TKK60周年のもつ意味
東海科学機器協会 理事
各務隆弘 朝日テクニグラス株式会社
新年を寿ぎ、本年もTKKを何卒よろしくお願いいたします。
混沌とした政治、経済の長い道のりに幾分食傷気味ながら、それでも新たな年を迎えるについて抱負を持って臨みたい。今年は60周年記念事業が10月3日に予定される名古屋観光ホテルでの式典を核に様々な周年事業が計画されています。
当協会は1953年、日本理化学機器商工会・東海支部として20社の参加から発足したところに起点があります。その後1960年に東海科学機器協会設立の経緯を経て現在に至っています。
法人であるTKKも人で言えば数え年61歳の還暦の年となる。還暦は「華甲」とも言い、華を分解すると十が6個とひとつの一となり61を表している。甲は甲子(きのえね)で年の意味があり12支の最初。数え年61年目に生まれ年と同じ干支に還る。
これらの意味から単なる周年行事ではなく、今一度60年の変遷を「温故知新」に倣いながら連綿と続く近未来に思いを馳せ、あらためて100年の計を形成するに重要な機会にも思えます。
間断の無い事業改革委員会の諸施策もさることながら、TKK会員の皆様の積極的な参加と、ご意見がTKK運営の根幹となります。ここに重ねてご支援をお願いする次第です。
今年一年の皆様の更なる活躍を期待申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。