東海科学機器協会の会報

No.317 2007 秋号

[ 会員だより ] バリ最高!

柴田科学(株)名古屋営業所
佐村 宗則


02_016仲間と行く海外旅行は最高だ。インドネシアのバリ島は僕も仲間たちも特にお気に入りの場所である。赤道直下の暑い温度に雨季の雨による空気感。空港から街に向かう車内から見える照明のオレンジ色。レゴンやケチャなどの伝統芸能とガムラン音楽。まさに異国情緒満載の場所であり、本当に海外旅行に来たんだって感じられる場所である。

最近はバリ島もモダンなホテルやスパなんかが出現してずいぶん都会っぽくなってしまったけど、ちょっと郊外に行けばそこは素朴な昔ながらの雰囲気が残るまさに楽園だ。緑に囲まれたガーデンレストランや田園風景を眺めながらの食堂など気軽に食事にありつける。たいがい海外に行くと不満になるのは食事だがバリの食事にまずハズレは無いと言っていい。昼はワルンと呼ばれるローカル食堂で食べるナシチャンプルはピリカラで特に最高だ。夜はレストランでもいいが屋台でも十分満足できる。ナシゴレン・ミーゴレン・サテアヤムとビンタンビールでホント最高。しかもバリは物価が安いのである。ランチに200円、ディナーに500円ですんでしまう。

両替屋で10,000円を替えると約820,000ルピアになる。まさに札束である。支払いはそれなりの枚数のお金を払う事になるが日本円にしてみると驚くほど安いので得した気分になれるのである。だからホテルも日本の感覚でお金を出せばプライベートプール付きヴィラに泊まれる。朝起きてまず部屋のプールで軽く泳いで目を覚まし、その間にプールサイドに朝食をセッティングなんて事が普通に可能なのだ。もちろん僕らの部屋にいつもプールは無いが。

買い物は値切って買うのも案外楽しい。日本人だと思うと高額な(日本と同じくらいの)値段を言ってくる。そこを交渉して買うのである。Tシャツ1枚で1,000円と言ってきたから5枚で1,000円で買ったり。きっとお互いに得した気分である。スーパーマーケットでCDを買った。まだ正規ではCD1枚しか出ていないバンドなのにベスト盤が売ってたりする。もちろん即買いだ。

そんなバリ島は本当に好きな場所であるが最近少し問題もある。1つはテロがあった場所でもあり、安全性に不安が残る事。もう1つはセントレアからガルーダ・インドネシア航空の直行便がない事である。今後はいつまでも安全な場所であり、直行便の復活を願って次の旅行の計画を練っているところである。