東海科学機器協会の会報

No.279 2000 1月号

ミレニアムを越え、勝ち組へ!!

東海科学機器協会 理事 浅野 尚孝(日製産業株式会社)


あけましておめでとうございます。

 昨年は、ドラゴンズがリーグ優勝し、TKK会員の皆様には、晴れやかに新年を迎えられた事と思います。
 新聞によりますと、ドラゴンズ優勝は過去4回ありましたが、その4回とも不景気の真っ最中でありました。しかしドラゴンズが優勝すると、その次の年は、株価も大幅に上がり、景気が回復するという、素晴らしいジンクス?があるそうです。
 11年11月29日付の日経新聞にも報道されましたが、アジア向け輸出の増加に伴い、NKK、川鉄などの鉄鋼関係はフル生産状態が続いているようです。鉄鋼最大手の新日鐵も、10月からフル生産体制に入ったと報道されました。又、三菱化学、三井石油化学などの石油化学大手も、エチレンを中心にアジア向け輸出が拡大し、あのバブル期1990年の生産高に並び、過去最高の生産高になっているとも報道されました。
 半導体関連、エレキ産業もすでに回復過程にあり、2000年は我々にとって、フォローの風が吹く時と確信します。
 しかし、勝ち組と負け組がはっきりする時代でもあります。
 方向、舵取りを誤らずに、是非頑張って良い年にしたく思います。
 皆様の更なるご健勝をお祈り申し上げます。