東海科学機器協会の会報

No.296 2003 夏号

[ TKK創立50周年記念事業レポート ] ごあいさつ

東海科学機器協会 理事長 岡野 忠弘


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 1953年(昭和28年)5月12日、日本理化学機器商工会東海支部は、会員数20名で発足。設立総会は1960年(昭和35年)5月21日。定期総会にて東海科学機器協会が会員数25名で発足。東海科学機器協会も50年の歴史を経て105社の大人数を抱える協会に成長させていただきました。65年にはTKKニュース1号が発刊されております。と同時に、第1回の最新科学機器展が名駅前の名古屋市中小企業センターで開催されております。
 さて、初代支部長 樋口仙治(島津製作所)氏以来、岡部弥助氏、吉永 正氏、八神順一氏、伊丹寛一氏、津坂武昌氏の歴代の支部長・会長・理事長の諸先輩、そして七代目岡野忠弘の長い歴史の上に、今回五十周年を迎えますこと感慨深いものがあります。2005年の愛・地球博開催、中部国際空港開港など東海地区を取り巻く環境も充実することになり、科学立国を目指す施策にのり、我々の業界の展望は明るく光り輝いております。研究開発支援産業にありまして、今後とも業界の切磋琢磨がますます必要になり、IT化の大波に流されないよう、うまく乗り切る必要があります。会員のすべてがIT武装されますことを願ってもおります。これからの10年は今までの80年に匹敵いたしましょう。そんなかにありまして、会員相互の親睦を図り科学技術の振興に寄与いたす所存であります。