平成26年の年頭にあたり
東海科学機器協会 副理事長
木下 実 株式会社木下理化
東海科学機器協会の会員の皆様、明けましておめでとうございます。
平成26年の初春にあたり、新年のお慶びを申し上げます。
昨年は当協会の創立60周年でした。企業で申しますとその平均寿命は35.6歳と言われています。先輩方や現会員の皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。
干支(えと)においては、十二支(じゅうにし)と十干(じっかん)を組合せると60種の組合せができ、一巡して最初の甲子(きのえね)にもどる年にあてはめると60年かかることになり、60歳を迎えた人を祝う習いに「還暦」があります。60年たつと生まれた年の干支(えと)にもどり、もう一度生まれ変わって出直すという意味があります。
2020年には東京五輪決まり、また2027年には超電導リニアによる中央新幹線が開業されます。また本年4月には消費税が5%から8%、すぐに10%になろうとしています。日本を取り巻く環境も更に厳しくなることでしょう。
昨年はワトソンとクリックによってDNAの二重らせん構造が発見されて60年になります。現在に至ってはその技術革新は計りしれないものがあります。60が一区切りと振り返ればTKKにおいても新たな年を迎えた事でもあり、変革の平成26年でもあります。新たな息吹で「研讃と親睦」を深めるTKKであることを願います。
最後に当協会へのご支援およびご協力と事業への参加をお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして実り多い年となります様祈念申し上げます。