東海科学機器協会の会報

No.381 2022 1月号

新年のごあいさつ

東海科学機器協会理事長 高木 裕明

 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては楽しいお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。
 さて昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい度重なる緊急事態宣言発令により私たちの事業活動や生活が大きく制約を受けました。先ずもってお亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げるとともに罹患された方々の一日も早い快復をお祈り申し上げます。
 当協会の事業につきましては、昨年度書面決議となりました定時総会を2年振りに対面で開催することが出来ましたが、総会後の懇親会やファミリーイベント、技術見学会は密になる可能性が高いことにより中止とさせて頂きました。只、昨年は10月以降感染者数が全国的に激減しましたので、60回記念大会となりました野球大会は9社の会員企業にご参加頂き例年通り実施することが出来ました。尚、栄えある優勝は接戦の末、島津製作所様が勝ち取られました。又、講演研修会は昨年同様Webでの開催とし、今年度は「仕事の生産性をあげる片づけ術」と言うタイトルで誰にでも役に立つ内容で実施し多くの方にご視聴頂きました。事業運営に当たられた役員の皆さん、そしてご参加いただいた会員企業の皆様に感謝申し上げます。又、新しい試みとして名古屋市科学館主催の小中学生対象の「科学創作コンクール」に協賛し科学工作部門にて東海科学機器協会賞を贈呈させて頂きました。今後継続して協賛させて頂くことにより当協会の知名度向上に役立てていきたいと思います。
 なお、今年度も残すところ新春懇親会とボウリング大会、ゴルフ大会となります。新春懇親会は感染防止のため例年の倍の広さの会場でテーブル席にて実施する予定でございます。又、ボウリング大会は競技のみの催しとなりますが、ゴルフ大会につきましては3密にならない会場を確保してプレー後の懇親会、表彰式も実施する予定でおります。感染予防処置を徹底いたしますので奮ってご参加賜れば幸いでございます。
 更に来年度事業ではございますが、本年6月2日(木)から4日(土)にかけまして当協会主催の展示会を実施いたします。今回から名称を一新しまして「みる、はかる、未来へつなぐ科学機器展」とし名古屋国際会議場で行います。最終日の土曜日は平日に見学しづらい方やお子さん方に科学に興味を持っていただけるイベント日として実施したいと思います。是非皆様方のお子さんやご家族の方に来て頂きお父さんやお母さんの会社がどんな仕事をしているか見て頂ければと思います。多くの方々にご参加頂きますようよろしくお願いいたします。
 さて本年は寅年でございます。相場の格言では「寅は千里を走る」と言われ、古来、寅は千里を行き、千里を無事帰るという勇猛さを示すという言い伝えがあります。寅の勇猛さにあやかって元気よく協会事業を実施し本年が有益な一年になることを願っております。
 まだまだコロナウイルス感染が終息せず、更にコロナ変異株の蔓延が危惧されていますが、従来同様に感染予防処置を徹底して頂き、皆様方そしてご家族の皆様が罹患されないようお祈りするとともに協会の発展と会員各社のご繁栄を祈念し年頭のご挨拶とさせて頂きます。本年もよろしくお願いいたします。