東海科学機器協会の会報

No.294 2003 新年号

またまた、新しい年を 切り開いていこうではありませんか

東海科学機器協会 理事 柿坂嘉則(株式会社島津製作所名古屋支店)


8-17 会員の皆様には益々ご健勝で清々しい新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 昨年の寄稿では、もっともっと苦しい年になるかもしれませんが、早く手を打って実行することを心がければきっと明りが見えてくると確信しています、というようなことを申しあげました。が、世の中なかなか明るい兆しが見え隠れしている状態で、曇りというよりは晴れまたは雨ところにより曇というようなわけのわからない天気のようです。
 間違いなく貧しいときもあったけれど平和であったと思われる日本に、良い意味でも悪い意味でもGlobal化が押し寄せています。私が好んで乗っていた United Airlineが破産申請を行ったというNewsを聞いたとき、なんと米国は依然強い経済力を持っているのかと感心させられ、同時にJALがこのような状態になったら日本政府はどのような対応をとるのだろうかという野次馬的興味も沸いてきました。 今年ももっともっと厳しい年になろうかと思いますが、慣習にとらわれず良いことは良いとして実行に移していけば必ずや晴れ間が見えてくると信じております。
 今年も皆様のご健闘をお祈りいたします。