東海科学機器協会の会報

No.344 2013 新年号

新年を迎えて

東海科学機器協会 理事
古米一博 株式会社日立ハイテクノロジーズ 中部支社

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新たな年を迎え、今年は飛躍できる年でありますように祈念しております。
初の名古屋経験も2年弱経過いたしましたが、国内外の情勢は相変わらず厳しく、特に近隣国との問題や、TPP参加問題、対アメリカとの関係や国内においては景気の問題、高齢化社会の問題、そして今だ震災で被害を受けられた方々も苦難の状況が続いていることなど、新たな政治の力で現状改善や決断が少しでも進むことを祈念しております。
昨年の明るい話題としてロンドンオリンピックでの日本人選手の活躍が印象に残ります。特にチーム力や選手間の絆には皆さまも感動されたと思います。日本人の良い気質がチーム力や絆として発揮されたことは、同じ日本人として少し誇らしく感じられたのではないでしょうか。
理化学機器の業界も非常に厳しい状況が続いておりますが、もう一度初心に戻り、ユーザーのニーズや望んでいる本質は何かを問い、それに関わる人がチームとして対処していき、メーカー・販社・サービスそしてユーザーとの絆が強まり、日本として他国に負けないものつくりができることを夢見ております。
今年も皆さまのご支援をいただきながら科学機器の発展に微力ながらも寄与していければと思います。なにとぞよろしくお願い申し上げます。