東海科学機器協会の会報

No.294 2003 新年号

2003年 新しい年を迎えて

東海科学機器協会 理事 小澤 嚴(オザワ科学株式会社)


13-14 協会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
 昨年は、金融システム不安、デフレ悪循環、IT・半導体不況などの影響により深刻な不況に陥り、回復の兆しが見えないままに本年を迎えました。私達の東海地区は、大変厳しい中にも自動車産業・国の科学技術振興予算に支えられ、他地域と比べて比較的活気があったようですが、総体的には厳しく推移しました。
 このような状況下、会員会社からノーベル受賞者が誕生いたしました。誠におめでたいことです。我々の科学分野における事業が如何に世の中の役に立っていることか、改めて認識を強くいたしました。
 さて今年は、協会の創立50周年という節目の年でもあり、同時に第19回最新科学機器展も開催されます。また、協会行事も見直しの検討に入っており、大変にぎやかなスタートを切っております。協会員の皆様方には今後益々ご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げます。私も微力ではありますが、元気に前向きに対応してゆく所存でございます。
 最後になりますが、協会の益々の発展・会員会社様のご繁栄・皆様方のご健勝を心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。