東海科学機器協会の会報

第22回　TKKボーリング大会

第22回　TKKボーリング大会が平成25年2月21日(木)、スポルト名古屋にて開催されました。

新春懇親会実行委員　中野　良昭

毎年恒例の新春懇親会が、2013年1月8日(火)名古屋ガーデンパレス3Ｆ栄の間において会員105社中61社78名とご来賓3名の皆様をお迎えして開催されました。
司会は、本懇親会実行委員長でもある米田理事（堀場製作所）が、開会を宣言し開始となりました。まずは、ご来賓のフジサンケイビジネスアイの斎木純一様（常務取締役）、フジサンケイビジネスアイの荒井一則様（営業事業本部部長）、ＴＫＫ相談役 竹田政夫様(㈱イリエ) 3名様のご紹介がありました。続いて岡野忠弘理事長（名古屋科学機器㈱）から開会の挨拶です。「昨年は、第22回最新科学機器展と東京のJASIS(旧分析機器展、科学機器展)を無事成功裏に終わることが出来ました。また、TKKは今年10月3日に創立60周年記念式典を開催いたします。これも皆様のご支援のおかげと思っております。世の中は、昨年末に政権も変わり明るい経済に進もうとしております。自動車産業も全体として上向きになり、航空宇宙産業も国産化が順調に進んでおります。また、iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中先生のおかげで研究支援産業の大切さがあらためて
世間に認められました。さあ、皆様の出番です。
皆様の今年が最も明るい年でありますようにご祈念いたします。」などと述べられ、本年の挨拶を五行歌で締められました。
続いてご来賓のフジサンケイビジネスアイの斎木純一様が、挨拶されました。「今年は、いつになく明るい新年を迎えることができました。昨年誕生しました安倍新政権のもとでデフレ・超円高などを是正すべくスピード感を持った政策で景気をよくしてもらいたいという期待がみなぎった年であると思います。TKKは、今年60周年を迎えるということでお祝い申し上げます。我々は、昨年創刊80周年を迎えることができました。これからも皆様にお役にたてる情報発信を続けることで日本経済の活力を取り戻していきたいと願っております。どうぞ、この1年日本の経済を良くする為に共に頑張ってまいりましょう。」と熱く語られました。斎木様は風邪でのどを痛めておられるにもかかわらず誠にありがとうございました。引き続き乾杯も斎木純一様の音頭にて行われました。
続きまして今回も本会場の名古屋ガーデンパレスの総料理長より今日の料理の説明がありました。鯛の塩釜焼きを紹介頂きました。ＴＫＫは今年60周年で「めでたい」と言う意味がこめられております。

次に昨年9月にTKKに新しく入会されたアニマルジェネティックスジャパン㈱の長宗社長に入会のご挨拶をいただきました。そして昨年代表者が代わられた㈱コクゴ名古屋支店様の尾崎正和支店長、㈱堀場テクノサービス様の山本優副部長に新任の挨拶をいただきました。
しばしご歓談の後、昨年・一昨年と同じくマジックショウを開催しました。今回出演していただいたのはマジシャンのケントさんです。ケントさんは、テレビにも数多く出演されるなど中部地区で一番若手のマジシャンのです。本日は大きなトランプが段々小さくなる、会場のお客様の一万円札が２枚の千円札になる、カゴに入った美女に上下左右から剣を刺し無事生還する、大きな紙にボウリングのボールの絵を書くと実物が飛び出してくる、など数多くのマジックをトークもまじえ面白く披露され、拍手喝采にて終了となりました。
そして次は、くじ引きによる抽選会を行いました、初夢金賞は東京理化器械㈱名古屋営業所の中根様、初夢銀賞はアドバンテック東洋㈱名古屋営業所の稲垣様。初夢銅賞は愛知電子工業(株)の松本様、理事長賞はコフロック㈱名古屋オフィスの西様など計13点の豪勢な賞品が
提供されました。

そのあと司会の米田理事より2月のボウリング大会の募集、ＴＫＫ60周年記念事業の説明がされました。最後に八神基副理事長（㈱ヤガミ）が「景気も良くなりテンションがあがっており、緊急財政対策として科学技術産業にも予算が組まれております。そんな中TKKは60周年をむかえます。記念事業も我々代表者だけではなく社員の皆様にもご参加いただけるようにと執行部は一世代若い役員に頑張っていただいております。是非とも皆様の参加をお願いいたします。」と述べられ、勢いよく1本締めにて中締めを執り行いました。
今回も新春懇親会へTKK会員皆様方の多数のご参加をいただきまして誠にありがとうございました。皆様方のさらなるご発展とご健勝を祈念いたします。なお本年はＴＫＫ60周年の記念事業として記念式典、記念旅行、ゴルフコンペ等が予定されておりますので是非ともご参加いただき皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

東京理化器械㈱　中根　忠明

　東海科学機器協会の新春懇親会に参加させていただて約20年になりますが、今回はまさか自分に初夢金賞が当るとは思っていませんでした。
　名前を呼ばれる前まではいろいろな賞品を手にされた人に「やりましたね」と話をしていましたが、最後の初夢金賞の発表で自分の名前が呼ばれてびっくりしました。
　今までは新春懇親会に参加して、多くの人に新年の挨拶をする事が目的で、賞品が当たるとは考えていませんでした。
まさに「まさか・・・」の気持ちで一杯でした。
　今年の新春懇親会で初夢金賞をいただいた事が良い年のスタートと考えて行きたいと思います。そして、年末には良い年であったと思えるようにしたいと思います。

アドバンテック東洋㈱　稲垣美都雄

この度は、TKK新春懇親会での、初夢銀賞を獲得させていただき誠に光栄であり、ご参列されていた方々を代表して、銀賞の賞品を食べさせていただきました。
　その銀賞ですが、愛知県三河自慢のうなぎであり、島崎藤村の歌にも詠まれた『やしの実』で有名な伊良湖畔をはじめ、織田、武田軍の古戦場跡（長篠城）など、数多くの名所・旧跡があり、鳳来寺山には県の鳥に指定されたブッポウソウが生息する、風向明媚な所に立地する養鰻池で育った天然に近い鰻でありました。
　私は、名古屋に単身赴任していますので、家族が暮らす大阪の住居へ、私が帰省する日程に合わせて、送っていただく段取りを取り、その日に帰省いたしました。
　夕方、待ちに待った鰻が届き、開封して見ますと、大きな肉厚の鰻であり、今まで見たことも無いほどの光沢で、電子レンジで温め、ご飯の上に乗せて食べたところ、家族全員（4人）「う〜ん」と唸りました。
　本当に美味しい時は、何も喋らなく、唸るのであります。
　家族全員が満面の笑みとなり、息子曰く「たまにはお父さんやるやん」と生意気なコメントも貰い、幸せな夕食となりました。
　この新春懇親会へ出席させていただくのは、初めてのことであったため、初々づくしであり、縁起が良い年となればと願っております。
　最後になりましたが、TKKの会員となり、お役に立てるよう尽力出来ればと思っております。
　今回の銀賞をいただき有り難うございました。

愛知電子工業㈱　松本　悦夫

　正月休みボケもまだ覚めやらぬ１月８日恒例のＴＫＫ新年懇親会に出席させて戴きました。還暦を過ぎてから懇親会に出席しても知っているお顔が少なくなって多少寂しい思いがありましたが、司会の米田様始め、久し振りにお会いする方々との歓談、そして毎年のようにレベルアップする？マジックショーなどいつものように楽しいひと時を過ごさせて戴きました。ＴＫＫの行事ではダブルぺリア方式のゴルフ大会３連覇を始め、ビンゴゲーム等で運を使い果たした感もありましたが、またまた初夢銅賞を頂きました。予てより感謝すると運が良くなると聞いて心がけてはおりましたが、これから益々感謝の心を大切にしてまいりたいと思います。東海科学機器協会の皆様に改めて御礼申し上げます。

ボウリング大会実行委員長　中野　良昭

　去る2013年2月21日(木)に第22回ＴＫＫボウリング大会をブランズウィックスポルトにて開催いたしました。今回は27社、レーン数38、総勢151名で開催することが出来ました。ただ昨年ボウリング場に予約をして頂く際に希望の金曜日はすべて満員になっており、仕方なく空いている木曜日開催となりました。木曜の夜では参加数も少なくなると予想されましたが全然問題なく多数ご参加いただき誠にありがとうございました。
　今回は遅れてこられた方はありませんでしたが、参加者の中で選手の変更が多くあったり、女性のハンディ+20が入力されていなかったり、1組入力されていなかったりとトラブルが相次ぎましてボウリング場に入力訂正はしてもらえましたが若干時間がかかりました。訂正終了まで会場上のスコア表示パネルの画面が未点灯になり、実行委員である私のゲーム説明もタイミングが合わず、皆さんが戸惑う場面がありました。なんとか多少の遅れでスタートはできました。また、今回はレーンの故障や２ゲーム目のスタート遅れ(事前の説明不足の為)などによりゲーム終了の時間差が出来てしまい表彰パーティーが遅れそうでしたが、周りのゲームが終了してガランとしてくるのがゲームを急がせたたようで実行委員の方々に適切な誘導をして頂きほぼ全員がそろってパーティーを始めることができました。
　パーティーはまずお食事から始めていただきました。その後成績を個人５位から飛賞の下位へと発表いたしました。そして個人３位から優勝へ、団体３位から優勝へと表彰いたしました。さて本年の成績ですが、個人はオザワ科学㈱粟田道夫氏で192+195＝387と安定した成績で優勝されました。おめでとうございます。僅差の
個人２位は㈱マイセック藤岡勇貴氏222+160＝382と今回１ゲーム最高点の222点はおみごとです。そして個人３位は昨年の大会まで３連勝をされて今回４連勝に挑まれた日本計量器工業㈱佐々木淑一氏でしたが残念ながら惜しくも202+169＝371で敗れました。しかし3位はさすがです。
　団体は㈱カークＢチームがトータル1,364点、チームアベレージ170.5点をたたき出しダントツで優勝でした。団体の2位は個人優勝の粟田氏がおられるオザワ科学㈱Aチームでしたチームアベレージ158点と大健闘。団体の3位はアズワン㈱チームでした。アズワン㈱チームでは女性の柴山さんがトータル319点と高得点を出されています。
　会社を代表して出場され真剣にゲームをされていた方、ゲームを楽しんでたまにストライクが続きはしゃいでおられた方など色々なパターンがあると思いますが、全体的には笑顔で楽しくゲームをされていた様でした。パーティーの料理は昨年よりボウリング場とは別のレストランにお願いしており、質・量共に満足いただけたと思います。
　最後にこの会の中締めをＴＫＫの役員であります㈱栄屋理化宮木氏にお願い致しました。本年行われますTKK60周年の行事についての説明も頂きました。
　今回は実行委員長であります私の準備不足によるトラブルが多かったことをお詫び申し上げます。TKKの実行委員の方々に助けられ何とか無事終わることが出来ました。ありがとうございました。また次回も多くの方のご参加をお待ちいたしております。

九鬼正継・野瀬智弘・山本雄生・奥野伸哉

㈱カーク　営業一部　奥野　伸哉
　㈱カークBチームは、昨年の悔しさをバネに今年は絶対に優勝しようが合言葉でした。
　忙しい時期のため、練習無しのぶっつけ本番になってしまい不安はありましたが、いざ始まると勢いも手伝ってピンが倒れ、個人賞でも4位と5位をとることができました。
　昨年から私はTKKボウリング大会に参加させていただいていますが、昨年よりレベルが高くなっているように感じました。
　しかし来年、二連覇の挑戦権があるのは私たちだけですので、それを目標に頑張ります。
　また、試合終了後の食事会では、他ディーラーの方やメーカーの方と交流させていただき、とても貴重な時間を過ごすことができました。
　個人的には、TKK野球大会にも参加させていただいていますので、そちらでも優勝できるよう頑張ります。

　オザワ科学㈱粟田と申します、歴史ある第２２回TKKボウリング大会で個人優勝させて頂き有難うございました。実は密かに狙っていました。と申しますのは、さかのぼること２年前「無料健康ボウリング教室」と書かれた折り込みチラシを目にして健康のためと門をたたいたのがきっかけで今ではマイボール、マイシューズ。まんまとボウリング場戦略にハマリ週一回仲間と一緒に楽しんでいます。（昨年３００点パーフェクトを出しました）いつかは大きな大会で優勝をと練習に励んでいました。その甲斐があって今回個人優勝と団体準優勝の栄冠を手にすることができました。
　ちょっと待て！これはできすぎではないだろうか、これがピークにならないように今後も練習に励み、次回もこの紙面で喜びを語れるように精進したいと思います。
　ボウリングは老若男女が一緒に楽しめるスポーツで、今大会でも多くの会社の方々が一緒になって和気藹々、また真剣に競っていました。このような大会がいつまでも続くことを願って優勝の感謝の言葉とさせていただきます。
　最後になりましたが事務局の皆様そして参加されたすべての方々にお礼と感謝を申し上げます、有難うございました。

　TTKボウリング大会におきまして、個人の部・準優勝を頂きまして誠にありがとうございます。
　今年で3回目の参加になりましたが2回目の大会で思うような結果が出なく悔しい思いをしていたのでいい結果が出てとてもよかったです。
　去年の大会では私が足を引っ張りチームは、3位になってしまったので今回は足を引っ張らないよう集中して臨んだことがよかったと思います。
　ただ残念だったことは団体で3位までに入れなかったことがとても悔しく心の残りです。
　来年の大会では個人の優勝もそうですが個人よりもマイセックとして団体で優勝できるよう社員の気持ちを一つにして優勝目指して頑張って行きたいと思います。
　最後になりましたが企画・運営いただきました協会関係者の皆様に感謝すると共に厚く御礼申し上げます。有難うございました。

粟田道夫・野田匡巳・清水雄大・長谷川泰之

オザワ科学㈱　本社分室　清水雄大
　屋外では、かなり寒く感じた気候でしたが、２７社・１５１名の熱気が会場内を漂う中、２月２１日にスポルトにて開催されました。
　私達は、年に１回開催の大会に毎年本社分室営業３課として、課内の親睦を深める意味も含め参加させて頂いていました。
　毎年、思う様な成績が残せず、まぁこんなもんかと思いつつ、いつも上位入賞者の表彰を見ていたかと思います。ただ、今回の大会については、個人優勝が狙えるメンバーが入った事により、もしかしたらと思っていた所、表彰式で団体での準優勝を頂けると聞き、耳を疑った部分もありました。（私のスコアが伸びず、足を引っ張っていたからです。）
でも結果は２位でしたので、次大会は優勝して原稿を投稿出来るよう練習？しようかなぁとかすかに思っている自分がいます。以上ありがとうございました。

日本フリーザー㈱名古屋営業所　榊原二郎

　仕事中に極度な息苦しさを感じ、病院へ行ったのは昨年１０月の事でした。
　診断は、心筋梗塞。緊急入院となりカテーテル手術を受けました。
　先生からは、運動不足、飲酒、喫煙、ストレス、疲労、遺伝と原因は様々との事で、心臓の冠状動脈から枝分かれした血管が２か所詰まりかけていたとの事。かなり細くなった血管にステンレスのメッシュ状の筒を入れ、血液の流れを良くして頂いたとの事でした。
　手術は手首からであり、思ったより簡単であった事に驚きました。
　もし、時代が違えば開胸手術となっており、医療の進歩に感謝すると共に、もしかしたら死んでいたかもしれないという怖さも感じました。
　また、当時４０歳の私は、こんな年齢で？と驚きましたが、３０代の患者も多いとの事で、同部屋の患者さんの内、私より年下の方が２名もいる事に更に驚きました。
　思えば、大学まで野球で鍛えた体は、何をしても大丈夫という「おごり」があり、社会人になって以来、体に良い事は一切行っていなかったなと、大反省しました。
　まだ子供も小さく、彼らが路頭に迷う事無く、無事成人するまで元気に働ける様に、退院後、まずは好きなシングルモルトウィスキーとタバコを止めました。

　今では週末に１日２０，０００歩を目標に散歩をし、体調管理に取り組んでおります。
　近所の庄内川を散歩しておりますと、鯉が泳いでいたり、水鳥がいたりとこれまで気にしていなかった風景や自然を感じられます。これからの季節は梅の花が咲き、土筆が生えてと楽しみもあり、散歩も良いもんだなと感じ、今後も継続していこうと考えております。
体調も、すこぶる良くなり、仕事の方もこれまで通りバリバリ動ける様になりました。
　バリバリ働いている皆様、私の様にまだ若いと過信しておりますと、体が悲鳴を上げる事もあります。私の様に不摂生をしているなと思う方がもしいらっしゃれば、そろそろ自分の体と向き合ってみてはいかがでしょうか。

日本計量器工業㈱名古屋支店　宇野喜彦

　昨年行った三重県熊野市の大花火大会の体験談をお話ししたいと思います。以前から大会のことは知っていたのですが遠いので行くのは無理だと諦めていました。しかし偶然熊野市出身の人と知り合いになり、一緒に来ないかと誘われたので妻と思いきって出かけることにしました。
　当日は尾鷲まで車で行き、そこから先は通行止めになるので、紀勢本線に乗り換えてリアス式海岸を眺めながら熊野市をめざしました。
　到着して駅前に出ると大変な人混み。おそらく普段は閑散と（失礼）しているのだろうと思われるのですが、この日だけは都会の通勤時のような光景に驚かされました。会場は熊野灘を眺める七里御浜海岸で砂浜にはブルーシートがしかれ、皆その上に座り宴会を開きながら日が暮れるのを待っています。私も腰をおろしてビールを飲みながらふと海を見やると、沖合に豪華客船が３隻停泊しています。何をしているのかと地元の人に尋ねると、あれは船上から花火を見物するためのクルージングだと聞き、我々のブルーシートとはえらい違いだなと思ったのですが、気を取り直して花火が始まるのを待つことにしました。
　７時過ぎに海上の３か所から同時に花火が打ち上げられ始まりました。山がすぐ後ろに迫っているので爆発音が反響して大変な迫力です。熊野の花火大会の醍醐味は海上自爆という上空に打ち上げずに海上でわざと爆発させ花火が目の前まで迫ってくる臨場感を味わうものです。特に船を全速力で走らせながら点火した花火を次々に海に投げ入れ、その爆発に巻き込まれないように進むパフォーマンスは会場が大歓声に包まれます。さすがに熊野水軍発祥の地だけにやることが勇ましい。
　フィナーレは鬼ヶ城大仕掛という、奇岩がそびえる岩場から数百発連続して自爆や打ち上げを繰り返すもので、爆発音が鬼ヶ城の岩肌や洞窟に反響してすさまじい音が熊野灘に響き渡ります。しかしあまりやりすぎたせいか終わった後岩場の上の松林が火事になっていました。

日陶科学㈱　佐宗　康浩

　最近、つくづく考えされられますが、私どもの立場や年代になると日々、仕事に追われ、早朝から深夜まで仕事仕事仕事で明け暮れる毎日。そしてたまの休みも仕事のことが頭から離れず、気の休まる時間も場所もない…長年、景気の低迷が続く今の我国ではこのような方は多く存在するのではないでしょうか？かく言う私も決して心に余裕を持って毎日を送っているわけではありません。仕事の質及び量のみでなく、会社の存続にも影響を及ぼしかねない業務上の判断など肩にのしかかる責任に押しつぶされそうに感じることもしばしばあります。しかし、このような厳しい現実の中でも心が折れず、平常心を保って毎日を充実した気持ちで過ごすことができているのは私が日課として、ほぼ毎日欠かさず行っているランニングのお蔭であると実感しております。一般にランニングの効用としてよく言われるのは体力増強、健康増進、脂肪を消費してダイエット効果、新陳代謝の促進、ストレス解消、快便快眠、脳の活性化、集中力の促進など数々の効能効果が上げられます。他のスポーツでも同様の効果は得られると思いますが、何と言ってもランニングは体一つでできて、なおかつ大きな効果が得られるところに他にはない特長があると思います。

ランニングはただひたすら走るという一見、単純なスポーツに思われがちですが、私も長年続けてきて、ランニングは奥が深いスポーツであると思えるようになりました。ただ、ひたすら足を前へ繰り出すだけの単純な動作の中に、多くのバリエーションが詰まっているのです。たとえば、筋肉痛や足首、膝などの違和感が感じられる場合は、ピッチを小さくして様子を見ながら走ります。私がいつも走る際に考えることはその時の私の体調です。常に、自分の体と相談しながら走るのですが、状況によっては中止する勇気も必要です。また、足が軽く体調も良い場合は、ストライドを大きく取り、モチベーションを高めるための一環として決まったコースでタイムトライアルを行ったりもします。
　また便秘気味の時は、着地の際、少し強めに足に体重をかけるようにして便通を促します。時には途中でもよおしてきて困ることもありますが…さらに、足に負担をかけないで、大きなエネルギーを消費するために、上り坂をゆっくりと走ります。

　名古屋には何キロも続くような坂はありませんので、休みの日にはよく実家のある瀬戸へ行き、標高701ｍの三国山往復ランニングを行います。頂上に到達し展望台からの360度遮るもののない見晴らしは最高で、遠く御嶽山、中央アルプス、南アルプス、年に数回は雪をかぶった白山も見ることができます。このような景色を見ているとすべてを忘れて頭の中を空っぽにすることができます。そして明日への活力を醸成することができるのです。これからもマイペースで楽しみながらランニングを続けていきたいと思います。

案内人
㈱テクノ西村　石井　一広

　㈱島津理化　名古屋営業所の江波戸所長様よりご指名頂きました、㈱テクノ西村の石井です。
　弊社の所在地、名古屋市鶴舞にあります、遊食酒房「がや」さんを紹介させていただきます。
　こちらのお店、席は全部で40席弱、一般的にいう創作居酒屋さんです。ただ、少し特殊なシステムになっておりまして、初見で入るとちょっと戸惑うことになるかもしれません。なにしろ食事のメニューがないのです（ドリンクのメニューは、ちゃんとありますよ）。「じゃあどうやって頼むの？」と思われるかと思いますが、自分はいつもこんな感じで頼みます。「今日はお腹がすいてるんでガッツリめで」とか「ゴメン、他で食べてきちゃったんで軽めに」「魚系中心に2000円くらいで」etc．．．
　自分がこのお店に通い始めたのはもう15年くらいになると思います。当時はちゃんとメニューもあって、それを見て注文していましたが、いつからかメニューを見ることがなくなっていました。
　今回この原稿を書かせていただくにあたり、お店のマスターにお伺いしてみたと
ころ「メニューが無くなってもう10年くらい経つかな。だってお客さんがメニュー見て頼まないんだもん。みんな『おまかせで』って（笑）だから無くしちゃった」とのこと。その日のメニューはマスターの仕入れ次第。ただそうすることで「いつも新鮮で美味しい素材の料理を出せるようになった」とも仰っていました。確かに一品一品の料理が全てオリジナリティに溢れ、美味しいです。出てくる料理は「これなに？」と聞けば、マスターがちゃんと丁寧に説明してくれます（あんまり忙しいと来てくれない時もありますが）。
　さらに、自分はビール党なんですが、そのビール党に嬉しいことがあります。このお店はキリンと提携しており、工場直送・昨日出来たばかりの生ビールが飲めるんです！その証拠にサーバータンクも見せてもらいましたが、確かに昨日出荷のラベルが貼られていました。これは名古屋市内でも数店しか対応していないとのこと。他のお店と飲み比べてみると違いがわかりますよ。
FM愛知のパーソナリティさんなんかも良く来られる、隠れた名店「がや」。ぜひ一度足をお運び下さい。

お店の場所
遊食酒房 がや
住所：愛知県名古屋市中区千代田2-17-21
TEL:（052）241-5512

次回は、㈱ダルトン 口村和男さんがご案内します。

日　時　2013年2月5日(火)
場　所　名古屋ＢＫ協会　503　
出席者　岡野理事長、八神副理事長、木下副理事長、各務理事、八代理事、高木理事、小澤理事、宮木理事、
　　　　米田理事、伊丹理事、古米理事、中野監事、伊藤監事
欠席者　水野理事、林監事

議　題
（1）クラウドを利用したモバイルセミナー（ビジネスアイ）
最近のモバイル機器を利用したクラウドを有効活用する紹介がされました。
導入にあたっての障壁も低くなったことから活用いただきたいと思います。

（2）2013年度　役員会開催予定（岡野）
Ｈ25年度の役員会としては、この日程を基本として進めさせていただきます。

（3）１／８（火）TKK新春懇親会報告（中野）
61社、77名の参加で活気のある新春懇親会となりました。本年は、60周年事業もあることからそのキックオフも兼ねることができました。

（4）１／１１（金）（一社）科学機器協会新年会　報告（岡野）
社団法人化して初めての役員会となりました。
協会運営の会費などについて、見直し検討されているとのことであります。

（5）１／２５（金）−２６（土）第６５回新春大懇親会　報告（岡野）
熱海の新春懇親会は、本年より東京科学機器協会の単独行事となりましたが、出席者は200名以上あり、盛況でした。協賛される景品は若干少なくなったようです。

（6）２／２１（木）第２２回ボウリング大会について（中野）
12/10案内発送、締切2/14となっていますが、現在19社、124名の申込みとなっています。最終140名前後の参加者と見込まれますので、前年同様の規模となる予定です。

（7）５／１４（火）第60回定時総会開催準備（八神）
第60回定時総会は、本年開催のＴＫＫ60周年事業と関連するため、総会後の懇親会は開催しません。
また、改選の年でもないので決算報告と予算承認で終了します。

（8）60周年事業準備委員会（宮木）
本日、60周年事業に関係する全体スケジュール、大枠予算などを提示しております。再度参加人数など確認して、予算などに反映するようにして作成したいと思います。

日　時　2013年3月5日(火)
場　所　名古屋ＢＫ協会　503
出席者　岡野理事長、八神副理事長、木下副理事長、各務理事、水野理事、八代理事、高木理事、小澤理事、
　　　　宮木理事、米田理事、古米理事、中野監事、伊藤監事
欠席者　伊丹理事、林監事

議　題
（1）２／２１（木）第２２回ボウリング大会報告（八代）
27社151名38レーンを利用して実施しました。団体優勝は、カーク様、2位オザワ科学様。
個人優勝は、オザワ科学・粟田道夫氏、2位マイセック・藤岡勇貴氏となりました。

（2）５／１４（火）第60回定時総会開催準備（八神）
今回の総会は、60周年事業が本年開催されることにより懇親会を行わないことを確認しました。
また、平成24年度決算案、平成25年度予算案が提示され承認されましたので 、これをもとに決算書の準備を行うこととしました。

（3）60周年事業準備委員会（宮木）
総会の予算案において、60周年事業の予算の大枠が確認されましたので、これらを元にして事業の内容を詰めていくこととしました。事業の中で5/25に実施する記念コンペの内容についても承認されましたので、これで準備を行うこととしました。

（4）５／１０（金）九州科学機器協会60周年対応について（岡野）
九州科学機器協会より表記内容についてＴＫＫへ案内が到着しましたので、ＴＫＫとしての対応の準備を検討することとしました。

（5）５／２５（土）ＴＫＫ60周年記念コンペについて
60周年事業の中の一部ですが、実施内容について再度確認を行い、記念事業としての位置付けを確認していくこととしました。

（6）本日で平成24年度役員会は終了です。
ありがとうございました。引続き平成25年度お願いいたします。
今期、退会2社あります。2/20原科学器械製作所、3/31アイデックスで会員社数は、103社となります。

日　時　2013年2月15日(水)
場　所　名古屋BK協会　503
出席者　高木委員長、伊丹副委員長、伊藤委員、齋場委員、吉田事務局
　　　　精版印刷 橋本、デザインスタジオスポーク 野村

議　題
TKK60周年記念誌について

（1）発行について
これまで式典に合わせて出席者に渡すようにしていましたが、式典の記録が掲載できないので12月に配布することとしました。
なお、式典当日については、A3見開き大でスケジュール、表彰者などを掲載した内容のものを作成するのがよいという意見がありました。

（2）構成について
55周年の記念誌を踏襲するが、対談・60周年行事の様子などを掲載する予定です。

日　時　2013年3月12日(火)
場　所　名古屋BK協会　503
出席者　高木委員長、伊丹副委員長、伊藤委員、齋場委員、吉田事務局

議　題
会報春号について

（1）発行について
表紙は、第22回ボウリング大会の様子。
TKK新春懇親会の様子を掲載します。本年は秋の60周年事業にむけての準備号としての位置付けです。

（2）60周年記念誌
会員の一口PRを募集し、記念誌がより会員に身近になるように検討していきたいです。

会員動向
◆ご退会
・原科学器械製作所様　平成25年2月20日退会
・アイデックス様　　　平成25年3月31日退会

◎先日のボウリング大会をもって平成24年度の事業は終了致しました。皆様方のご支援により盛況に協会事業が開催できましたこと感謝申し上げます。いよいよ新年度がスタート致します。アベノミクス効果で上向きつつある景気を本格的なものにする為に私達も科学機器の供給を通じて貢献したいものです。平成25年度は当協会60周年の記念すべき年です。記念事業が皆様の記憶に残る事業となりますよう努力して参りますので、積極的なご参加をお願い致します。（H.T）

◎今年の冬は本当に寒かったですね。東海地区でも12月から積雪となるなど、一時はどうなるかと思われましたが、年明け以降それほどの混乱に見舞われるようなことはなく、しかしそれでも3月の声を聞くまで底冷えがしていました。そんな中、経済状況の方が一足早く春を迎えることになりました。今はまだ気配先行のようですが、今後実態が伴うようになり、桜が咲くころには同じくﾓ満開ﾓの企業業績や皆さんの昇給に繋がることを期待しています。（K.I）　　　　　　

◎花粉症の季節になりましたが、皆さんは大丈夫ですか？最近ニースでも報道されていますが、ＰＭ2.5も気になるところです。ＰＭ2.5とは、大気中を漂う2.5_ｍ以下の微小粒子のことで、人為的な物質、たとえばDEPや硫酸塩、硝酸塩などが多いです。特に最近では、大気中で微小粒子と花粉がぶつかることによってさらに小さくなりえるナノ粒子の研究が注目されつつあります。そういう意味でも私たちの科学技術支援産業の役割は、大きいとあらためて感じております。（Ｋ.ＩTO）

◎厳しい寒さも終わり、春の暖かさが戻ってきました。コートを脱いで身軽に歩けるのはとても気分が良いものです。各地で春一番が吹き、草木は芽吹き、入学式や入社式、人事異動など、人も会社も新しい変化の中で活気付く。桜の季節は新鮮さとともに気分の高揚を感じることができます。これで景気も良くなってくれれば…と願っている今日この頃です。（Ｍ.Ｓ）

◎平成24年度は、政権交代が行われ日本の国としては、良い方向へ向かっているように見えます。平成25年度は景気が上向きつつありTKKの60周年事業にとってもすばらしい年にしたいと思います。（Ｍ.Ｙ）

会報編集委員
委員長　　高木　裕明：伊勢久㈱
委　　員　　伊藤弘一郎：㈱三　弘
事務局　　吉田　実：名古屋科学機器㈱
副委員長　　伊丹勝司：壽工業㈱
委　　員　　齋場三高：㈱島津製作所