2015 夏号
写真撮影者/伊勢久㈱ 木部様
撮影場所/最新科学機器展会場(名古屋国際会議場)
6月10日〜12日、合計4,349人の来場者を迎え、3年に1度の中部地区最大の総合展が開催されました。
第23回最新科学機器展 第11回計量計測総合展 最新技術セミナー開催!
最新科学機器展の総括
最新科学機器展実行委員長 小澤惠子
「第23回最新科学機器展、第11回計量計測総合展、最新技術セミナー」が6月10日〜12日迄の3日間、これまでの名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)から場所を移し、名古屋国際会議場にて開催されました。当展示会は、3年に1度開催されます中部地区最大の総合展でございます。
イベントホール前にて(一社)日本科学機器協会
矢澤英人会長、東海科学機器協会八神基理事長、(一社)愛知県計量連合会鈴木登会長、フジサンケイビジネスアイ縣良二社長によるテープカットが行われ、開会式レセプションは、展望レストランにて執り行われました。八神理事長、鈴木会長の挨拶に続いて中部経済産業局正木朗産業部長からご祝辞をいただいたほか、愛知県、名古屋市からも来賓の方々をお迎えし開会式セレモニーを行いました。
6月10日と6月11日には、記念講演として炭素繊維強化プラスチック(CFRP)研究の第一人者であられる名古屋大学ナショナルコンポジットセンターの石川隆司特任教授と、トヨタ自動車計測技術部次長であり愛知県計量連合会副会長であられる大竹英世氏にご講演をいただきました。両講演とも多くの方にご聴講を頂きました。
今回の最大の企画としました「最新技術セミナー」には32テーマ参加企業が集まり、今展示会は130社(共同出展社含む)131小間で3日間で4349名ご来場いただきました。一小間当りの来場者数で見ますと33.2名で、JASISの17名の約2倍と出展効率のよい展示会なりました。展示各社も前回と比べ総じて3割以上はブースブースへの訪問が多かったようです。
新しい試みと致しまして、会場までの交通の便宜を計るため、シャトルバスの運行、会場内ではスタンプラリーを実施して楽しんでいただく企画も盛り込みました。そしてトヨタ自動車様からのご協力をいただいた燃料電池車「MIRAI」の特別展示をさせていただきました。
昨年3月に東海科学機器協会八神理事長より推薦を受け、まだまだ半人前の私が実行委員長という大役
を仰せつかり皆さんが助けて下さるから大丈夫だよとの言葉に已む無く了承し、副委員長には東海科学機器協会前理事であります島津製作所前名古屋支店長八代智様と東海科学機器協会役員並びにメーカー様総勢16名のご協力のもと準備委員会を発足致しました。なかでも島津製作所八代智さんは、4月から島津サイエンス西日本社長として大阪に移られましたが、絶大なるご協力を頂きました。心よりお礼申し上げます。
何もかも初めての私にとって色々な刺激がございました。色々な場面で勉強をさせて頂きました。3年前の開催は東日本大震災直後であり、日本経済は暗闇の中でございました。その中での開催決定は不安だらけのご心労だった事がこの一年少しの間、裏方の一人として携わった者として伺い図るものがありました。一極集中で出展されるメーカーさんが増える中、地方での開催はとても厳しいものがありましたが、第23回最新科学機器展は、メーカーさんディーラーさんのたくさんのご協力のもと開催にこぎつけることが出来ました事をこの場をお借りしまして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
最新科学機器展出展募集の時、東海科学機器協会理事長は、科学機器産業は、人々の「夢」を叶えるモノづくりの研究開発及び生産を支援する産業、展示会、セミナーなどを通じ多くのお客様から課題を教えて頂きそれらを解決して発展する企業とされています。
今、中部地区は世界に先駆けて発売をしたトヨタ自動車燃料電池車「MIRAI」、初飛行が待たれる三菱航空機「MRJ」、2027年開通予定の「リニアモーターカー」、勢いのある話題の多い地域です。何年か前、国会で質疑を醸し出した2番ではダメですかと言う言葉が今でも私の頭には、こびり付いています。科学の世界で一番を目指す研究者の皆様に取りましてこの言葉はとても強烈なダメージでした。研究、開発、生産のお手伝いができる私どもにとりましては、科学の発展はとても素晴らしいことであり、すべての企業が成長、発展して頂けるよう心から願っています。
最新科学機器展 開催レセプション挨拶
東海科学機器協会理事長 八神 基
本日を迎えることが出来、ご来賓の皆さま始め、お集まりの皆さまに先ずもって感謝申し上げます。最新科学機器展、計量計測総合展および最新技術セミナーを、ここ名古屋国際展示場にて、今日から三日間の会期で開催する運びとなりました。ここに至る間、ご出展いただきましたお会社さま、開催への準備で裏方をお勤めいただいたフジサンケイビジネスアイの皆さま、また共催いただいた団体さま、とりわけ特別協力いただきました日本科学機器協会さま、などなど皆さま方に深く感謝申し上げます。
さて、今回で23回を数えます最新科学機器展は、その第一回を昭和40年=1965年に、旧愛知県中小企業センターにて開催いたしました。これは東京での「全日本科学機器展」に遅れること5年、他地区の科学機器協会に先駆けての開催でした。ちょうど50年前=半世紀前のことです。爾来、当初は隔年で、途中からは開催地区間での調整に従い、3年毎での開催を重ね、今回が第23回となります。
会場はこれまで長く“吹上ホール”を展示会場としてきましたが、変えました。理由は、新たに加えました「最新技術セミナー」を開くのに相応しいスペースを設けるためです。この「最新技術セミナー」は、ユーザー様へのお役立ち情報のご提供にスポットを当て、商品の展示と併せての相乗効果を狙った企画です。お陰様にて、展示小間は満杯、セミナー枠も埋まりました。今回の展示会の目玉として、トヨタ自動車さまから、燃料電池車=MIRAIの出展をいただきました。私どもからの我儘なお願いを叶えていただき、感謝に堪えません。きっと、来場者の皆さまの興味関心は高いものと存じます。
当地区は愛知県が我が国の製造品出荷額で断トツのトップで、自動車関連産業を先頭にモノづくりで国内最大規模を誇っています。また、基礎研究~研究開発に関しましても、本日の記念講演をお願いしています石川先生のナショナル・コンポジットセンターなど、多くの先端的研究開発機関が立地し、近年のノーベル物理学賞・化学賞の受賞者が当地絡みであるように、強固な基盤がございます。
さらに「将来推計人口」の予測に依りますと、東京を中心とする関東地区と並び、東海地区だけが、今後とも人口の増加が見込まれる地域です。2027年のリニア中央新幹線の開通と相まって、愈々我が国の要となる地域です。究極エコカーである燃料電池車(FCV)では、トヨタさんのMIRAIが陸を走り始め、空では三菱さんのMRJが飛び始めます。当地区から生まれたこれらリード役が、我が国産業の裾野をさらに広く・深くして行くでしょう。
本日からの三日間、ご来場されますお客様を多くお迎えするよう、また、充分にご満足いただけますよう、ご出展いただきました皆さまにお願い申し上げまして、主催者からのご挨拶といたします。ありがとうございました。
記念講演レポート 6月10日(水)13:20〜14:20
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
複合材料の諸産業分野への応用の展望と、名大ナショナルコンポジットセンターの取り組みについて
講師 名古屋大学特任教授
ナショナルコンポジットセンター総長補佐
石川隆司 氏
最新科学機器展副実行委員長 島津 達
第23回最新科学機器展、初日6月10日の記念講演として名古屋大学ナショナルコンポジットセンター特任教授/総長補佐 石川隆司氏を講師としてお招きし、「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合材料の諸産業分野への応用の展望と、名大ナショナルコンポジットセンターの取り組みについて」という演題でご講演頂きました。会場は初日にもかかわらず、聴講者が約150名とほぼ満席でした。
最初に、軽くて強くて錆びないCFRPの特長やその製造方法と繊維形状の違いによる製品例を解かり易くご説明頂き、続いてCFRPの航空機への応用〜航空機構造重量に占める複合材料比率の変遷(ボーイングB787、エアバスA350におけるCFRPの適用例)とエンジンファン周辺構造のCFRP化について、CRFPの自動車への応用〜CFRPを自動車に適用し軽量化により排出ガス(CO2等)を削減することで、環境低負荷型社会を実現しようとするグローバル排ガス燃費規制動向について(自動車を100kg軽量化することができれば自動車走行距離1kmあたり約20gのCO2が削減できます)、各国における排ガス規制動向と各自動車メーカーのCFRP採用を含む軽量化対応状況等を解説頂き(今回トヨタ自動車様から特別展示頂いた燃料電池車MIRAIの高圧水素タンク、電池受けパッド等にもCFRPが適用されています)、あわせて日本における自動車用途CFRP活用の実現を目指し、名古屋大学ナショナルコンポジットセンターを研究拠点としたNEDOプロジェクト「熱可塑性(熱をかけたり冷やしたりして型を自由に成型できる性質を持った)CFRPの開発」の現状についてもお話し頂きました。
最後に日本のものづくりの中心地である東海地区と北陸地区の大学、公設試験場、企業等が連携して研究開発から生産までのCFRPの世界的な一大拠点を形成し、実用化を加速させる「東海・北陸コンポジットハイウエイ構想」についてもお話し頂き、全体として石川先生のCFRPにかける長年の熱意が終始聴衆に伝播した内容のご講演で、「炭素繊維とその複合材料(CFRP)は人類の宝」という先生の結びの言葉が印象に残った1時間でした。
記念講演レポート 6月11日(木) 13:20〜14:20
計測データはモノづくり現場の共通言語
講師 (一社)愛知県計量連合会副会長
トヨタ自動車㈱ 計測技術部次長
大竹英世 氏
東海科学機器協会理事 伊藤弘一郎
展示会2日目の記念講演は、トヨタ自動車㈱計測技術部次長 大竹英世氏をお迎えし「計測データはモノづくり現場の共通言語」というテーマでご講演頂きました。 お話頂いた内容は、トヨタ自動車の会社概要から始まり、自動車の開発試験に計測機器がどのように使用されているか、そして開発・製造における計測技術部の取り組みについてでした。さらに講演終盤では計測・計量に携わる人はどう意識を変え、働き方を変えるかという点についてお話し頂きました。
(講演要旨)
近年の自動車は、移動距離や車両サイズの多様化により、使用エネルギーも電気のみで走行するEV領域、電気とガソリンで走行するHV・PHV領域、水素エネルギーで走行するFCV領域へと進化している。それに伴いモノづくりの現場でも多種多様な計測機器を用い、設計・生産技術・製造分野において定量値による科学的アプローチが必要になってきている。
トヨタ自動車では「もっといいクルマをつくろうよ」をテーマに、もっと燃費のよいクルマ、早く走るクルマ、室内の広いクルマ、静かなクルマ等を「いいクルマ」と位置づけている。そこでキーとなるのが計測である。「はかれる」ものであれば、つくれるが、「はかれない」ものであれば、つくれない。そのため計測技術部としての役割は、はかれないものをはかれるようにする、評価する武器をグローバルへ展開する、正しくはかり続けるために「勝てる武器と知見の提供すること」をミッションとしている。現在、生産技術革新に向けた取り組みとして計測技術を活用したモノづくり改革をすすめ、見える化技術の提供、インライン・インプロセス計測に向けて先端計測技術の開発、運用ルール規格化に取り組んでいる。
しかし、一番重要なことは、人材である。豊田英二最高顧問のお言葉でもある「人間がモノをつくるのだから、人をつくらねば、仕事も始まらない」ことを念頭に置き、計測器を使うのも計測から得られるデータを活用するのも、最後は人であるので計測・計量に携わる人への期待として、「計測専門家=モノづくりの専門家」として意識し、活躍の場を工程の下流から上流へ・標準化された業務から標準化する業務へ・指摘型から提案型へと働き方を変えていく必要がある。そのため部員には「無くせないか、変えられないか、減らせないか」というテーマを与え、日々考えさせてフォローし、人材育成に重きを置いて努めている。
最後に、“まず計測ありき・・・すべては計測(測ること)からはじまる。確実に構造改革を実践して、業務革新を「図り」、モノを正しく「測らなければ」最後は自分が「謀られること」になる。”この言葉をご披露いただき、講演は終わった。
TKK第62回定時総会開催報告
東海科学機器協会副理事長 高木裕明
平成27年5月12日午後5時半より午後6時半まで、ホテル名古屋ガーデンパレス3階「葵の間」にて開催されました。当日は季節外れの台風が接近する生憎のお天気にも拘らず多くの方にご出席頂きました。議事に先立って八神理事長からご挨拶があり、本年6月開催予定の第23回最新科学機器展を成功させるべく集客の依頼とTKKの運営を次世代にスムーズにバトンを渡せるよう準備する旨のお話がありました。
その後規約に従い理事長が議長となり議事に入りました。最初に議事録署名人に㈱マイセックの間宮社長様、㈱栄屋理化の宮木社長様が指名されました。次いで伊丹理事より定足数の報告があり、会員総数104名中、出席者52名、委任状出席30名、合計82名で定足数を満たしている旨報告され直ちに議事に入りました。
第1号議案(平成26年度事業報告)は資料に従って高木副理事長より実施した事業や関係諸団体との交流事業など詳細に説明があり、議長が議場に諮ったところ異議なく承認されました。
続いて第2号議案(平成26年度収支報告)については財務担当の木下副理事長から収入、支出について詳細に説明頂いた後、監事を代表して各務監事より監査報告があり、議場に諮ったところ異議なく承認されました。
第3号議案(平成27年度事業計画案承認の件)では最新科学機器展など本年度の行事や関係諸団体との交流事業などについて説明したところ議場から質問や異議は無く全て承認可決されました。
続いて第4号議案(平成27年度予算案承認の件)については事業計画に沿った予算案について詳細に説明があり、議長が議場に諮ったところ満場一致で承認可決されました。
午後6時15分、前任の八代理事に替わり、新しく理事になられた島津理事より就任のご挨拶を頂き、その後総会の閉会宣言がなされ定時総会は予定通り終了いたしました。
なお、総会事項ではありませんが会員企業の後継者で組織するJET会の間宮会長より会の一年間の事業内容について説明を頂き、最後に本年の最新科学機器展初日にYES交流会が名古屋で開催されること、又JET会への会員募集について依頼があり、午後6時25分散会となりました。
挨 拶
東海科学機器協会理事長 八神 基
第62回定時総会
常日頃は当協会の運営に対しましてご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
また、前期におきましてはTKKの各行事へのご参加を通し、会の活動を大いに盛り上げていただき、ありがとうございました。役員・会員の皆さまからのご助力を頂戴し、この一年間、円滑にTKKの運営ができました。とりわけ私が理事長職に就いての初年度でございましたので、格別に皆さまのご厚情が身に沁みます。
さて、昨年のこの場において、私に与えられました任期中で為すべき、二つの目標を揚げました。
一つ目は、最新科学機器展の成功です。
この展示会の開催は、昨年の定時総会で、皆さまのご賛同を得て以来、鋭意その成功に向けて実行委員会を中心に準備を重ねてまいりました。いよいよ、来月10日から三日間の日程で名古屋国際会議場にての開催が目前に迫ってまいりました。準備は万端整いました。あとは、集客の動員が展示会成功の鍵であります。
二つ目は、TKK運営のバトンを、次世代へ引き渡すことであります。
本日の総会にてご審議いただく今年度の事業を整斉と進めつつ、11月頃から来期に向けての準備に取り掛かって参りたく存じます。会員の皆さまの更なるご支持に叶うよう努めてまいる所存ですので、どうぞよろしくご鞭撻ください。
懇 親 会
定時総会後の懇親会にあたり、先ずもってフジサンケイビジネスアイの斎木常務さま始め、最新科学機器展の開催につき、大変ご尽力いただいている荒井本部長と白石さま、また、展示会の共催団体である愛知県計量連合会の酒井専務理事さまには、この席へお運びをたまわり、ありがたく感謝申し上げます。
さて、最新科学機器展ですが、愈々あと一月と、開催が迫ってまいりました。この一年間、実行委員会を中心にTKKとしてその準備に、フジサンケイビジネスアイさまと一体となって当ってまいりました。もちろん愛知県計量連合会さまとも、手を携えて進めてまいりました。準備は万端であります。前回実績を上回って、展示コマは満杯、セミナー枠もほぼ一杯と、舞台の設定は成功です。しかし大成功、すなわち本当の成功を収めるには、多くの来場者を呼び込むこと、さらに、ご来場されご満足いただくことです。
是非とも、皆さま、お一人お一人が、更に言うと、皆さまのお会社挙げて、このご来場者の招致に対しまして、熱心にお取り組みいただくことが、来月10日から三日間での最新科学機器展が成功するかどうかの鍵であります。
ここでひとつ、皆さまにお断り申し上げておきたいことがございます。今回から来場者数のカウント方式を従来の度数計による手作業での集計から、実登録者数による集計へと変更いたします。従いまして、従来実績数と比べ大きく数字が変動すると思われます。今回、ご来場者の実態を正確に把握することを優先いたしました。
どうか、皆さまがこの集客動員に対しまして、熱意を傾けてお励みいただきますよう、切にお願い申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。
平成26年度 事業報告
第61回定時総会の開催
平成26年5月13日(火)PM5:00〜5:55に、ホテル名古屋ガーデンパレス3F葵泉の間で開催。
出席者84名(内訳/本人出席52名、委任状32名)。
議事
第一号議案 平成25年度事業報告の件
第二号議案 平成25年度収支予算書報告の件
同 監査報告
第三号議案 平成26年度事業計画承認の件
第四号議案 平成26年度収支予算案承認の件
第五号議案 規約修正の件
第六号議案 役員改選の件
議長 東海科学機器協会理事長 岡野忠弘
議事録署名者 (資)昭和理化 代表者 山岸 晃
議事録署名者 愛知電子工業㈱ 代表者 松本悦夫
第44回HOKT会
平成26年10月3日(金)
北陸・大阪・京都・東海の各科学機器協会持ち回りの懇親会で、今回は京都科学機器協会が担当。参加4協会22名。当協会からは、木下副理事長、中川理事、伊藤理事、水野監事の役員4名が出席し各地区協会と懇親を深めました。次回幹事は大阪科学機器協会。
ファミリーイベントの企画
平成26年8月31日(日)に、第7回名古屋港水族館見学会を開催。参加者25社178名(大人102名 子供76名)(昨年19社155名)。(詳細は、会報誌2014年秋号をご参照してください)
平成26年度研修会の開催
平成26年10月15日(水)に、ウインクあいち1101会議室で開催。参加者25社87名。事故なき社会株式会社・南福岡自動車学校 代表取締役/交通心理士 江上喜朗氏を招き、“イキイキ仕事をする為に〜交通事故を7割減らすたった2つの習慣〜”の演題で研修会を開催。
(詳細は、会報誌2015年新年号をご参照してください)
第53回野球大会の開催
平成26年10月25日(土)、平成26年11月 8日(土)に、北区洗堰緑地公園野球場で開催。参加13チーム 優勝・理科研、準優勝・カーク、3位・イソワテック。
(詳細は、会報誌2015年新年号をご参照してください)
平成26年度 技術見学会の開催
平成26年11月20日(木)に、中部地区の某鉄道関係研究所を訪問。参加者22社26名。詳細については、見学先のご意向により控えさせていただきます。
平成26年度 新年懇親会の開催
平成27年1月13日(火)PM6:30〜8:30に、ホテル名古屋ガーデンパレス3F栄の間で開催。参加者 59社 81名、
来賓 4社6名。(詳細は、会報誌2015年春号をご参照してください)
第24回ボウリング大会の開催
平成27年2月20日(金)PM6:30〜8:00に、ブランズウィックスポルト名古屋で開催。
参加者29社168名。
団体:優勝 日陶科学㈱・日本計量器工業㈱混成A、準優勝オザワ科学㈱A、3位 ㈱カークA
個人:優勝 佐々木淑一(日本計量器工業㈱)、準優勝:粟田道夫(オザワ科学㈱)、3位 鶴田賢一郎(㈱イリエ)
(詳細は、会報誌2015年春号をご参照してください)
TKKの関係諸団体等との行事
H26.06.13 (一社)日本科学機器協会総会出席(八神理事長、高木副理事長、岡野相談役)
H26.09.02 (一社)日本科学機器協会・臨時総会出席(八神理事長、高木副理事長)
H26.09.03 日科協展示会委員会(小澤理事)
H26.09.04 日科協70年史記事座談会(伊丹理事)
H26.10.03 第44回HOKT会出席
H26.11.19 日科協展示会委員会(小澤理事)
H27.01.08 日科協理事会・臨時総会(八神理事長、高木副理事長)
H27.01.23〜24東京科学機器協会懇親会(八神理事長、岡野相談役)
TKK会員増強活動
科学機器業界は、あらゆる産業の研究開発を支援しており、わが国が科学技術創造立国であり続けるために不可欠な存在です。そのためには、TKKの幅も厚みも益々充実しなければなりません。本年度は8社の入会、5社の退会がありました。平成27年3月終了時点では、104会員となります。会員増強活動は継続していかなければならない課題と承知しております。皆様の御協力も重ねてお願いいたします。
役員会・委員会等の開催
平成26年4月より平成27年3月まで26回の開催
役員会 11回、最新科学機器展実行委員会 8回、編集 7回の開催。
会報誌の発行
H26年度 第1号 H26.6.30 夏号 vol.351 220部
H26年度 第2号 H26.9.30 秋号 vol.352 220部
H26年度 第3号 H27.1.5 新年号 vol.353 220部
H26年度 第4号 H27.3.31 春号 vol.354 220部
以上、会報誌4回発行
入退会の記録
<ご入会> 8社
<ご退会> 5社
平成27年3月31日現在 会員数104社
平成27年度 事業計画(案)
新理事
東海科学機器協会理事 島津 達(㈱島津製作所 名古屋支店)
この度、八代前理事から引き継ぎ、東海科学機器協会の理事を拝命いたしました、㈱島津製作所名古屋支店 支店長の島津達(とおる)です。また合わせて3年に一度の「最新科学機器展」の副実行委員長の大役も仰せつかり、身の引き締まる思いであります。
私は京都出身ですが、入社以来ずっと営業畑(分析機器)で、大阪・東京・横浜・つくば・再度東京・京都、そしてこの4月より名古屋勤務ということになりました。前職の京都支店では、京都科学機器協会で6年間理事を務めさせて頂き、研修会や展示会、講師の招聘等に携わってまいりました。
名古屋は皆様もご存じのとおり、近年、燃料電池自動車「MIRAI」の発表で話題のトヨタグループを中心とした「ものづくり企業」の集積地であり、
また昨年「青色発光ダイオード」でノーベル物理学賞を受賞された天野、赤崎両教授が在籍する名古屋大学(ノーベル賞受賞者を6人輩出しています)、防衛ビジネスの拠点である航空自衛隊第二補給処、国産旅客機MRJへの導入が期待されている複合材料(CFRP)の研究拠点等、今後成長が期待されるキーアカウントを数多く有する国内有数の好景気なエリアです。
この愛知県を中心とした好景気を追い風に、会員の皆様との連携を密にして、会員各企業様の「ダイバーシティ(多様性)※注」をビジネスチャンスに活かし、東海地区の科学機器業界の発展に貢献していく所存ですので、ご協力、ご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
※注ダイバーシティ:直訳すると、「幅広く性質の異なるものが存在すること」「相違点」。さまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に活かすことにより、変化しつづけるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに最も効果的に対応し、企業の優位性を創り上げること。
かきゃあ あんたも 新入会員
社員の平均年齢は39.3歳
(有)アルファシステム代表取締役 宮地光彦
この度、新規会員として入会させて頂きました(有)アルファシステムです。平成11年に役員2名・従業員1名にて名古屋市名東区一社で創業しました。平成14年に名古屋市名東区香流に移転し、現在は従業員8名に増え、おかげさまで16期目を迎えることが出来ました。
弊社では、教育機関や公共研究機関をはじめ様々な分野のお客様に各種高圧ガス供給設備及びガス配管工事の設計・施工、また、試験計測機器、分析機器の販売・据付・付帯工事を行っております。これまでの工事実績に加え、平成22年には愛知県知事許可管工事業を取得、平成25年には愛知県知事許可機械器具設置工事業を取得し、さらなる信頼を頂ける体制も整いました。
また、近年では、燃料電池評価装置など民間企業のハイテクノロジー分野でも高い評価を頂いております。経験豊富な技術者が設計から設置まで、責任をもって行っております。
社員の平均年齢は39.3歳と若いですが、ガス配管の設計、評価装置の設計などは高いスキルを持った業界歴20年以上の技術者が行い、アシスタントや若いスタッフのスキルアップにも一役買っています。文系出身の社員も入社1年足らずでCADをマスターし、高圧ガスの資格も取得しました。
社内の雰囲気は非常に明るく、平均年齢39.3歳といっても20代から70代まで幅広い世代のスタッフが、老若男女の差なく日々コミュニケーションを取っています。従業員数は多くはありませんが、その分情報の共有がこまめに行われており、全社一丸となってお客様の対応をさせていただいております。
また、地域への社会貢献活動として、東海地区で開催される理科教室に毎年協賛させていただき、子どもたちの身近に科学技術を面白く語ることの出来る人を増やし、将来の科学技術の担い手である子どもたちを多く育てるための催しに積極的に協力をさせて頂いております。
地域に根付いた会社として、本会に於きましても皆様と交流を深めまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
かきゃあ あんたも 新代表
久しぶりの西日本
アズワン㈱名古屋支店 支店長 鍵井健一
平成27年4月1日付にて、アズワン㈱名古屋支店に着任致しました鍵井健一と申します。大阪出身でアズワンに入社をしてから10年少し大阪で勤務をしておりました。その後、東京仙台であわせて8年の勤務を経て、久しぶりに西日本に戻ってきました。
名古屋は20代前半の頃に遊びに来た程度で、初めてに等しい土地ではありますが、少しずつ町の名前や位置関係もわかるようになってきました。
また、名古屋に来たからには、ひつまぶしや味噌カツといった名古屋メシも楽しみたいと思っておりますので、お薦めがございましたら是非ともご紹介ください。
景気も回復傾向となり、東海経済も更に活況を取り戻してくる事が期待される中、TKKの会員皆さまの業績の伸展にできる限りお手伝いさせて頂きたいと思っておりますので、今後とも前任者同様、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
かきゃあ あんたも 新代表
環境試験器一筋
エスペック㈱名古屋営業所 所長 石橋忠浩
皆さま、はじめまして、環境試験器メーカー、エスペックの石橋と申します。
エスペック(入社当時は、タバイエスペック)に入社し、早28年目となりますが、そのうち、名古屋には今期で通算17年目の勤務となります。
TKK会員就任と同時に、最新科学機器展の実行委員会にも参画させていただき、右も左も判らぬまま、新人のような気持ちで、参加させていただいています。最新科学機器展が大成功となるよう、活動して参ります。
最後に、ますますの中部経済と東海科学機器協会の発展と世界から中部企業が注目されることを願い、微力ながら貢献できるようがんばっていきたいと思いますので、皆さまのご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
かきゃあ あんたも 新代表
温度計のメーカーです
日本計量器工業㈱名古屋営業所 所長 佐々木淑一
この度、代表者変更との事で、ご挨拶をさせて頂きます。日本計量器工業㈱佐々木と申します。
私は、東京での採用、福岡営業所を経て、名古屋営業所勤務となりました。
東京では、温度計製作の方に関わっていましたが、福岡で営業所勤務となり、その後、名古屋に転勤になりました。もう名古屋に来て25年、名古屋営業所勤務は長いので、今では殆ど名古屋の人になっております。
東海科学機器協会の行事は、ハゼ釣り大会の時から、今ではボウリング大会などで、何時も大変お世話になっております。
弊社は、ガラス温度計のメーカーとして、体温計から比重浮ひょう、理化学関係、健康機器(万歩計など)の販売、ギフト関係も取り扱っておりますので、行事などで記念品等のギフト商品のご入用などが御座いましたら、お問い合わせください。
今後ともよろしくお願い致します。
かきゃあ あんたも 新代表
新たな気持ちで
島津サイエンス西日本㈱名古屋支店 支店長 横地隆幸
4月1日付で名古屋支店長に就任致しました横地隆幸です。宜しくお願いします。
少し自己紹介させて頂きます。
昭和34年に名古屋の中村で生まれ、亥年の天秤座、55歳です。趣味は、ハーフマラソン参加。5月にも高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンに参加しました。ハーフマラソンを2時間以内に走ることが目標です。が、いつも大きな壁に跳ね返されています。
仕事では、2009年4月1日に名古屋から大阪に異動となり6年間の単身赴任を終えて名古屋に帰ることができました。経歴は、名古屋の学校を卒業して大阪に初赴任、3年後に名古屋に転勤となり、
23年間名古屋で過ごし。大阪では二度と仕事をすることは無いと思っていたら大阪に転勤で、大阪の生活を2度経験し、再度名古屋で仕事をすることになりました。大阪と名古屋の商売は違う面は多々ありましたが、これからは名古屋弁で思い切り仕事ができることに喜びを感じています。2度目の名古屋を新たな気持ちで臨むつもりでいます。
TKKの会員の皆様には、教えを請うことや、お力添えをいただくことが多々あると思います。これからも、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします。
その他新代表の方々
㈱サカエ 別府秀利 柴田科学㈱ 鵜峠勝彦 ㈱ダルトン 鈴木一世志 (敬称略)
第37回 JET定時総会のご報告
㈱東海試験機製作所 飯田貴司
場所:ラグナスイートホテル&ウェディング
担当:JET役員
報告者:㈱東海試験機製作所
4月24日(金曜日)に第37回2015年度JETの定時総会を名古屋錦にありますラグナスイートホテル&ウェディングにて開催いたしました。
今年の最大の議題は役員改選です。開会のあいさつに始まり、2014年度事業報告及び会計報告をさせて頂きました。
後に、2015年度事業計画及び2015年度予算案の報告を行い、会員の方々のご賛同を頂きました。続きまして役員改選の新役員の発表です。
新会長 ㈱マイセック 間宮康博
副会長 名古屋科学機器㈱ 岡野裕史
会 計 ㈱木下理化 木下顕良
理 事 オザワ科学㈱ 小澤大地
監 事 ㈱東海試験機製作所 飯田貴司
が拝命されました。
新役員での新たなスタートです。まずは6月10日からの科学機器展においてTKK様のサポートをさせて頂く旨の報告兼会員皆様の協力を仰ぎました。
総会終了後、参与の中野様にもご参加頂き、懇親会を行いました。恒例の記念撮影で締めくくりました。
最後に私、飯田が会長職を仰せつかって2年間。おかげさまで会員の方々のお力を借り、無事に職務を全うすることが出来ました。この場をお借りし御礼申し上げます。
YES代表者会議
㈱マイセック 間宮康博
5月21日(木)SJC主催により、神楽坂の「割烹 加賀」にてYES代表者会議を行いました。今回は、私も含め各地区で役員改選があり、引継ぎも兼ねた会議でもありました。新しい代表や役員の顔ぶれもあり、2回目の参加の私としては、とても新鮮な気持ちでスタートすることができました。
先ず、SJC代表常任幹事の荻田さんの挨拶から始まり、続いて各地区の代表者から活動報告・計画の発表があり、あの手この手と様々な切り口や取り組み方をお聞きし、とても参考になりました。また各地区課題もたくさんあることを知り、それに対して活発な意見交換ができた事は、今後のJETの活動の中で活かしていきたいと思いました。
その他、今年ビックイベントの6月10日(水)から始まる最新科学機器展の集客願いと、展示会の初日に開催するJET主催のYES交流会の参加の呼びかけと内容を発表して、会議は無事終了しました。
懇親会では、引き続き同じ場所で会食し、各地区皆様と親睦を深め、会終盤においては、老舗ならではの、お店の方による三味線での生唄もあり、とても有意義な時間を皆様と共有することができました。
最後に、今回設営準備にあたられたSJC並びに事務局の皆様、とても良い場所のご提供・ご配慮を下さりましたこと、改めて御礼申し上げます。
YES交流会レポート
㈱マイセック 間宮康博
6月10日水曜日ラグナスイート名古屋にて、YES交流会を開催し、各地区二世会からたくさんの皆様方にお越しいただきました。今回は三年ぶりのJET主催と言うこともあり、はじめは参加人数を心配しておりましたが、予想を上回る総勢54名もの参加となりました。
はじめに、私間宮の主催者挨拶からはじまり、続いて各地区二世会代表者としてSJC荻田代表常任幹事のご挨拶を頂戴しました。
乾杯の挨拶には、東海科学機器協会 八神理事長から、YES結成に至るまでの貴重なお話を頂戴し、改めてYESの歴史を重んじ、各地区二世会全体で、YES交流会を継続・連携し、盛り上げていかなければならないと深く感銘を受けました。
そして、乾杯の発声で歓談がはじまりました。歓談では、各地区二世会の皆様方が、思い思いに交流を深めている様子を、ふと客観視したときに、時間を掛けて準備した甲斐があったと主催者冥利に尽きると感謝しつつ、改めてYES交流会は、様々なイノベーションをおこす場であり、大事な行事であると確認させられました。
そして会中盤にさしかかったところで、JET恒例の余興がはじまり、場をさらに盛り上げてもらいました。(良し悪しは皆様のご判断にお任せします。)
続いて各地区代表からORKⅡ、ASK、九若会、JACKの順にご挨拶やご報告のお話しを頂戴し、そしてJET飯田監事の中締めで、大盛況のうちに交流会を終えることが出来ました。これもひとえにJET会員はじめ各地区二世会の皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げる次第であります。また各地区協会を代表する参与様のご列席を賜り、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
会員だより 足元を見られるな
㈱コクゴ 名古屋支店 榑林智将
皆さんの会社では朝礼をされていますか?
弊社では毎日、朝礼をしています。本日の行動予定と挨拶の唱和等々。
唱和する挨拶(スローガン)に
【清潔感 身だしなみは信頼感と親しみやすさ】があります。
たしなみ=嗜み[好み・能力・作法]
身嗜みは[おしゃれ]と同じ意味合いに使われますが、本来は[他人に不快な感じを与えないように礼儀・作法を守り、身なりなどを整える事]
私が身嗜みで心掛けている事に定期的に靴の手入れをしています。
海外の一流ホテルや銀座のクラブでは男性の時計と靴で客のランク付けをするとかしないとか。高級な靴を履くより、しっかりと手入れをされているお客様には、しっかりしたサービスをされるそうです。
(どちらも行ったことがないので未検証です)
靴底が擦り減っていたり、汚い靴を履いている人は、どこに行っても信用されない気もしますが。
学生時代、デパートの紳士バッグ売場でアルバイトをしていました。お客様が来ない時間帯は売場の革小物をせっせと磨いていました。
店頭のライトで乾き干からびた商品が、革クリームを塗り磨くと光り輝いた気がして嬉しくなったのを今でも覚えています。
靴は文句も言わず自分を支えてくれています。人間は心を擦り減らし靴は踵を擦り減らしています。そんな謙虚な相棒に1~2ヶ月でもいいので手入れして敬意を表しましょう。心を落ち着かせて行えば普段では考え付かないアイデアも生まれるかもしれません。
某有名な風水の先生曰く、大地の学問で幸運は土からやってくると考えられています。土と接する靴はとても大事で運勢が悪い時はピカピカに磨いた靴を履けと言っています。
一緒に磨いているのは自分自身の内面であって欲しいですね。
余談ですが、私が磨き終えた靴で出社する最初の日は高確立で雨が降ります。
嫌な事は水に流せよと相棒のメッセージでしょうか。
会員だより 本と搭乗券の半券
コフロック㈱名古屋支店 林 静
5月11日に東京から名古屋に転勤してきました。引っ越しの荷物の受け取りが終わり、大事にしていた本をめくっていたところ、一枚小さいチケットのようなものが落ちてきました。初めて来日した時の搭乗券の半券でした。
搭乗券のインクは薄くなって、本に赤ペンで入れていたマーク、感想などの色もオレンジ色っぽくなりました。文章の隙間に私が書いていたメモに目を引かれました。
横軸は試してきたチャレンジの数で、縦軸は自己価値の関数図でした。
(Find a place where you can be challenged.)試してきたチャレンジが多ければ多いほど、自己価値もより多く発見(実現)できます。逆に、チャレンジを怖がったリ、受け入れたりできなければ、自己価値の発見(実現)も原点「0」に近寄ります。
これを見て、なんとなく当時の気持ちを思い出しました。私は自分の点の位置を高くまで持って行きたくてここに来ました。日本語学校に通って、大学を卒業して、就職して社会人になって、あっという間の8年でした。
現在コフロック株式会社の名古屋オフィスで勤めており、社会人の責任を十分に感じながら、日々営業として頑張っています。何事も始まりが難しいと認識し、自分なりに最大限のチャレンジを試していきます。何に対しても、いつまでも最初の気持ちを忘れずに、自己価値を発見(実現)したいと思います。
気づいたら、もう昼の時間がきていました。搭乗券をテープで丁寧に包み、再び本に挟みました。
会員だより お薦め書籍
壽工業㈱ 伊丹勝司
近年なかなか本が売れない、と出版業界の嘆きが聞こえてきますが、それでも良書と呼ばれるものが減っているわけではなく、特に各書店は店構えや品揃えなど販売方法に工夫を凝らし面白いお店が増えていますので、お近くの店舗で本を探すお手伝いになればと。
1 『動的平衡』
著者=福岡伸一
発行所=木楽舎
定価=1524円(税別)
今、もっとも面白い分子生物学者だと思います。生物を構成する分子は日々入れ替わっているなかで、その肉体、タンパク質の集合体に、なぜ「いのち」が宿るのか。生命の「背景」にある「時間」とは。いったい、生命とは何なのか。たいへん分かり易い内容となっています。また、「年齢を重ねるとどうして時間が経つのを速く感じるのか」については目から鱗でした。身体の成り立ちに興味が持てるようになり、健康管理に役立つようになりました。科学技術の振興に寄与する当協会にこそ、お薦めできる一冊です。
なお著者のコラムは、毎週日曜日・日経新聞の文化欄にも掲載されています。
『生物と無生物のあいだ』
(サントリー学芸賞受賞作)
『世界は分けてもわからない』
以上、講談社現代新書
『できそこないの男たち』光文社新書
『せいめいのはなし』新潮文庫
『動的平衡2』木楽舎 他多数
2 『隠蔽捜査』(吉川英治文学新人賞受賞作)
著者=今野敏
発行所=新潮文庫
定価=630円(税別)
遅咲きの作家です。警察小説ですのでミステリー性の高い読み物と思われがちですが、どちらかと言えば社会派小説としての感が強く、人の生き様や家族の在り方などもテーマになっているようです。また昨今話題になることが多い公務員の倫理観や待遇問題などが組織論と絡められており、より一層深みを感じられる内容となっています。
なお本作を第一作として、現在シリーズは第七作を数えます。
隠蔽捜査シリーズ『果断』『疑心』『初陣』『転迷』など 他多数
名古屋のグルメ リレーでご案内
エスペック株式会社の中村誠様よりご紹介いただきました、オザワ科学株式会社の岩根です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、弊社は創業以来名古屋錦に本社があり、私自身も名古屋瑞穂区の事務所に入社以来在籍しておりますが、名古屋に住み始めたのは3年前からです。まだまだ名古屋市民としては新人の私ですが、今回、フランス料理のレストランを紹介させていただきます。
場所はJR中央線千種駅もしくは地下鉄千種駅から徒歩3分の「とれふる」という店です。広小路通り沿いのマンションの1階、フランス国旗がかかっているのが目印です。
「とれふる」とは四つ葉のクローバーという意味で、店内の入り口の自動ドアがそのモチーフになっておりお洒落です。扉を開けると目の前は厨房。そして通路脇のワインセラーが盾となり、客席が見えない間取りになっており、お客さんの出入りに気を遣った造りになっています。テーブルにセットされた真っ赤なプレートが印象的で、落ち着いた雰囲気がこれから始まる料理を一層楽しみにしてくれます。
メニューは全てコースになっておりますが、どのコースでもボリュームはもちろん、厳選された野菜を多く使っているのが特徴で、私自身はメインディッシュ以上に前菜がお気に入りです。店の方が丁寧に料理の説明をしてくれますが、覚え切れないぐらい一品あたりの野菜の数が多いです。
フレンチというと、今までは敷居が高いイメージを持っていましたが、ヘルシーな料理とリーズナブルな料金で、今風に言うのであれば「CP(コスパ)がいい!」、リピーターが多いのも納得です。お店の雰囲気と、少しコンパクトな店内の造りなのも足を運びやすい理由だと思います。気軽にフレンチを楽しみたい方、ちょっといつもより贅沢な食事をしたい時などに、是非足を運んでみて下さい。お店の方(オーナー)のダンディで渋い声は一見(聞)の価値アリです。
お店の場所:フレンチとれふる
名古屋市東区葵3-25-23 ジョイフル千種1階 TEL.052-856-7711
営業時間:月~日ランチ11:30~14:30(L.O.13:30)月~土ディナー17:30~22:00(L.O.21:00)
日・祝日ディナー 17:30~21:00(L.O.20:00) 定休日:火曜日
URL http://r.gnavi.co.jp/n637900/
次回は、伊勢久㈱ 石原さんがご案内します。
東海科学機器協会 2015年度第1回役員会議事録
日 時 2015年4月7日(火)
場 所 名古屋国際会議場 221会議室
出席者 八神理事長、木下副理事長、高木副理事長、小澤理事、伊丹理事、中野理事、伊藤理事、林理事、岡野理事、
島津理事、山田理事、中川理事、各務監事、水野監事、オブザーバー:吉田展示会事務局長
議 題
(1)TKK事業計画推進について
講演会…伊藤委員長から、最新科学機器展で開催される日科協「科学学習教室」を研修会と位置づけ、会員参加者の費用(参加費3,000円)の半額を補助する旨及び日科協情報に併せ補助の案内を行う旨の報告がされました。
編集委員会…高木委員長から、会報誌「春号」の発送、日科協の「リレー放談」の投稿者、最新科学機器展の記事担当者及び携帯版会員名簿作成について報告がされました。
(2)最新科学機器展について
・小澤実行委員長から、当会議の前に行われた最新科学機器展実行委員会の報告がされました。
・小澤実行委員長報告後、記念講演者にお渡しする招待状、PRポスター(3枚作成)活用のPR活動及びスタンプラリーの景品について討議がされました。
(3)その他
退会審議
㈱鈴木理化学様より出された退会届について審議され、3月31日付をもっての退会が承認されました。
平成26年度事業報告書及び収支決算承認の件
事務局より、事業報告書及び収支決算書の内容が報告され、議場において一部修正の上承認されました。収支報告書の微細な変更については、理事長一任で承認されました。
平成27年度事業計画書及び収支予算承認の件
事務局より、事業計画書及び収支予算の内容が報告され、議場において一部修正の上承認されました。収支予算の微細な変更については、理事長一任で承認されました。
東海科学機器協会 2015年度第2回役員会議事録
日 時 2015年5月12日(火)
場 所 ホテル名古屋ガーデンパレス 5階松の間
出席者 八神理事長、木下副理事長、高木副理事長、小澤理事、伊丹理事、中野理事、伊藤理事、林理事、岡野理事、
島津理事、山田理事、中川理事、各務監事、水野監事、オブザーバー:吉田展示会事務局長
議 題
(1)TKK事業計画推進について
①講演会…伊藤委員長から「科学学習教室」の申込状況が報告され、八神理事長から、参加者増員の協力要請されました。
②編集委員会…高木委員長から、本日配布する携帯版会員名簿(代表者写真入り)の案内と会報誌「夏号」の記事内容の報告と執筆の依頼及び会報誌広告の申込状況が報告されました。
(2)最新科学機器展について
・小澤実行委員長から、当会議の前に行われた最新科学機器展実行委員会の報告されました。
(3)その他
①退会審議
アニマルジェネティックジャパン㈱様より出された退会届について審議され、退会が承認されました。
②定時総会及び懇親会について
会議資料に基づき、定時総会及び懇親会の段取りが確認されました。事務局より出席予定者数が報告されました。
③日本理化学硝子機器工業会「第63回全国大会」
6月7日(日)-8日(月)に南知多にて開催される旨、当日総会に理事長が出席する旨が報告されました。
④名古屋市技能功労者表彰の該当者調査について
事務局より、市経済局から上記該当者の確認の書面が送られてきた旨の報告がありました。
⑤平成27年度名古屋市産業立地促進補助金のご紹介
事務局より、市経済局から上記補助の案内があった旨の報告がありました。
⑥八神理事長から、日科協「ACHEMA(アヘマ)2015の調査研修ツアー」の参加者募集の案内と
6月10日のYES交流会の案内がされました。
東海科学機器協会 2015年度第3回役員会議事録
日 時 2015年6月2日(火)
場 所 銀行協会503会議室
出席者 八神理事長、木下副理事長、高木副理事長、小澤理事、伊丹理事、中野理事、伊藤理事、岡野理事、
島津理事、山田理事、中川理事、各務監事、水野監事、オブザーバー:吉田展示会事務局長
欠席者 林理事
役員会前(13:30-14:30)に、全役員及び最新科学機器展実行委員合同で最新科学機器展における役割及び分担が確認されました。
議題
(1)TKK事業計画推進について
①ファミリーイベント…林委員長が欠席のため、事務局より添付資料に基づき報告されました。開催は8月30日(日)とし、例年通り名古屋港水族館で開催、募集人員も例年通りの180人とする予定です。
②見学会…島津委員長から、NHKテレビ小説で話題となったウイスキー工場の見学会を、11月13日(金)もしくは27日(金)に実施で検討したい旨報告されました。
見学先はサントリー山崎蒸留所とし、行程面から新幹線の利用も含め検討となります。
③講演会…伊藤委員長から「科学学習教室」の申込状況が報告されました。現時点参加者は、「真空関連機器」は38名、「環境分析」は定員の46名で、参加費のTKK補助額は97,500円となります。
④編集委員会…高木委員長から、会報誌「夏号」の記事状況の報告と協力の依頼がされました。また、会報誌広告の申込状況が報告されました。
(2)その他
①八神理事長から、6/26(金)開催の日科協理事会及び定時総会に高木副理事長2名で出席する旨報告されました。
②八神理事長から、7/7(火)開催の役員会、最新科学機器展反省会及び慰労会の時間と場所の確認がされました。
③事務局から、2015年度委員会・部会担当割当(昨年同)と定時総会及び懇親会の結果が報告されました。
東海科学機器協会 2015年度第1回編集委員会議事録
日 時 2015年5月7日(木)
場 所 名古屋銀行協会4階407号室
出席者 高木委員長、伊丹副委員長、伊藤委員、岡野委員、齋場委員、小島事務局
オブザーバー:木部(伊勢久)、野村(デザインスタジオ スポーク)
議 題
(1)2015年編集委員会日程について
6/22(月) 夏号校正、8/5(水) 秋号企画、9/15(火) 秋号校正、11/10(火) 新年号企画、
12/16(水) 新年号校正、春号の企画・構成日程は後日取り決めることとなりました。
(2)携帯版会員名簿について
・携帯版会員名簿作成の進捗状況を確認しました。
・写真の集まりが悪いため、編集委員で分担して依頼をすることとしました。
・5/12(火)開催の定時総会で会員へ配布するため、締切を5/9(土)の午前中としました。
(3)会報誌「夏号」企画
・事務局作成の掲載記事案の確認。
・最新科学機器展については、日別の詳細記事は取りやめ、全体のとりまとめ記事1本としました。
また、記念講演(2講演)の記事を掲載。石川教授の講演記事を㈱島津製作所、大竹次長の記事を㈱三弘に依頼することとなりました。
(4)会報誌記事の申込状況
現時点の申込は11社(1頁2社、1/2頁9社)。昨年掲載で未申込の4社の確認を進める予定としました。
東海科学機器協会 2015年度第2回編集委員会議事録
日 時 2015年6月22日(月)
場 所 名古屋銀行協会4階407号室
出席者 高木委員長、伊丹副委員長、伊藤委員、岡野委員、齋場委員、小島事務局
オブザーバー:木部(伊勢久)、野村(デザインスタジオ スポーク)
議 題
会報誌「夏号」校正
定時総会等年度初めに関わる記事と、最新科学機器展の記事が中心となりました。
最新科学機器展の開催が1週間程前と、日にちが少ない中でご投稿をいただきました。
今年度の広告も、掲載申込を頂いた14社からスタートとなりました。
本日の編集委員会で夏号校正はほぼ完了し、予定通り月末発刊で進めることとなりました。
各社広告
編集後記
◎鬱陶しい梅雨の時季になりました。最近は地球温暖化の影響に加えて都市部のヒートアイランド現象も相俟って局所的な豪雨が増えると予想されております。充分気を付けていきたいものです。さて5月の総会に続き6月に開催されました最新科学機器展は皆様方のお陰で盛況裡に終了致しました。有難うございました。来場者へのアフターフォローも抜かり無くお願いしたいと思います。いよいよTKKの諸行事が始まります。先ずは8月のファミリーイベントへ多くの会員企業のご家族が参加されますこと期待しております。宜しくお願いします。(H.T.)
◎拙文ながら、今号の会員だよりにて「お薦め書籍」をご紹介させて頂きました。夏を迎える前のこの梅雨の時期、雨が続いて休日を家で過ごすことが多くなりましたら、ぜひ読書の時間を増やしていただければと思います。またこのコーナーが読者の皆様に好評のようであれば連載化して、楽しい本をもっともっとご紹介したいと考えています。(K.I.)
◎先日、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公職選挙法が参院本会議で全会一致で可決で成立しました。「25歳以上」から「20歳以上」に引き下げられて以来、70年ぶりの改定のようです。若者の政治離れに歯止めが掛かり、将来の日本について少しでも多くの若者が語り合い、夢や希望が持てる社会を切望しております。(K.ITO)
◎6月1日から道交法が改正されました。合羽の売り上げもすごいとか。近所の公園に子供たちと自転車3台で出かけるとき、自分は道路標識に特に気を遣います。改めて軽車両という事を意識させられます。空は梅雨空、今のうちにしっかり勉強していきたいものです。(H.O.)
◎東海地方も梅雨空の中、ジメジメした日が続いています。私が子供の頃は、梅雨といえばシトシトと豊かな雨が降り大地が潤う恵みの季節であったと記憶しておりますが、地球温暖化の影響からか近年は被害が出るような豪雨や雷雨が多くなりました。地球環境保護の大切さをひしひしと感じています。(M.S.)
◎3年に一度開催の最新科学機器展も、梅雨時の開催ではありましたが、大きな天候の崩れもなく無事終了することができました。実行委員会皆様のご尽力と会員様のご協力が実を結んだものと思います。8月に予定しているファミリーイベントを初めとした今期各イベントが今後続きます。引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。(S.K.)
会報編集委員
委員長 高木 裕明:伊勢久㈱
委 員 伊藤弘一郎:㈱三 弘
委 員 齋場 三高:㈱島津製作所
副委員長 伊丹 勝司:壽工業㈱
委 員 岡野 裕史:名古屋科学機器㈱
事務局 小島 司郎:㈱ヤガミ