〔会員だより〕メタボ夫婦の山登り
㈱イビコーポレーション 林 謙

数年前から子供たちが全く相手をしてくれない。仕方がないので(?)嫁さんと二人で出かけることに。
二人共どちらかと言わなくても「メタボ」であるので、健康のため体を動かそうと、まずは近郊の田舎道を休日に歩きだした。
ある日、南宮大社の裏山に遊歩道があることを聞き、出かけてみた。階段状の歩道を大汗をかきながら頂上まで何とか登ってみると、なんと景色のいいことか、なんとおにぎりがおいしいことか、ここから目覚めた二人の山登りが始まりました。
早速近くのスポーツ店でトレッキングシューズとポールを買って、初めての登山届を出した「養老山」、紅葉を過ぎてしまった「夜叉が池」で手を洗い監視員のおじさんに叱られた「三周ヶ岳」。毎週末近くの山々に登り、はじめはあまり気が進まなかった私が、嫁さんの仕事の休みを気にしながら登山ガイドを買いあさり次の山行を計画し、週間天気予報に気を配る日々となろうとは。
山に登るようになって、当り前のことですが「一歩一歩足を前に出していれば、必ず頂上に立てる」このことが毎日の生活の中でも実感できるようになりました。最近ではなんと3000m級の山にも挑戦して、今年の6月には、初めての山小屋泊まりとして蓼科山に挑戦。八ヶ岳の開山祭前日でしたが、北八ヶ岳は静かで、登山道も人が少なくゆっくりと景色を楽しみながら山頂を目指しました。
山頂ヒュッテに早めに着いて2530mでのビールは最高にうまかった。また、年に何度もないと小屋のおやじさんが言うほどの天気に恵まれた感動の夕焼けと雲海からのご来光を眺めることができました。
頂上からの景色はそこに行ったものしか見ることができない大きなご褒美であり、また登りたいと思ってしまう媚薬のようなものです。嫁さんとの山行は次第にエスカレートして次はテント泊について情報収集中です。準備が整い次第「いざ北アルプス縦走」のつもりですが、なかなかまとまった休みがなく実行できるのはいつのことやら。
今は北アルプスの峰々に思いをはせ、ガイドブックを眺める毎日です。