東海科学機器協会の会報

No.284 2001 1月号

21世紀・2001年を迎え

東海科学機器協会 理事 小澤 嚴(オザワ科学株式会社)


皆様、新年明けましておめでとうございます。
21世紀を迎え、何かいつもと違う清々しさを感じ取ろうと努力しています。
 世紀末に全世界を沸かせたニュースは、アメリカ大統領選でしょう。結局ブッシュ氏が勝ちましたが、かなりおおざっぱな選挙に見えました。同時に世界を引っ張っていくリーダー国としては、大きなマイナス点がついてしまいました。日本でも同時期、首相の資質が問われ、何時でも分解しそうだがなんとかもっている状態が続いています。
 このような状況下、日本経済はどうなんでしょう。勝ち組と負け組が綺麗にセパレートされ、ますます格差がついた、依然厳しい状況で推移しています。個人消費も落ち込んだまま動こうとしません。私達の業界も同様、低いレベルのままですが、以前と違い僅かでも日の当たる業種がある事だけが救いです。
 さて私はこの厳しい21世紀・2001年を迎え、本業・協会・趣味・体力に対して、(1)前向き(2)スピード(3)継続、この三つを基本として行動し、皆様と共に清々しい年にしたいと張り切っています。どうか今年もよろしくお願いいたします。