〔年頭所感2010〕 十干・十二支
東海科学機器協会理事
木下 実 株式会社木下理化
明けましておめでとうございます。
十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」と十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の組合せとなる干支が10と12の最小公倍数60年で一周し生まれ年に戻る。これを六十干支ともいい、この干支が60年で一巡しつまり61歳(満60歳)になると生まれた年と同じ干支にかえることから、還暦といわれるようになった。還暦の語源や由来は文字通り「還」は「かえる」「もどる」という意味で「本卦還り」ともいい、生まれた年の干支に還ることは「生まれた時に・・つまり赤ちゃんに還る」という考えや赤色が持つエネルギーを補うということから、お祝いとして近親者が赤いちゃんちゃんこや頭巾、座布団をおくる習わしがあった。小生も今年還暦を迎えるにあたり還暦無縁と思っていましたが本来の由来を調べてみました。人生の一つの区切りであることを認識をして。
東海科学機器協会会員の会社のご繁栄と皆様方のご健勝を祈念申し上げます。