〔TKK野球大会優勝〕 祝!!優勝!島津製作所
第49回TKK野球大会決勝戦を振り返って
島津製作所名古屋支店 八代 智
今年は、試合日の天候に恵まれず決勝戦は、12月19日に開催されました。優勝は株式会社島津製作所、準優勝は株式会社カークです。以下、島津製作所側から決勝戦を振り返ります。昨年、カークに負けて準優勝となった島津が雪辱を果たした試合でした。
冬とはいえ晴天で暖かい日差しを浴びて、名城公園野球グランドにて、13:15に、島津先攻、カーク後攻で試合が始まりました。1回裏に、カークが1点を先制しました。島津に嫌なムードが漂う中、2回表に島津・元森遊撃手のタイムリー2塁打で1点を島津が返しました。その後、この日が誕生日であった島津・船橋一塁手の見事なバースデーアーチで1点を追加しました。
また、6回裏に迎えた無死1、2塁というピンチを、島津・大谷投手と島津・安藤捕手のバッテリーによる緩急を織り交ぜた絶妙なピッチングとバックの守りで無得点に抑えました。その後、投手戦の様相を呈し、早い試合運びで経過しました。カークも島津と同様に攻守共にバランスの取れたチームでしたが、接戦の結果、島津がカークを抑えて2対1で勝利しました。MVPは、島津・船橋一塁手が選ばれました。平成20年(島津優勝)に続いて2度目のMVP獲得です。
思えば、第一試合に強豪チームである理科研株式会社と当たり、同点で試合終了。その後、選手総当りのジャンケン戦において、最後のジャンケン戦に勝った島津・斉田中堅手も評価されるべきです。理科研戦は、4点リードからのまさかの逆転、そして島津として踏ん張ったものの同点で終わったことをチーム全員反省し、修正を行いました。その後、準決勝の株式会社テクノ西村戦では、島津は7対0と快勝。理科研戦で逆転を許した島津・大谷投手が意地をみせて完封勝利をしました。
試合で流れをつくった選手を中心に報告してきましたが、忘れてはならないのは、春から雪辱を果たすために、練習グランド手配や準備をしてくれた島津・吉川選手、嶋本選手、工藤選手などの部員たちのことです。島津チームを率いた林監督をはじめとして、将にチーム一丸となった勝利でした。そして決勝戦に参加した全員が怪我もなく無事終えられたことが、この喜びを一層大きなものにしました。
最後に、MVPを獲得した島津・船橋一塁手のコメントを記して報告を終えます。
「昨年の雪辱を果たし、優勝出来ましたこと非常に嬉しく思います。自身の誕生日の試合で、デッドボールで出塁し帰塁できたこと。勝利につながる弾丸ライナーでの《バースデーアーチ》を打てたことが大変嬉しいです。勝ち続けることは、非常に難しいですが、来年も優勝します。最後になりましたが、今大会にご尽力いただきました大会関係者の皆様に心から感謝申し上げます。」