝戦直後、誰からともなく雨の中練習が始まったのを見て嬉しく思いました。それは今年の覇者として、恥ずかしくないよう、来年に向けての練習でした。
 本年より野球大会の運営方法が変わり、わがチームも手伝いをさせていただきましたが、参加チーム並びに実行委員の皆様には、至らずご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。

No.298 2003 冬号

[ TKK野球大会レポート ] 準優勝 野球大会を準優勝して

(株)カーク 野球部エンジェルス監督 加納浩示


3-112
  決勝戦では名古屋医理科さんの大会3連覇を阻止できず、準優勝で第42回TKK野球大会を終了しました。わがエンジェルスも部が設立して6回目の大会で、決勝戦は2度経験しておりますが、これまで後一歩で優勝を逃がしています。
 今大会を振り返ると、1回戦・2回戦と順調に勝ち上がり、10/25の決勝戦では劇的なスリーランホームランも出て最高に盛り上がる試合ができました。決勝では、自力で勝る名古屋医理科さんに対して、1歩も怯まず立ち向かい、後もう少しで優勝が見えましたが、結果は5対5の引き分け再試合になりました。この試合は、過去6年間で1番良い試合ができたと思います。また、場所を変えての11/24の再試合決勝戦では、残念にも負けてしまいました。多くの応援にも応えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 来年は、優勝をめざし再度挑戦していこうと、部員と共に確認し合い、今大会を終了しました。
 最後に、試合に携われた役員及び理事の方々、本当にご苦労様でした。

No.298 2003 冬号

上海国際工業博覧会視察・研修旅行を振り返り

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


4-274-124-31

No.298 2003 冬号

積極的な情報収集と、 親睦を深めることができました

50周年事業委員会旅行委員長 各務隆弘


5-115 本年5月の「TKK創立50周年記念式典」を双璧を成す行事としてTKK50周年記念海外研修旅行(上海工業展視察)が挙行されました。
 目的地の上海はオリンピック・万国博を数年後に控え、空港ー市内間にリニアモーターカーの施設をはじめ、市内の建設ラッシュに活況を呈する大都会でもありました。市内は光通信の如く人も車も大量・高速に雑伎団的巧みさで往来。この光景は環境変化の素早い読みとりと、自らの歩調を機敏にマッチさせる会社経営にも示唆がありました。
 市の東に位置する展示会場も東京のビッグ・サイトを彷彿とさせる規模を誇り盛況を極めるなか、参加のTKK会員は積極的に情報収集を図る一方、自由時間には多くの方が近郊の名刹を訪れ、中国の歴史と文化を探求する小旅行にも積極的に出かけられました。毎夕には再集合のうえ、本場の上海料理を囲み参加者の懇親を深める絶好の機会となったことは多言を要しません。今回の催行については八神氏の格別な尽力もあり円滑な遂行と感動的な体験が得られ、TKK半世紀の歴史に区切りの事業としてまさに記念すべき旅行となりました。
 周年事業は今回で終止符を打ったものの、新たに次の100周年に向け、次世代に残す物が多岐に渉るTKK活動となりますよう、会員の皆様に一層の支援をお願い申し上げる次第です。

No.298 2003 冬号

50周年記念海外研修旅行 初日

(株)尾張屋 水野公子


6-113 空港ロビーで岡野理事長より結団式の挨拶の後、五行歌で今回の旅行への思いを一首託していただき、八神50周年行事委員長並びに各務旅行実行委員長より出発にあたり注意事項等、説明をもらいいざ搭乗。高なる期待を胸に上海に到着。始めに驚いたのはリニヤモーターカー。空港から市内までわずか7分。(高速バスで1時間ぐらいの道のり)時速430kmで走るドイツ製。こりゃ、「のぞみ」どころではないわぁ~。次に超高級、高層オフィスとマンションの軒並み。こりゃ、「ツインタワー」どころではないわぁ~。そして、なんと言っても人口世界一の中国のこと。とにかく人 人 人。信号無視の交通事情。ガイドさんいわく「勇気は優先」こりゃ、「みんなで渡れば怖くない」だわぁ~。TV、雑誌で上海のようすは耳にしていたものの実際、自分の目で見た風景(ここでは、あえて上海と限定しましょう)は名古屋よりある意味、超えてる。約1400万人の大都市。(実際ははかり知れない数の人口)その人達の躍動感が、ひしひしと伝わってきた1日でした。

No.298 2003 冬号

50周年記念海外研修旅行 2日目(蘇洲)

アズワン(株) 眞藤 正


7-111 東海科学機器協会海外研修2日目(11月8日)、上海より東洋のベニスと呼ばれる蘇洲へ。気温14度で肌寒い曇り空、総勢19名にて出発。昨日も上海に到着してかなりの変貌に驚いた。自転車での団体から車社会に、高速道路も整備され3車線快適走行、だが道路沿線の古い街並は取り壊され新たに道路の拡張。しかし大半は人力作戦であった。蘇洲も新旧の建物が混在しているがまだまだ道路整備はこれからで、車は泥だらけ。観光コースは斜塔で有名な虎丘、秋祭りの最中さながら雑技団の踊りに満足し寒山寺を散策。そして胡弓の音色・歌声を聞きながらすっぽん料理・スズキの甘露煮等等の豪華田舎料理で堪能して、シルク工場での買い物と中国庭園の拙攻園(水の中の庭園)。どこでも絵なる借景の庭園で古を偲び、蘇洲だけのシルクの両面刺繍で目の保養をして一路上海に。渋滞で上海カニが待つ夕食に遅れたが、発展途上の上海地区を垣間見た1日だった。
7-22

No.298 2003 冬号

上海国際工業博覧会を見学して

(株)島津製作所 徳美喜久


8-19
 中国では2008年のオリンピック、2010年の万博の決定等景気を支える土壌が整っている。また、今年は中国初の友人宇宙飛行も達成しており、そのロケットが博覧会場に展示されていたため大変盛況であった。広大な会場(幕張メッセの2~3倍)に様々な物が(乗用車・バス・電車の車両・歯車・印刷機・電子部品等々)展示されており「おおらかだな」と感じた。そのなかで、九州や北陸などが県として出展しており日本の中小企業のたくましさを感じつつ、「日本国内の景気も中国にあやかって上昇気流にのれればな」と思った。

No.298 2003 冬号

創立50周年記念事業を終えて

50周年事業委員会委員長 八神 基


創立満50周年を迎え、本年に企画されました諸事業も、この上海での海外研修旅行の実施をもって、すべて無事に完結する事となりました。創立50周年事業委員長の任を仰せつかって以来、やっと肩の重荷が下りました。諸事業の準備・実施に当り、大きなトラブルに見舞われることもなく、大任を務めさせていただけましたのも、偏に実行委員の皆様・事務局、また役員・会員の皆様方の一方ならぬご協力・ご助力があったればこそと、深く感謝申し上げます。
 さて、海外への旅行に関して、東海科学機器協会の半世紀にわたる歴史を振り返ってみますと、1983年(昭和58年)創立30周年記念事業として、その年の5月にハワイ州立大学視察が行われています。11名の参加が見られます。1987年(昭和62年)第三回台北科学機器展へ、他地区の科学機器協会とともに交流視察団として14名の参加があります。1990年(平成2年)にも第四回の台北科学機器展へ東海科学機器協会として13名の交流視察団を送り出しています。以上、三回が東海科学機器協会として海外へ出向いた実績です。TKK単独での実施は、今回がなんと20年振りということとなります。
 周年事業として実施された旅行を過去へ遡りますと、直近では創立40周年記念懇親旅行が1993年(平成5年)の10月15日から17日、東北方面へ43名で実施されています。
また、懇親旅行については20世紀最後の年、2000年(平成12年)の11月18日から19日に行われた、信濃路の旅(参加者38名)をもって毎年の開催は中止されました。
これは現在も活動をいただいています事業改革委員会の提言「協会の予算規模上、親睦旅行の毎期実施の継続は不可能」を受け、会員総会で意見を頂戴した上で決定されました。考えてみれば、年会費が一社6万円で、懇親旅行に一人あたり52,471円(平成12年の決算)も遣っていては協会運営が成り立つ訳がありません。このような経緯から、今後は周年毎の事業として、その時々の予算状況を見ながら進めていくこととなっています。今回の50周年海外研修旅行に関して、協会のお金を遣いすぎだとの声が聞かれましたが、前述の一泊国内旅行よりも協会としての出費は少ない点、ご着目いただきたいと思います。
 何はともあれ、この50周年記念研修旅行は、半世紀の歴史を有する東海科学機器協会のこの後の半世紀において記憶されるイベントとなることでしょう。今回の開催地を上海としたのは、名古屋空港を離陸して僅か2時間余りの至近距離にこれだけ文化的に異なる大きな隣国があるのを実感するのが第一点。そこでは更なる成長に向かって驀進する熱気を感じることが出来るのが第二点。中国の中でも経済的に最先端を走る上海は、今後のわが国、とりわけ東海地区にとって関わり無しには済まされない存在であるのが第三点。
上海での今回工業博覧会を見、街と人々の佇まいを眼にして、今の中国を実感し、明日の中国との関わりを考える一助となれば、との思いで計画をいたした次第です。9-19
 ご参加いただきました会員会社の皆様、また社員を送り出していただきました参加会員会社の代表者様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

No.298 2003 冬号

[ TKKゴルフ大会レポート ] 年に一度のゴルフ大会、 大いに親交を深めることができました

TKKゴルフ大会実行委員 山岸 晃


 本年度は第19回最新科学機器展、創立50周年記念式典、記念海外研修旅行とわが協会においてとても感慨深い行事が執り行われています。そんな中、恒例のゴルフ大会が絶好の日和に恵まれ11月15日(土)、春日井カントリークラブ西コースにおいて開催されました。このような多彩な行事の疲れなのでしょうか、16社19名と少し遠慮ぎみの参加者でしたが、年に一度のゴルフならではの雰囲気と親交を皆様と共に深めることが出来ました。プレーをされた方はお気付きになられたかと思いますが、どのグリーンもウールの絨毯(じゅうたん)を敷きつめたかの如く素晴らしいベントの芝でした。そのお陰でショートコースではワンオンしたボールが弾まずに半分ほど埋もれてしまった程です(もちろん小生のことではありません)。名門の名にふさわしいコースだけに、いつも上位をねらう腕達者の方々はことさら真剣にプレーされていてコンペが引き締まります。
 余談ながら、このようなショートコースで大会実行委員長の伊丹氏が去る6月、西コース2番(147ヤード)でホールインワンされました。カップに入った瞬間はティーを抜いていて見ていなかったとか。カラーに落ちて転がり入ったとかで、もしキャリーでグリーンだったら地中深く埋もれていたハズです。まったく運が良かったとしか言いようがありません(失礼)。本当におめでとうございます。 そしてプレー終了、いよいよ順位発表です。今年はダブルペリアの特典を生して誰が上位を占めるか。やはり来るべき人が来ました。愛知電子工業の松本さんです。昨年も優勝の栄に浴されていますが今年の結果は誠に立派です。今回はグロスで5打も縮めたのですから。曰く、「自分でも怖いほどワンパットで入ってしまった」そうです。準優勝はカークの寺田さん、3位と栄えあるベストグロス賞はサンメックの青山さんでした。
 ゴルフの素質はなく、いつもハーフで自分の歳をたたいてしまう私ですが、「メンバーに恵まれて」と言われる言葉は、最近TKKゴルフのあり方をよく表しているとつくづく思います。複数の方々と、またコンペのような多数の方々と共にプレーして、初対面同士でも相手に敬意を抱き、気さくな心で競い合う競技が他にあるでしょうか。ルール、マナーを重んじるからこそ、自分だけの調子と気分にとらわれない何かとても大切なものを感じます。
 ゴルフに少しでも興味がある会員方々の来年の参加を心よりお待ちしております。
10-110

No.298 2003 冬号

[ TKKゴルフ大会レポート ] 優勝 大会2連覇、幸運はまだ続いているようです

愛知電子工業(株) 松本悦夫


11-17 今年も絶好のゴルフ日和に恵まれて、春日井カントリーの西コースをアウトからスタートしました。2番は実行委員の伊丹さんがホールインワンの快挙を遂げられましたショートホールですので、多少は意識しましたがボールは意に反して奥のバンカーにつかまってしまいました。その後もスタート前の練習場とは別人のような不安定なショットが続きましたが、狂ったようにパットが入りなんとかハーフ43で折り返すことができました。インに入っても相変わらずショットは定まりませんでしたが、パットの好調さは続きアウトと同じスコアでした。私の出入りが激しいゴルフはダブルぺリヤと相性が良いのか、昨年に続いて連続優勝させていただくことができました。それなりに練習してきたショットが駄目で、苦手なパットに助けられるという皮肉な結果になりましたが、東海科学機器協会のゴルフ大会の幸運はまだ続いているようです。

No.298 2003 冬号

[ TKKゴルフ大会レポート ] 準優勝 面映(おもは)ゆい準優勝

(株)カーク 寺田治男


12-18 はおも 秋晴れの好天気に恵まれた一日、春日井カントリーで東海科学機器協会の親睦ゴルフコンペに参加する機会を得ました。
 日頃お世話になっている方々、久方振りにお逢いした方々、いずれもゴルフ愛好者の諸士と和気あいあいの中、楽しくプレーさせていただきました。
 しかし恵まれた晴天と、楽しい気分とは裏腹に、プレーの方は今ひとつ納得のいかない内容でありました。
 ミスショットが多く、常の自分らしさが戻らぬ内にホールアウト。ダブルペリア方式に助けられての準優勝の栄である事実は、面映ゆい限りでありました。しかし楽しくラウンドできて、運も呼び込めた事に、感謝の一日でありました。

No.298 2003 冬号

[ TKKゴルフ大会レポート ] 平成15年度 第46回 TKKゴルフ大会 入賞者表

13-16

開催日 平成15年11月15日(土)<晴れ>
会 場 春日井カントリークラブ  西コース
競技方法 18ホールズ・ストロークプレー・ダブルペリア方式
   優勝・準優勝・3位・4位・5位・7位・10位・15位・BB(以上9賞)
副 賞 BG・ドラコン(4名)・ニアピン(4名)・大波(以上10賞)・参加賞10名
参加者 5組 19名


順位 氏 名 社  名 OUT IN GRO HDCP NET
優 勝 松本悦夫 愛知電子工業(株) 43 43 86 13.2 72.8
準優勝 寺田治男 (株)カーク 43 48 91 16.8 74.2
3位 青山杲資 (株)サンメック 40 41 81 6 75
4位 水野隆二 (株)カーク 44 49 93 18 75
5位 徳美義久 (株)島津製作所 47 43 90 14.4 75.6
7位 木下 実 (資)木下理化 48 45 93 16.8 76.2
10位 吉田孝司 (株)イリエ 51 54 105 26.4 78.6
15位 中根忠明 東京理化器械(株) 61 50 111 27.6 83.4
BB 小澤 嚴 オザワ科学(株) 61 59 120 30 90
BG 青山杲資 (株)サンメック 40 41 81    
大波賞 佐野雅宣     (敬称略)

13-2

No.298 2003 冬号

かきゃ~あんたも 「環境ISO14001」を認証取得いたしました!

オザワ科学(株)企画課 佐藤順子


 当社は2003年10月3日に、全事業所において環境マネジメントシステムISO14001を認証取得いたしました。昨年11月1日に社内でEMS組織を構築し、当初は本年12月の取得を目標にスタートしましたが、予定より2ヶ月早く取得することができました。
 ISO取得にあたっては、まず規格の要求事項を理解し、それらをすべて盛り込んだマニュアルを作成。マニュアルに沿った活動をして記録を残し、監査や見直しを行い必要であればマニュアルを改訂していく、の繰り返しになります。
 当社ではエスペック(株)環境管理部様のご指導のもと、社長及び役員も含め社員43名を大きく5つの部門に分けてEMS組織を構築し、ISO14001 規格の17規格項目を各部門に割り当ててマニュアルを作成いたしました。役員はもとより社員の半数近くがマニュアル作成に加わることにより、社員の ISO14001活動に対する意識向上と理解を深めることができ、この点は審査を行っていただいたJQA様からもストロングポイントとして評価されました。
 一般的にISO14001などの環境保全活動においては「紙、ゴミ、電気の削減」といった環境に悪い影響を与えるものを減らしていく活動に集中しがちです。しかし、審査ではむしろ企業が環境に良い影響を与え、それが経営に寄与するような活動を増やしていくように指摘を受けました。当社においてはエコ商品の販売、営業車をディーゼル車からガソリン車へ切替えるなど少しずつ活動を進めていきたいと考えております。
 ISOは取得して終わりではなく、継続していくことが重要であり大変だとさまざまな方からお聞きします。今は取得できたといううれしさの方が大きいですが、年1回の定期審査、そして3年ごとの更新審査に「不適合」とならないよう活動を続けていきたいと思います。
 最後に当社の認証概要をご紹介いたします。

14-1114-21

No.298 2003 冬号

東海科学機器協会 2003年度第6回役員会議事録

日 時 2003年10月14日(火) 14:30~16:30
場 所 名古屋中小企業振興会館4F 第一会議室  
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事、
後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、安達監事、小澤理事、伊藤監事、山岸監事

議事


(1)9/13(土) つり大会の件
(山岸)
当日は、台風がきており天候が心配されましたが予想に反して、好天となりました。
釣りの成果は今一つという結果でありましたが、ファミリーイベントとしての協会の行事としては好評でした。総参加者数約35名でした。

(2)10/18,25 野球大会開催の件(後藤)
9/26実行委員会を開催しました。今回は野球部会として初めての開催となりますが、名古屋医理化様、理化研様いずれもが協力的で成功事例としたいです。大会の進行に関しても実行委員会中心で進めていく予定ですが、開会式については後藤実行委員長・表彰式については水野福利厚生委員長が出席をすることとしました。

(3)10/22(水)~24(金)全科展in大阪の件(岡野)
TKKから岡野理事長、八神副理事長、竹田理事が開会式に出席することとなりました。
バイオフォーラム等とも合同開催であり全科展として盛況が期待されます。

(4)11/8(土)~TKK50周年記念旅行の開催について(八神)
本日10/14PM1から旅行参加者22名を集めて説明会を開催しました。3日コース、4日コースの併用で催行することになりました。SARSの件も心配されましたが、沈静化しておりひとまず安心です。

(5)11/15(土)ゴルフ大会開催の件(伊丹)
TKKゴルフ大会は、予定通り11/15(土)春日井CC西コースにてアウトイン同時AM9時スタートで開催することとなりました。

(6)12/16(火)忘年会の件 (八神)
役員会をPM5-5:45、PM6以降忘年会(昨年実績)として行います。忘年会場所は、東区泉 川由(TEL931-3636)にて行う予定です。

(7)1/20(火)新春懇親会の件(柿坂)
名古屋ガーデンパレスにて実施予定。出席確認案内11/20頃までに送付する予定です。

(8)2005年愛知万博(日本国際博覧会・愛知)開催(2005.3.25~9.25)について(岡野)
1年半後にせまった愛知万博についてTKKとしてどう対応するか意見交換をおこないました。
また、10/8愛知県労働部が、TKKに訪問されました。TKK50周年事業・最新科学機器展等でのTKKの活動について一定の評価をしていただいているとのことでありました。

(9)経営研究会について(伊藤)
経営研究会の会合についてH16.3.14-15で開催計画をたて次回提示します。

No.298 2003 冬号

東海科学機器協会 2003年度第7回役員会議事録

日 時 2003年11月13日(木) 14:30~16:30
場 所 名古屋中小企業振興会館4F 第一会議室  
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事, 後藤理事、平野理事、西村理事、小澤理事、伊藤監事、山岸監事

議事

(1)10/18,25 野球大会開催の件(後藤)
10/18,25ともに天候もよく順調に大会は、進行したが決勝戦の10/25は、同点引分け再試合 となりました。予備日の11/3については残念ながら雨で順延となり11/24開催予定としています。 なお、3位については島津製作所にて決定しました。

(2)10/22(水)~24(金)全科展in大阪の件(岡野)
入場者数は、前回に比べ下回ることとなりましたが全科展in大阪としての第1回の開催を無事終了しました。今後の展示会の行方を見る上で貴重なものとなりました。

(3)11/8(土)~TKK50周年記念旅行の開催について(八神)
参加会員17社、22名にて上海国際工業博覧会参観を主とする記念旅行を終了しました。
TKKの50周年事業もこの記念旅行にて終了することになり、何らかの形で会員へ50周年事業の全体報告も必要ではないかという意見が出されました。

(4)11/15(土)ゴルフ大会開催の件(伊丹)
前年大会は、26名の応募があったが今回は20名5組となりました。天候もよさそうであり、伝統あるTKKゴルフ大会にふさわしいものにしたいということでした。

(5)12/16(火)忘年会の件(八神)
前回の役員会で場所については連絡済みですが、東区泉の「川由」にて開催予定です。
午後5時から第8回役員会を実施して、忘年会を午後6時から開催。

(6)会報誌新年号の役員記事寄稿の件(小澤)
新年号の会報誌は、1/25発行予定。原稿の締切は、12/10となりました。例年通り新年の抱負について各役員に原稿を依頼しました。なお、写真については、12/16忘年会にて撮影予定。

(7)1/20(火)新春懇親会の件(柿坂)
開催場所は、名古屋ガーデンパレスホテルとなっています。役員会を午後5時から6時で5F竹の間にて開催し新春懇親会を2F鼓の間にて午後6時30分から8時30分で開催の予定となっています。なお、当日の来賓については、これから人選します。

(8)経営研究会の件(伊藤)
H16.3.14・15にてプランを作成提示。これを基礎プランとして詳細を詰めます。
次回の役員会にて参加者についての集計予定。

(9)2005年愛知万博(日本国際博覧会・愛知)開催(2005.3.25~9.25)について(岡野)
愛知県産業労働部から万博入場券についてTKKとしてのとりまとめ依頼がありました。
12/23に愛知県労働部へ報告予定なので、TKKとして12/20までにとりまとめ予定。
なお、募集案内はTKK会員すべてにメールまたはFAXにて打診予定です。

No.298 2003 冬号

東海科学機器協会 2003年度第6回TKK会報編集委員会議事録

日 時 10月23日(木) 16:00~17:40
場 所 コンパル会議室  
出席者 小澤委員長、小島委員、吉田事務局

議事

(1)秋号(9/30発行完了)について
会報誌の表紙について、一般への募集方法にもう少し工夫が必要との事でした。
恒例の行事である釣り大会の報告ができました。
名古屋市エコ事業所の記事は、最近の世の中の事情をよく反映しています。

(2)冬号(12/25発行予定)について
表紙写真については、引続きお願いをする事になりました。
この時期行事も多く開催されるので、もれのないように寄稿者へ連絡をする事になりました。

(3)新年号(1/25発行予定)について

No.298 2003 冬号

東海科学機器協会 2003年度第7回TKK会報編集委員会議事録

日 時 11月19日(水) 16:00~18:00
場 所 オザワ科学会議室
出席者 小澤委員長、小島委員、吉田事務局

議事

(1)冬号(12/25発行予定)について
11/8~11にTKK50周年事業の海外旅行研修が終了したので、50周年事業のまとめをしたいと思います。10-11月は、TKKの行事も野球・ゴルフ・旅行と集中しており、できるだけ会員へいろんな情報として提供していきたいです。

(2)新年号(1/25発行予定)について

No.298 2003 冬号

全科展in大阪2003 バイオフォーラム2003大阪 食のリスクマネジメント・システム展 終了のお礼ならびに入場者数のご報告

10月22日から3日間、インテックス大阪で開催いたしました標記展示会は無事盛況のうちに終了することができました。
 これも偏にご出展参加をいただきましたご出展者の皆様をはじめ関係各位のご支援ご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。19-15 今後次回の開催に向け、さらに内容の充実したイベントにすべく努力してまいる所存ですのでよろしくお願いいたします。
 以下、入場者数、シンポジウム・セミナー参加者数をご報告いたします。

日本科学機器団体連合会
大阪科学機器協会
NPO近畿バイオインダストリー振興会議
日本工業新聞社

19-21
 入場者数 38,549名
[前回:43,181名]

月日 曜日 天候 入場者数
10月22日 曇りのち晴れ 9,961名
10月23日 晴れ 13,296名
10月24日 晴れ 15,292名
合計 38,549名

シンポジウム・セミナー参加者数
○バイオフォーラム(3日間)
1,039名
○京都大学COEプログラムエネルギーシンポジウム
43名
○日本質量分析学会セミナー・講演会
91名
○燃料電池・水素エネルギーフォーラム
202名
○食のリスクマネジメントセミナー(2日間) 112名
[事務局]日本工業新聞社 事業部 担当:助田・神原

No.298 2003 冬号

表紙の言葉

20-13 上海国際工業博覧会は、上海浦東区・上海新国際博覧会場にて1999年から毎年開催されておりますが、本年で第5回目の開催となりました。
 本年は、11/6(木)~11(火)に開催されました。入場者等は、公表されてないものの本年の中国初の有人人工衛星の成功のこともあり、出展社数約1500社、入場者数約60万人となっております。
20-22

No.298 2003 冬号

「中部の技術シーズ」を活用した産学官連携による研究開発の推進 No.1 財団法人 中部科学技術センターの取り組み

財団法人 中部科学技術センター
産学官連携コーディネーター 安田匡一郎


 中部科学技術センターの概要、中部の技術シーズ(現在中部経済産業局が事務局の中部技術開発支援団体会議が連携して、中部8県の大学や国公設試から収集している産学官共同研究開発技術シーズ)、および技術シーズを活用した中部科学技術センターの産学官連携による研究開発への取り組みなどについて紹介させていただきます。

1.財団法人・中部科学技術センターについて
 当財団は、科学技術の振興に関する諸事業を総合的且つ効果的に推進し、科学技術水準の向上を図り、もって中部地域産業の発展に寄与することを目的として、昭和35年科学技術庁所管の(財)日本科学技術振興財団の中部地方本部として発足しました。その後昭和42年分離独立して財団法人中部科学技術センターとなり、昭和56年通商産業省が主務官庁に加わり、現在主務官庁は文部科学省と経済産業省の共官となっています。
 現在の事業は、イ.科学技術交流事業、ロ.研究開発促進事業、ハ.普及啓発事業、ニ.産業クラスター計画支援事業、ホ.科学技術功労者の表彰及び推薦、ヘ.科学館への協力、ト.科学技術諸団体の支援と連携などとなっています。特に、新産業創造に不可欠な創造的研究開発推進に向けては、3.で述べますように、「中部の技術シーズ」を活用した様々な産学官連携活動の取り組みと共に、中部科学技術センター独自の共同プロジェクトとして、マイクロメカトロニクス研究開発センターを有し、インテリジェント生活支援ネットワークシステム技術の研究開発等の研究を行っています。また産業クラスター計画の支援では、中部経済産業局主管の「東海ものづくり創生プロジェクト」の推進機関である東海ものづくり創生協議会および「デジタルビット産業創生プロジェクト」の推進機関の中部デジタルビット産業創生協議会それぞれの事務局も務め、産業クラスター計画を推進しています。当財団の特徴は中部の名を冠して、愛知、岐阜、三重、石川、富山に加えて福井、静岡および長野の8県の広域を対象としていることです。
 当財団は、賛助会員制度を設けており、会員の方には、情報誌「CSTCニュース」のご送付、ならびに当財団が主催するシンポジウム(CSTCフォーラム)、施設見学会等のご案内をしております。

2.産学官共同研究開発技術シーズ
(「中部の技術シーズ」)

 わが国経済の活力の維持・発展のためには大学等の技術シーズを活用し、独創的な技術による技術革新および新規産業の創出を図ることが重要であるとされています。
 本シーズは、平成13年度から中部経済産業局(事務局)の指導の下に中部技術開発支援団体会議の各参加機関が連携して、当地域(中部8県)の大学、高等専門学校、国立研究所および公設試験研究機関等から優れた技術シーズを提供していただき、域内企業への紹介、企業への技術移転・産学共同研究等のマッチング、地域コンソーシアム形成に向けてのコーディネート活動等に活用させていただいているものです。
 各技術シーズ票は、1シーズがA4の1頁に記載されており、その一例は別表(「産学官共同研究開発技術シーズ調査票」)の通りです。各欄の内容は、まず「研究開発テーマ」(シーズ)、「技術分野の区分」(8分野:材料、バイオテクノロジー、情報通信、機械、医療・福祉、エネルギー、環境、その他)、「研究段階」(基礎~応用)および「キーワード」があります。続いて提案者のデータベース欄ともいうべき「提案者氏名」、「所属機関名」、「電話番号」、「FAX番号」、「Eメールアドレス」、「ホームページURL」があり、これらの項は、本シーズに関する問い合わせに限らず、企業活動において必要な事態に随時大学等とコンタクトをとり、企業発展に役立てていただけるものです。
 本文としては、「研究の目的」(研究開発の目的、最終的な事業化分野)、「研究開発の内容(概要)」、「新規性・独創性・優位性」、「地域経済への波及効果」(本研究によって期待される成果・効果・地域への貢献、産業界へのインパクトなど)、「実用化への見通し」(共同研究の相手となる企業・業界、実用化になるまでの期間等)、さらに「関連所有権」記載の欄があります。すなわち企業が共同研究や技術移転による事業化を考える際に、また各支援機関等が地域新生コンソーシアム等のプロジェクトへの提案を前提に研究会等を組織する場合に有用な資料となるよう配慮されています。
 上記支援団体会議への現在の参加機関は、(財)中部科学技術センター、(財)名古屋産業科学研究所、(財)東海産業技術振興財団、(財)北陸産業活性化センター、(財)科学技術交流財団、(財)岐阜県研究開発財団、(財)三重県産業支援センター、(財)富山県新世紀産業機構、(財)石川県産業創出支援機構、および(財)名古屋都市産業振興公社の10機関です。
 15年度中部8県の49の大学や公設研究機関から提供された技術シーズは、15年度新規および更新分が423シーズ、継続掲載分が172で、合計595 のシーズが中部の技術シーズとして掲載されています。これらのシーズは各機関によってそれぞれ独自の企画のもとに活用されます。事務局の中部経済産業局では、全技術シーズ票の入った「CD-ROM」および「タイトルの一覧表」を作成し、各機関にも配布して積極的な活用を図っています。また本シーズは中部経済産業局の次のホームページで公開されています。

http://www.chubu.meti.go.jp/technology/page/seeds.htm

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No.298 2003 冬号

名古屋のグルメ

gourmet4 とうがん
【案内人】(株)日立ハイテクノロジーズ 安達公一


とうがん 漢字で冬瓜と書きます。東南アジア原産でウリ科のつる性一年草。夏に黄色の花を咲かせ、冬に真白な大きな球形の実をつくります。
 お店の名前は、ひらがなです。名前の由来は、冠婚・葬祭によく使われる素材で、真白で味も無く、お客さんに染めて頂きたいというママの気持ちからきたようです。
 ここの名物は、なんといっても御主人・料理人(某大学の助教授から転職したそうです)の創作料理です。そしてどこから入手されるのか珍しくもありおいしい日本酒です。
 また、看板娘のカワイかった?ママ(証拠写真がひっそり大きく飾ってあります。要チェック)。一例を紹介しましょう。まずお通しは、ヤーコン(アンデスで取れるキクイモ)のサラダ、なんでも成人病に良いそうです。次にサンマとカキの刺身、そして豆腐と白身魚のすり身の挟み蒸し、次に大和いもとカキの磯部あげ。つづいて名物の直径30cmくらいのとうがんの半分をくりぬいてそこにエビ、あさり、しいたけ類を貝柱、鶏がら、少々のかつおだしでじっくり6時間煮込んだとうがんの丸ごと蒸しです。スプーンでとうがんの内側の実を削りながら食します。おいしくてついつい皮が、障子ほどの薄さになって穴があくのではと心配になるほどです。ここらへんで久保田の紅寿が、4人で1本空いてしまいます。
つづいて珍しい創作豆腐料理(トマトとカニのミルフィ)とまつたけ酒が一升出てきます。最後にたらばガニとサザエの蒸し物です。
これで飲み放題で6千円は安い。
スッポン、鯛すき、あんこう。季節によっては、ハモ等あり事前に電話で予約をしておくほうが御主人の損得関係なしに腕によりをかけたその時々の食材とイメージの創作料理が楽しめると思います。
最近では、ママに頼めば本物の芸子の豆香さんが、芸とお酌を披露してくれるようです。
座敷10人、テーブル10人くらいで満員になりますが、美味しい料理とお酒で話もはずみ、み、あっという間に3時間くらい経ってしまいます。
場所は、布池公園の北側、布池教会の近くです。東山線新栄町下車徒歩8分です。

皆様へ 
話の種に是非一度は、訪ねてみたい
美味しくてユニークなお店だと思います。

【お店の場所】
名古屋市東区葵一丁目7番12号  TEL052-934-3008

No.298 2003 冬号

会員だより

■代表者交代

○久保田商事(株)名古屋営業所所長は、
 10月17日、山本伸明様から宇良信一様へ代わられました。

○アドバンテック東洋(株)名古屋営業所所長は、
 11月19日、木戸 孝から片岡 修様へ代わられました。

○三洋電機バイオメディカ(株)中部営業部部長は、
 12月1 日、伊藤秋雄様から出口正人様へ代わられました。

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No.298 2003 冬号

各社広告

yagami03101

yagamirika1

azuwan

advamtec1

minolta0310

espec3

ozawa3

cahc0104182

shimadzu3

dalton

nagoya_kgk

mysec2

horiba2003

yamato2

No.298 2003 冬号

編集後記

◆通勤途中の桜通りの銀杏は、12月になっても紅葉しないものも見受けられ、地球の温暖化が身近に感じられる今日この頃です。紙上では一部企業の業績が改善されてきたとのニュースもありますが、身近では未だ未だとお思いの人が多いかと思われます。来年は、冬は冬らしい季節の移り変わりを、景気は社会全体が暖かいと感じられる年になることを期待したいものです。(S・K)


◆平成15年は、TKK50周年事業もあり大変忙しい年でしたが、会員の方々とも何度か連絡を取り合うことができ、ふれあいの多い年でした。TKKの内外を取り巻く環境も激変する時代ですが、来年はそれにうまく乗れるような年にしたいと思います。(M・Y)


◆協会の皆様、今年一年間会報誌をかわいがっていただき誠にありがとうございます。ご案内の通り、事業改革委員会により改革された行事がひとつひとつ終了して、来年の新年会とボウリング大会のみになりました。行事に参加された皆様の並々ならぬご協力、本当にうれしく思いました。来年もよろしくお願いいたします。(I・O)


会報編集委員

委 員 長  小澤 嚴:オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  小島司郎:ヤガミ
事 務 局  吉田 実:名古屋科学機器